たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

小説

日向まさみち「ロンリー・コンバット!」に描かれる、ロリコンという名前の業

ロリコン先生が生徒を本当に愛するのは悪いことですか? 日向まさみち『ロンリー・コンバット!』(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース エキサイトニュース書かせていただきました。 にしてもねー。ロンリー・コンバット!posted with amazlet at 11.0…

わたしたちともだちだから、今死にたいですね。「ともだち同盟」を読んで悶々としてほしい。

森田季節先生という作家さんがいます。ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート (MF文庫J)posted with amazlet at 10.06.29森田 季節 メディアファクトリー 売り上げランキング: 146425Amazon.co.jp で詳細を見る「ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート」は一…

見えない自由が欲しくて見えない銃を撃ちまくったところでどうなる?「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」

WEB拍手で教えてもらって一気に読んだ本。確かにみなさんが絶賛するだけのことはあって、死ぬほど面白かったです。 一応ラノベというジャンルの意識もあってのことか、女の子たちもちょっと最初は浮世離れした魅力が強かったのですが、後半になるにつれて…

夜の廃校で女の子は殴りあう。「赤×ピンク」

あっというまに読み終わりました、ってくらいツボでした。 そもそも殴りあう女の子がとにかく好きなんだもん。絶対、自分この観客席側に座って女の子の殴り合い見ていると思いますもん。 「廃校の校舎を改築した非合法ファイトクラブ」という、まるでバキの…

なつみさんの瞳はどろりとしていた。大槻ケンヂ「新興宗教オモイデ教」

初出は1992年。15年前ですかー。 「毒電波」をテーマにした非常に個性的で奇怪な小説が、オーケンの初長編小説となりました。 世界を斜めに見ているかのような、主人公が一人称で語る物語です。 いきなり最初の時点で、ヒロイン(?)のなつみさんが発…

熱い国へ行こう!「オーケンののほほんと熱い国へ行く」

オーケンのエッセイとしては、1991年なので一番最初になるんじゃないかなと思われます。 題名のとおり、のほほんとインドとタイにいくのですが、かなりオーケンビジョンがしっかりとこの時から刻まれているんだなあと感じさせる、温かくも人間を見ている…

電波虫は飛びかって私に電波を送るの。大槻ケンヂ「リンウッド・テラスの心霊フィルム」

大槻ケンヂ、最初の詩集です。本として発売されたのも、初めてですね。ナゴム時代のものと、メジャーデビュー後のもの、そしてオーケンのショートストーリーが収録されています。 1990年に初版が出ています。現在は文庫版が発売中。コレクターなら初版の…

マリみてOVA第三巻のジャケットがすごすぎる件。

2回目OVA3初回限定DVDマリア様が見てる ネタバレ注意、っていうかネタバレであるかどうかすらわけのわからないすごいジャケットでした。 これ一瞬コラかと思ったじゃないか。 んで、中に入ってるのはローマイヤ先輩ってことでいいんですよね?え、違…

乃梨子がイキイキ走っています〜マリア様がみてる・クリスクロス〜

そろそろ感想書きたいなあと思いつつ、ネタバレは色々地雷が多すぎるんですよね今回。でももう色々たぎりすぎてて書きたいので、極力ネタバレを避けつつ、感じたことと百合への思いを書きたらしていきます。ただ、「これはOKかな?」という部分までは書き…