たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

防弾チョッキの素材についてしらべてみた。

友人と楽器練習してて、ひさしぶりに調子こいてベースひいてたら爪割れました。たまごまごです。しかも左指です。折る要素があまりにも少ない。
 

うっへ、ぶにょぶにょだ。こんなんでなぜに弾丸通さないのかなぞでしかたないです。衝撃を吸収してしまうらしいですが、まるでネットに当たったバレーボールみたいに見えてしまいます。ナイフも通さないそうで、柔よく剛を制すってとこでしょうか。
まあこれは、新素材なのですが、現在でも防弾チョッキは常に開発されています。
まあ、防弾チョッキというくらいだから、弾丸に対しては万全を期しているだろう、と普通は考えるのですが、実際はそうでもないです。
防弾チョッキを試してみたくなった二人を悲劇が待っていた(なんでも評点)
なんともやりきれない^^;どうせなら防弾も手榴弾防ぐのも一緒にすりゃいいじゃんとか思うんですが、それぞれ用途が違うので、同じ防弾チョッキでも防ぐことができないのです。
では、防弾チョッキと呼ばれるものは、そもそも何でできているのでしょう。しらべてみました。
 
ボディアーマーwiki
あらゆる防具服の総称をこう呼びます。
かつては絹や木綿を編みこんだものを使っていたというから驚き。とはいっても、それは昔の黒色火薬銃だったからで、実際に今の銃で撃ったら何枚重ねても貫通すること間違いなし。
その後、ナイロン製へと変化し、今ではアラミド樹脂のケブラーが主流です。これを超える銃はどんどん出ているので、それに対抗できる新素材はどんどん開発中。
これで普通の弾丸はとまるのですが、仕組みは「弾丸を絡め取る」こと。言ってみれば、木綿で防弾していた時代と仕組みに変わりはなく、硬い板で跳ね返すのではなく、柔らかい網で衝撃吸収する、という考え方です。当然、刃物やボウガンなんかにはかないません。
 
そこで、チョッキの下に防弾プレートを装着します。
セラミックスやチタン製。こちらは「跳ね返す」仕組みですね。これがまた重いんだなー!10から20kgぐらいになります。もっとも、チョッキだけだと、人間の弱点「首」が丸出しなので襟元も立たせるチョッキもあります。一部のSWATなんかは鎧状になってますね。最終的には昔の騎士のように、全身鎧になるんかな。あ、押井守のケルベロスみたいだ。あるいはダースベーダー
SWAT実際の映像
http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3DKlX11OuzpNY%26ext%3D.flv
ショック映像注意。SWATのほうも撃たれてるっぽい(弾丸はずれた?)ですが、無事ですね。くれぐれも、ショック映像なのでうかつに押さないように。
 
ほんで、ケブラーってなんぞや。
ポリアミド系樹脂
出来るだけ簡単にまとめてみます。はしょってるので、くわしい突っ込みはなしの方向で。
原子がぐわーーーっとくっついて鎖状になってたりするものを、ポリマー(高分子)といいます。破裏拳のほうではありません。
原子がいっぱいくっつくためには、主に炭素と水素が必要になります。炭素が入ってると、ご存知のとおり焼くとこげます。有機化合物というやつですね。食品は全部こげるので有機化合物です。砂糖なんかはまだそんなに複雑ではないのですが、アミノ酸みたいのになってくると、非常に複雑になってきます。
最初は鎖状に規則正しく並びます。しかし、その鎖ものびればのびるほど、ぐじゃぐじゃに絡まり始めます。ネックレスなんかをまとめて箱にいれた状態を思い浮かべるといいかも。
この状態でひっぱると、さらに絡まっちゃって、にっちもさっちもいかなくなりますネ。こうして、ポリマーは、ほどけずらくなります。この状態が、熱に強く、ひっぱっても切れない状態です。
こうしてからまった分子のさらに一部がぬけて、他とくっつくことがあります。これを「縮合」といいます。
よくジュースに入ってたりお肉にはいっている「アミノ酸」を、こうやってぼんぼこくっつけていくと、強力な繊維「ナイロン」ができるそうです。
同じような流れで、ポリマーの隣り合った水素同士がくっついて絡まりあい、防弾チョッキに使うケブラーができます。芳香族の共重合反応、でわかる人はそれで理解してください。つまり、ケブラーは「ものすごくからまってほどけにくて、しかもくっついちゃってる鎖」です。もう世界的マジシャンでもそうそう簡単に脱出できる鎖ではなさそうです。
実際、「ほどけにくい=溶けにくい、切れない」、というわけで、強度や耐熱はなんと鋼鉄の5倍。すごいな!しかもこれ、結晶化してるので、たいていのものぶっかけても溶けません。もーんのすごく濃い硫酸のみ、溶かすことができますが、火であぶっても溶けないので、戦闘中にはまずボロにならないと思ってよいでしょう。まあなんだ、乱暴な言い方ですが、ダイヤみたいな感じです。
ピンとこなかった場合は、クモの糸を思い出すといいと思います。スパイダーマンがぶら下がってるああいう糸は、おそらく重縮合された強度の糸です。引っ張っても切れない、というイメージはあんな感じですね。
ちなみに、ケブラーというのは「デュポン社」の商標で、正式名ではありません。実際には「アラミド樹脂」の一種だそうです。
 
ケブラー写真
繊維なので、なんだかやけに柔らかそうですね。これが鋼鉄の5倍ってんだからびっくりです。
摩擦でやぶれて欲しくない物といえば。
すぐ擦れてしまうバイクの手袋。こういうものにケブラーを使えば、そうそうやぶれません。高いけど。
耐熱性にすぐれているので、こういう使い方ができます。
動きやすい、熱に強い、そんなのが必要な代表職業といえば、「消防士」。彼らの手袋はケブラー繊維です。
引っ張りにつよいのでこんなとこにも使ってます
なーるほど、バイクやスクーターのベルトは熱と引っ張りに強くないとだめか。ケブラーならワイヤーやチェーンよりも切れない伸びないってわけだ。初めて見たときは、こんなゴムっキレでだいじょぶなんか??と思いましたが、鋼鉄より硬く、チェーンよりなめらかだってんだから、信用してもいいですね。
野球の硬球もケブラーですよー
防弾チョッキどころじゃなく、意外と身近なところに転がっているようです。ケブラーさん。高いけど。
 
実際にケブラー(アラミド)が使用されていて、販売されているものを見てみました。
警察とか軍隊用お値段
台湾警察で使用されているものです。結構なお値段しますねー^^;まあ、命守るんだから、当然といえば当然な値段なのかしら。
フィリピンで使用されているもの。
防刃チョッキのほうは、ナイフ、包丁、日本刀などでも切れません。直角突刺検査済みだそうで、斉藤一牙突も防げるかもしれません防げないと思いますが。防刃チョッキは必ずしも防弾ではないので、それぞれ別物みたいですね。防弾防刃チョッキ、なんてどっちにも使えるのもありますが、お値段はお高め。
USA製
鉄砲はくわしくないのでわからないですが、細かく対応銃についてのべられてますねえ。くれぐれも買うときは対応銃がどうなのか気をつけたほうがよいようで。あ、銃だけじゃないか。弾丸の種類理解してないとだめですね^^;
選び方。
なるほど、口径でチョッキ変えないといけないんですね。
っていってもさあ!「とっさのなんちゃら」とはいえ、そこまでなってくると、とっさもなんもないような気がします。めーっちゃ高い防弾チョッキ着てるときにナイフにさされたとかショボすぎる。
オールインワンなんて、ないんだなあ^^;

自衛隊の防弾チョッキ。まあ参考程度に。
陸自ファッションショーという感じです。おすぎに見せたいです。迷彩色についてはまあ今回は置いておいて、防弾チョッキチェック。
プレートなしですが、いやあ、ぱんっぱんですね。右利きの人用か、右肩パットがでかいです。本物なら他の装備も全部あわせて予想総重量50kg以上?
防刃チョッキもいまでは繊維強化プラスチックで軽くなりました。
確かにぱっとみて着てるかわからないです。通気性がいいというのも、普段から着用している必要がある人には重要なポイント。
しっかし、コンビニ店員で、日常からこれ付けてるようなとこで働くのいやだなー^^;
 
現在では、新素材「ザイロン」なんてのもあります。
グラフ見ると、ザイロンが突出して高い性能をもっているのがわかります。えーとなにでできてるかってーと、ポリパラフェニ・・・・べんべろべろれん。えーとよくわからないけど、すごいらしいです。
現在でもケブラーにかわる新素材(切れない、貫通しない、軽い、熱に強い)素材が開発されているようです。それがさっきの液体防弾、とかでしょうね。
一番いいのはそんなのない世界なんですが、今はきれいごとも言ってられませんね。この技術が、レジャー方面でもどんどん使えるようになればいいなあ。建物に応用して、自動車突っ込んできてもこわれないとかどうだろう!・・・あ、柔らかいからダメか(´・ω・`)
 
オマケ
イラクで犬用防弾チョッキ支給
1着1000$ナリ。たーかーいー!イラク人がコレを見てバカにされていると感じるのではないか?という余談付き。
イラクで働く息子へ:プレゼントは防弾チョッキ
うっわ、複雑ー^^;在庫不足で、自分には防弾チョッキなし、とか、マジありえんワ^^;とはいえ、軍事費縮小しろ!と手放しで言っているから起きる事態なんでしょうけどね。もっとも、むやみに兵隊を、装備なしで送り込むのが一番の問題なのかもしれません。
くもの糸で防弾チョッキ
実用化も検討されるほどの高硬度。スパイダーマンがどおりで強いわけだ。4mmの太さの糸で600kg支えられるほどです、実現すればすごい話です。が、クモの糸はカイコみたいに簡単に集められない。そうそう簡単に作れるほど、あまくはありません。しかし、クモの糸を超える強度+自由度を持った素材は人間は作れないそうで。クモはすごいよ、クモは。
SWATっぽい防弾チョッキ
もちろんフェイク。安すぎるし。でもちょっとかっこいいな!と思ったりするけどコレ着てて間違って撃たれたらやだなと思う自分は小心者。
腹に付いた分厚い脂肪が防弾チョッキの役割を果たした(なんでも評点)
えーとえーと・・・し、脂肪はすごいな!(ほめどころをあたふた探している
防弾パンツ
http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3DcPUfnrhO53o%26ext%3D.flv
 

ほんとにこの国だらもう^^;理由はコレ。怒った韓国ネチズン達が、一斉にサイバーテロや集中アクセスをほどこし、FIFAのHPをダウンさせたそうです。なんつーかもうサッカー関係ないし。ちなみに、ぜんぜんオフサイドじゃなかったりします。動画や静止画でかなり詳しく解説されてますね。ってか、どっちにしてもスイス勝ってたんじゃw
 

なんかやったら男前口調のプ○さんラブ。プリティなピグ○ット、暗いイー○ゥ、キレ親父ラ○ット、熱血っ子テ○ーガーなど、突っ込みどころおおすぎ&激ラブリー。本家よりこっちのほうが好きだ!
 

「涼宮ハルヒの憂鬱」とか「ライブアライブ」拾い読み

ハルヒ12話「ライブアライブ」におけるカメラと視点
確かに、少しあがっている。キョンの姿勢がわかるアングル構成。いやー、こんなところまでこってたのね。
ベースとハルヒのツインボーカル(4040)
ベースの子とドラムの子のファンになった人も多いのでは。ドラムの子、かわいいよね。チョーカーすきすき。
某校内の様子その1その2その3
トイレの張り紙まで同じだ。こんなでかい吹き抜けの玄関のある学校、うーらやましーなー。渡り廊下の外にイスやテーブルがあってくつろげる、というのは北海道ではないなあ。後ろには山もそびえており、圧迫されていない広々とした学校のようですね。いやー、これはステキな学校だわ^^
長門版、涼宮ハルヒの憂鬱1予告
http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3DZNP1Ia7H2w8%26ext%3D.flv
長門さん、大雑把すぎですw
ドラムマニア版God Knows
http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3DJ4L4zskVGzw%26ext%3D.flv
3倍速くらいだべか。コレ作った人すごいなあ^^;ちょっとバスドラずれてる気もしますが、ハイハットのきざみの変化もしっかり見れます。ドラムコピーの参考にもなります。