オタクが融解した、「げんしけん」二代目が、つらい
「げんしけん」は大好きなマンガのひとつです。
だからこそ、すきだからこそ。
つらい。
今の斑目ハーレム編、めちゃくちゃ面白いです。
個人的には17巻を読んだ上でも「やっぱり笹原妹じゃないかなー」派です。
ってくらいに楽しんでいます。
でもさ。
これもう「オタク」じゃないんだよね。
「へたれ男子の恋愛物語」として面白いだけになってしまった。
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これは「げんしけん」のストーリーテリングの問題ではないです。
時代が変容したからです。
「オタク」という存在が、無くなってしまった。
それだけのこと。
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「げんしけん」一巻は2002年。
2002年のアニメ挙げてみましょうか。
「キングゲイナー」「おジャ魔女どれみドッカーン!」「シスタープリンセスRePure」「灰羽連盟」「最終兵器彼女」「まほろまてぃっく」「東京ミュウミュウ」「朝霧の巫女」「アベノ橋魔法☆商店街」「あずまんが大王」「ラーゼフォン」
だいたい雰囲気分かっていただけると思います。
ネット黎明期。2ちゃんができて少したってる時代。
ニコニコ動画はない。
エヴァショックからはちょっと解放されていた。宮崎勤事件からも解放されつつあった。
オタクという言葉が少し後ろめたい、アニメ好きというのがちょっと恥ずかしい。
ハルヒなどのアニメがまだ登場しておらず、アニメマンガ好きの輪はできていたけど、それほどオープンでもない。
そんな時期です。
笹原がオタクであることを曝け出せる場として現代視覚文化研究会を見つけた、という第一ステップ。
心にトラウマを抱えマンガと戦っていた少女荻上の物語が、第二ステップ。
両方の流れの傍観者、「非オタク」としての象徴が咲ちゃんでした。
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今はがらっと変わりました。
「げんしけん」二代目開始時点からもう変わっているんですよね。
初期はBL好き女子が勢力をきかせる空間としての現代視覚文化研究会を描いていました。
もう一つは悩める女装男子、波戸くんの物語として。
荻上や波戸の過去のこじれは、ここまでですでに解消済み。
一期の頃の「オタク」のあり方は、斑目の一段落で大きな転機を迎えます。
この巻で、かつての、00年代の「オタク」像は終焉を迎えました。
「オタク」というステータス。「オタク」というコミュニティにいることへの依存。「オタク」と社会人を両立する楽しさ。
これが終わってしまった。
終わったというのは「オタクではなくなった」という意味ではないです。
「オタク」という語が融解してしまった。
だからこそ、旧式オタクの斑目は、掴みどころを失います。
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斑目って、実は90年代タイプのオタクなんですよね。
笹原は00年代タイプ。
何が違うって、95・6年代に「アニメ」を見るオタクじゃない層が増える前後の差。
笹原は「オタクな人っているんだろうなー」という感覚がある。
斑目はその前の層だから、オタクを自分で見つけないといけなかった。
ネットワークの無い時代に、アナログにみんなで集まってワイワイやる感じ。
ネットワーク対戦じゃなくて、向き合って2人プレイ。
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その斑目の、自分のアイデンティティとしての「オタク」はもう必要ない。
尖らなくてよくなった。
ざっくりいうと、みんなコーサカでよくなった。
他のげんしけんメンツと違って、一見すると「オタク」じゃないコーサカ。
鬱屈や困惑が一切ない。表にオタク趣味を出しても平気になった。
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いいことだと思います。
荻上のような悩みや苦しみがない。
くがぴーみたいに、そこに所属するしかないんだろうな感もない。
っていうかくがぴーもすっかり、いいとこの社員さんですし。
咲ちゃんポジの子も今いない。
いや、多分咲ちゃんが今やってきても、以前ほどヒかないと思う。
だって、斑目みたいに隠してうじうじしてないから、「はいはい」で終わるだろうし。
咲ちゃんと斑目がつけた最後のケリは、「90年代オタク」の終焉だったように思えます。
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一方で入ってきた、笹原妹。
今回のキャバクラ話おもしろかったですね。
そういう感覚なんですよ。
前も出しました。この本ほんと面白いから読んでみて。
オタクとサブカルが融合しつつあるのは、わかりやすいと思います。
ここにヤンキーも入る。
もうライトにヤンキーしていて、オタクやサブカルな接触をしても、気にならない。
まさに笹原妹と斑目のやりとりが成立するのは、ココだと思います。
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もうここまで、自我である「オタク」が不要で、こそこそ隠す必要がなくなり、男女の垣根もゆるくなり。
ここで「オタク」を描く必要ってあるんだろうか?
「オタク」を題材にした作品は増えています。
でも基本みんな明るいんですよね。鬱屈なんてない。
「俺妹」の桐乃なんかは鬱屈もあったし、めっちゃくちゃ尖ってた(エロゲーは今の主流ジャンルじゃないよ!深いよ!!)と思います。
割りと見た目や行動じゃなく、中身はレトロオタク気質。
「メイド喫茶」系のマンガはどうなんだろう? 秋葉原文化にそんな触れてないからわかんないや。
コミケに行くキャラは、普通のマンガにすらいるようになりましたね。
このマンガめっちゃくちゃ好きです。
アニメマンガが好きで、面々も垢抜けてなくて。で、可愛い後輩がいて(ココが許せんぞ!ちゃんと見ろよ!!)。
垢抜けないっていっても、このファッションです。十分明るい。
ファンタジーよりですが、「デンキ街の本屋さん」も清く正しくオタクしてますね。
でもオタクというよりも実はこの作品、「自己肯定」の物語だと思っています。
エロマンガを読んでもいいんだ! BLを楽しんでもいいんだ!
その流れで「人を好きになってもいいんだ!」
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「げんしけん」も、これらのマンガと近い、10年代のオタク……いやもうオタクって言葉もないな、趣味人集団のコミュニケーションマンガに舵を切りました。
斑目ハーレム編は、斑目というコミュニケーション不全な人間がどうすればいいのか迷走する話。
出てくる女の子は、言い換えれば「現実」ですよね。
ファンタジー度としては
波戸>スー>アンジェラ>笹原妹
かな。右ほど「現実」に近い。
波戸くんはいうなれば「理想の女性」を演じている男の子なのだから(性同一性障害ではない)、当然一緒にいて心地よいはずです。
アンジェラがもうちょっと日本にいたらなー。「OTAKU」と恋愛が描けるのに。
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とても明るくて、幸せあふれる恋愛マンガとしての「げんしけん」
楽しいです。
楽しいけど、読んでいて辛い。
ぼくは斑目世代感覚。90年代オタクですね。
そこにさようならを告げられて、若い世代でよろしくやりますよ、という流れになってきた。
もう、自分を重ねあわせるキャラクターは、いない。
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まだこっちのほうが共感できます。
大人オタクだからね。まわりにこういう友だちも多いし。
なんかガチガチにオタクってわけじゃないけど、ずるずる続いちゃうのもわかる。
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せめて、「げんしけん」が、自分が「OB」になって「若いもんはいいのう」と眺められたら。
でもそうじゃないんだよね。
屈託がないもん。悩みがないもん。
全く関係ない世界の出来事なら「いやー!キラキラする!尊い!」ってなる
けど、半端に近いだけに、もやもやする。
一緒に「げんしけん」と育ってきただけに、居心地の悪さったらない。
「君たちはも卒業しなさい」
「居場所はもうここじゃないよ」
そんな風に見える。
つらい。
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でも、……面白いから読むんだけどさ。
なにも「げんしけん」に依存する必要はない。マンガはマンガ。
矢島もスーも波戸もかわいいもの。特に最近の矢島のかわいさ、うなぎのぼり。
若いもんはええのう。
実は一人、この爆弾じゃないのかと思っている子がいます。
げんしけん17巻はここだけで満足してはいる。 pic.twitter.com/lQFnDnGv1i
— ゴーゴータマゴまご・オブ・ザ・デッド (@tamagomago) 2014, 12月 25
吉武。
二代目では一番好きな子です。
ただ、この子ってほんと前向きで、苦しんでいた波戸や矢島を振り回す軸になっていて、本人ピクリとも動いてない。
そこで初めて見せる「素」がこの顔です。
あっ。
いつも明るいこの子に、なにか裏があるんじゃないか。
吉武は、どうしても目が離せない。
そういえば、誰か(女性)が「吉武のファッションはすげー女オタクっぽい」って言ってたなあ。
それはなんか、ちょっとだけわかる。
というか、「二代目」が始まった頃の「オタク女子」像そのままなんですよね、吉武。
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だらだら書きました。
ぼくは今「オタク」でも「サブカル」でもない。
「所属」するものじゃないことを大人になって知りました。
幸せなことだと思います。こうやって好きなこと好きなだけ書けるし。
なのに、なんでこんなにつらいんだろう?
どうして「げんしけん」を読んで悲しい気持ちになるんだろう。
多分、一期「逸脱」からの青春物語だったのが、波戸くんが開き直り、斑目にリセットがかかったことで、逸脱不要になったからなんだろうな。
その感覚がわからなくて、共有できないからなんだろうな。
逸脱してサブカルし続ける勇気をぼくにください - たまごまごごはん
いざ大人になっても、大人になった気がしない - たまごまごごはん
このへん参考に自分で読み返しても、やっぱよくわからない。
大人になって卒業したから、とかならまだわかるのに。
「げんしけん」へのモヤモヤがどんどんつのる。
単にめんどくさい年のとり方をしただけかもね。
ぼくはまだ「個」を見つけられていないだけなのか?
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実はこっちのほうがヒントになってる気もします。
全然ほっとしないマンガです。
なのに、こっちのほうが読んでいてほっとするのよ。
ここにヒントがある気がする。
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あっ、もしかして。
17巻、こいつら好きなものの話、してないからか?
ちょっとだけあるけど、とってつけたみたいだ。
でもそれも、今も融解した「オタク」だからなんだよね。何も依存していない。
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それでもぼくは「げんしけん」が好きです。
おわり。
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追記
「ロックのようなもの」ってのを見かけて、めちゃくちゃ納得した。