たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「涼宮ハルヒの憂鬱」12話「ライブアライブ」の作画がキチガイじみてすごい。

いやはや。京都アニメーションすげえ伝説が各地で語られ続けているハルヒですが、今回のはマジでまいりました^^;動きで泣いた。これは・・・アニメ史に間違いなく伝説を残したなあ。
中盤で題名どおり、ハルヒがライブするシーンがあるんですが、これが素人目に見てもすごい。特に長門リードギター。淡々と弾くんですが、動画枚数ED並みに多いと思います。ちゃんと音とシンクロした運指。ギターの細かな振動まで再現しています。ちょっとした傾けも、力の方向がちゃんと理解されてる。詳しくないのでわからないけど、ピックを持つ指と左手のミュート具合も、わかる人はわかると思います。ベースをツーフィンガーでひく右手の動きも、手の筋肉の筋がしっかり描かれているし、ハルヒボーカルの微妙なカメラのぶれも、いちいち動く動く。歌うときに使う口のまわりの筋がわかっているんだろうなー。それがリアル路線じゃなくて、アニメ的にアレンジされているのがすごいわー。
ドラムのスネア、ハイハットの強弱もしっかり再現。というか、やけにスティックが滑らかで鳥肌立つわー!スピードあがるとゆっくり残像に見えるのも、完璧。このスティックの残像どうやって描いてるんだろう?ハイハットの「ちっちきちっちき」の力加減がものすごい絶妙なんだよなー。スティックの影もしっかり再現されてるし。さらに、たいこの皮の、たくさんたたかれて削れて透けてるとこも、ちゃんと力のバランス考えたとこに、力のバランス考えた大きさでキズがついてる。オープンクローズも一切妥協なくシンクロしてるし、フィルの時の微妙な体勢のズレがものすごく滑らかで、違和感ない。ああああ、口で表現するのがムズがゆい^^;
百聞は一見にしかず
http://youtube.com/watch?v=203iIdjScAQ
(追記・はてな記法変更により、貼りなおしました(9月17日))
YouTubeでも、動きのすごさはわかると思います。
こうなってくると、ギターやドラムのメーカーも調べればわかりそうですね。
しっかし、カメラの微妙なブレまでいちいち全部、一枚一枚描いてると思うと、ぞっとするわ。友達が「『MUSASHI-GUN道』の30分分の枚数で一曲分なんじゃないか」と言っていましたが、ほんとそんな気がする^^;
「動く」というアニメーションの真髄を見たわー。眼福眼福。ハルヒ役の平野綾のボーカルも、すんごいウマイナー。
 
追記
涼宮ハルヒの詰合が、もうはやアマゾンランキングで1位ですよ。
劇中で「バンドのプロモーションになったんじゃないか?」というセリフがありましたが、まさにそのとおり。劇中人物のみならず、観客に購買意欲をわかせるだけのことは、ありましたね。