たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ジョンベネ事件関連記事についてしらべてみた。

エクセレントモデル「タルホ」さんが1000円だったので、衝動買いしました。たまごまごです。買った後、冷静になって考えてみたら置く場所なんてないことに気づきました。

うわ、もうあれから10年もたつんですか。
1996年12月26日に起きたこの事件、6歳の「美」少女が地下室で性的虐待をうけ殺害され、その後手がかりがまったくつかめず一度はお蔵入りしてしまうほどのミステリーになっていました。そのスキャンダラスな面と奇怪すぎる報じ方で、父親が性的にいたずらし殺したとか、母親が嫉妬して殺したとかいろいろな説が飛び交いましたネ。「報道しすぎ」とマスコミ自身の内部からたたかれるほど、世界中のワイドショーはジョンベネ事件一色でした。
ジョン・ベネ殺人事件 wiki
ジョン・ベネ殺人事件Weblio
wikiはもうちょいで消されるみたいです。事件のおおまかな流れが書いてあります。犯人がつかまって本当によかったと思うと同時に、その娘を殺した犯人を特定するのを見ずに疑われたまま亡くなった母親のことを考えると、本当にやりきれないです。
 
元のニュースソースなんかはあらかた消えてしまっている(10年前ですものネ)んですが、引用や話題にしている関連記事の幾つかをスクラップして集めてみます。
米・美少女「ジョンベネちゃん」殺人事件。当局“誰も起訴できず”ついに捜査終了!1999年
一次ソースが見つかりませんでした。最初の警察の捜査に問題があった、という意見が多数出ていたようですネ。とりあえず該当者見つからず、ということで外側では打ち切られていたようですが、親族の近辺の洗い直しはちょっとずつやっていたみたいです。
あのジョンベネちゃん事件、捜査再開 2004年12月21日
2004年から捜査が再スタート。にしても、ジョンベネちゃん事件の9ヶ月後に近所で幼児への性的いたずら事件が起きるとか、地域的には汚名きわまりないですネ。あるいは、こういう事件はわりと頻発していても影に隠れていたのが、ジョンベネ事件でスポットライトが当たり始めたのかもしれません。
父親のジョンさん(60)が11日、ミシガン州の州下院議員選への出馬2004年
こんなことあったんですね。今となっては最大の被害者であるお父さん、殺人+性犯罪者扱いされた心中は、とうてい他人には理解できないです。
ジョンベネちゃん殺害現場の自宅を1億円で売却 呪われた家との風評も2004年06月
非常に失礼ですが、自分はさすがにあの家には住みたくない住めない。半額で1億って、やっぱり豪邸だったんだなー。
 
母親の病死でさらに謎深まる 米美少女ジョンベネちゃん殺害事件
全米が注目した「ジョン・ベネちゃん殺人事件」の母親が死去。2006年
ちょっと視点の角度が違う記事だったので両方紹介。そういえば「オネショ」はジョンベネ事件のキーワードみたいな扱われ方してました。今思うと、オネショって言葉で一部の人の気を煽っていたように思えてなりません。たとえばペド気味な人とか。
 
この事件、両親の対応が不思議だったため、個々の見方や立ち位置でものすごく扱いがバラバラです。
今日の逮捕報道がされるまで、いろいろな仮説が出ました。また、「不思議の国のアリス」のような永遠の美少女的イメージにされたり、「切り裂きジャック」的な猟奇趣味の対象になったり、挙句の果てにはお墓に落書きされる始末。
善悪の判断、真偽のほどは見ていただいた人におまかせして、少し関連記事を集めてみました。
あ、こういうの苦手な人は見ないのがイイデス。すごく滅入ります。
  
イメージ検索より。
6歳の美人コンテストで優勝したこともあるという彼女。さまざまなところで指摘されていますが、確かにものすごくかわいいのだけど、あまりにも「美少女」とか「おんな」のイメージがトッピングされすぎていて、見てぞっとする人も多いのではないでしょうか。
 
JonBenet Ramsey Case EncyclopediaFrontPage
英語です。なにやらものすごく細かいところまで検証されています。
jonbenet-ramsey.com
JonBenét Patricia Ramsey
Crime Magazine: The Murder of JonBenét Ramsey

以上wikiより。
Solving the JonBenet Case
英語強くないので説明は避けますが、ジョンベネ事件に関しての考察がされているようです。
JonBenet Ramsey Homicide Web Sites
ジョンベネ関連リンク集。考察、検証、フォーラム、ニュースグルーブ、パロディ、擁護サイトなど。一部かなりモラル的にキッツいのもありますので注意。こういうの見てると、いかにこの事件がネタにしやすかったのか、ジョンベネがいかに神格化されているかがわかります。
 
friendsforjonbenet
ジョンベネ関連の本こんなに出ていたんですね。
 
写真やムービーもたくさんネットに流れています。報道されたのか、どっかから漏れたのかはわかりません。
maketoast.com
ムービーや写真や声などがこれでもかとばかりに集められています。ジョンベネちゃんにはファンも多いので、その写真を集めたサイトは結構見かけるのですが、現場や部屋の写真までありったけ集められています。家族のプライベート写真とかも押収されたんでしょうか、ここまでされるとあんまりじゃないかと。お母さんもミスコン出身だったんですネ。生前の数多くのムービーは見ていて非常に苦しい。
JonBenet in her blue and white dress
JonBenet - December 22, 1996
JonBenet "God Bless America"
  
検死の写真やデータもなぜか流れています。全部グロ注意。
JonBenet Ramsey and other True Crime Discussion Forums
ジョンベネ・ラムジー殺人事件調査の歴史。検死画像の解説ページなど。
ボールダー郡検死官室 検死報告書
 
ジョンベネの事件を悲しむ人、早く解決を望む人は多く、トリビュートビデオとしてYOUTUBEにたくさんアップされています。どれも見てもやりきれない気分になります。が、こんだけ並ぶと「ジョンベネミュージックビデオコンテストでもやったの?」って気がしてきます。やってたりして。
Slippin' through my fingers
Tribute to JonBenet
She was a child
JonBenet tribute video
Heaven is a place on earth
JonBenet Tribute
A Jonbenet tribute
Jonbenet Ramsey
For Jonbenet
Tribute to JonBenet
Memories
The story
The Ramseys 
In Memory Of...
次の二つは音声が入っていて悲しすぎるので注意。
Old film
JonBenet Ramsey
 
日本にもこの話題を扱ったサイトがいくつかあったので、見てみました。
ジョンベネちゃん殺人事件
ジョンベネちゃん事件についての続報
非常に冷静に、そしてわかりやすく事件の内容がまとめられています。必見。

当時、警察は夫婦を容疑者とみて、うそ発見テストや筆跡鑑定を何度も繰り返した。夫婦は外部侵入者による殺害を主張したが、父親が遺体を発見場所の地下室から居間に運んだり、夫婦が4カ月以上も警察の事情聴取に応じなかったことも疑惑を深め、事件報道が過熱した。

ほんと、今になってみればむごすぎる仕打ち。メディアによる冤罪の恐怖を感じさせられます。
「ジョンベネット事件に見るアメリカの報道」
報道の力

うかつに犯人を推測し、マスコミで述べることがいかに怖いことか。しかし報道を見て「やっぱお父さんじゃない?」と思わされてしまった自分に、背筋が寒くなりました。
ほんと、書かれているように断定報道やほのめかす演出はしてはいけない。
愛しのジョン・ベネ・ラムジー
ジョンベネちゃんの姿があまりにも人形っぽすぎることに、日本人も度肝を抜かれたものです。正直、「かわいいー」というよりも、痛々しい、と感じる人の方が多かったのではないでしょうか。心があるのかないのかわからないような姿。それが世界の目をひき、何年も「ジョンベネ」というイメージを作る元になったんじゃないかと思います。
 
他にも数多くの子供が10年の間に殺害されているにもかかわらず、この事件がいつまでもクローズアップされる理由、今までもいろいろな本で語られていると思いますがちょっと並べてみます。

1、ラムジー家が非常にお金持ちのセレブだった。
2、両親絡みのスキャンダルが描きやすかった。
3、作られた「美少女」の印象が強い。
4、ペドフィリア犯罪の構図が見える(実際そうだったわけで…)。
5、両親があまり語らなかったので、いろいろな憶測がしやすい。
6、事件が迷宮入りしたことで、ミステリアスな空気が漂っていた。

今回の逮捕でひとまずこの10年にわたる事件も一段落するわけです。しかし、どうもこの事件の歪みは、いまだ想像以上の様子。
「死んだ時、一緒にいた」=逮捕の米人−ジョンベネちゃん殺害事件
さて、事件の内容と真実については、一番最初に載せたの報道のとおりです。元小学校教諭、ジョン・マーク・カー容疑者が犯人で、今までも多くの児童へのわいせつ行為経歴のある人物。それにしてもタイのバンコクで、よく捕まえたものです。6歳の少女を「愛していた」とは言ってますが、あまりにもなにか狂いすぎです。「幼すぎて気持ちが通じなかった」て、当たり前だ!今後の精神鑑定がどう出るやら。またしばらく世間を騒がせそうです。それにしても、この写真ヒドいなあ。一番おっかなげなのを選んだのかもしれないけど、あまりにも狂気的だワ。
この事件、面白おかしく語ってはいけないと思いますが、「こういうことがあるんだ」という意識で見ながら、子供への犯罪への意識のきっかけになればな、とも思います。
 
とりあえず犯人逮捕されてよかったんですが、なんだかすっきりしない上に後味が悪いわ。このような事件が他にあったら解決され、そしてこれからも起きませんように。

 
オマケ
ジョンベネちゃんについて占った人の話
あ゙ー!ノーコメント。
今回の事件のアメリカの記事
ジョンベネちゃん事件:電子メールで容疑者が捜査線上に