たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

消されたことで発覚するカオス。

チェチェン紛争告発の女性記者射殺される モスクワ
女性ジャーナリスト殺害、プーチン大統領が徹底捜査約束

ドイツ東部ドレスデンなどを訪問しているロシアのプーチン大統領は10日、メルケル独首相と会談した後の共同記者会見で、同政権のチェチェン政策などを批判してきた女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんが殺害された事件について「受け入れがたい犯罪だ。犯人を見つけ、処罰しなければならない」と非難し、徹底捜査を約束した。
DPA通信などによると、殺害事件に関連してメルケル首相が「言論の自由民主化の発展に寄与するのは自明のことだ」とロシアの言論状況に対する懸念を表明。プーチン大統領は、ポリトコフスカヤさんが書いてきた厳しい批判記事の影響力について「大きかったわけではない」との見方を示したうえで「現政権にとって、こうした事件の発生自体が、彼女の書いてきた(厳しい批判)記事より痛手だ」と述べた。

チェチェン情勢はきちんと知らないのでなんともいえなかったのですが「そんなことまで書くな」といって殺害してしまったことで、チェチェンのヤバい状態がかえって明らかになっちゃったという事件。
うーん、弾圧の動きがある、ってことは大抵その国の力関係なり切羽詰った状態なりがオープンになっちゃう証拠。
身をもってチェチェン紛争を世界にしらしめた、なんていうと女性記者には非常に失礼な話ですけど、実際そうなったという複雑な気分です。
はて、彼女が命をかけて伝えたかったものってなんだろう。いずれちゃんと調べてみよう。
露記者殺害:プーチン大統領「影響力は取るに足らない」

「彼女のロシア政治に対する影響力はまったく取るに足らなかった。殺害事件自体の方が彼女の記事よりロシアへの影響が大きい」と述べた。ポリトコフスカヤ氏の功績を無視しているとも取られかねない発言に対し、内外からの反発が広がりそうだ。

って、えー?
政治そのものの影響力は、もちろんあまりないでしょうけど、その発言はあんまりにも・・・。いや、どっちともとれるのでノーコメント。
根強そうですね、ここらへんの国のしがらみ。

追記・アンナ・ポリトコフスカヤさんを暗殺したとされる犯人の画像その1その2エルエルより)