たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

人生で一度くらい、いい「中二病」を経験しておこう。

こんにちわ、中二病のまま大人になったたまごまごです。へたすると小二病くらい単純です。
自分は特別な存在だと思い込む、邦楽がダサく思えて、突然洋楽を聴き始める・・・(2ch)
中二病ノートを発掘してしまった・・・(2ch)
中二病(wipipedia)
うぉぉぉぉ恥ずかしい、穴掘って逆さに埋まってくる。
はて、んじゃいわゆる中二病が全部アレかというと、そうでもないかな、とスレを読んでいて思いました。
念のため、病気ではないです。俗語ですネ。
小ニ病、小四病、小六病中二病高二病と亜流もあるそうで。多すぎ!あえてピックアップすると、高二病がおもしろいです。簡単にまとめると「中二病をやたら嫌悪しすぎる」という、裏中二病とでもいうものカナ?

  • 中二病の傾向を経験から考えてみる。

345 名前:涎(よだれ) 90luq5TOlE 投稿日:2006/12/13(水) 22:51:22
元気な中2病 :ひとが興味の無い分野に興味を持ってるフリをする
疲れた中2病 :ひとが関心を寄せてる分野に興味が無いフリをする

ははー、なるほどね。世界のあらゆるものに指さしてプギャーってやってるのだけが中二病じゃないってことかあ。
自分もちょっと考えてみよう。wikipediaの「サブカル・尾崎・邪気眼」も参考にしてます。


①「世界はダメなんだ、とさげすんで自分を高める、世界否定型」
②「おれこんなこと知ってるもんね、と人と違うことをアピールする、ポジティブサブカル型」
③「自分のスキなことを話し始めると脳がトリップしてしまう、暴走列車型」
④「現実逃避でコツコツと空想を書き溜める、ネタ蓄積型」
⑤「自分なんかダメだ!と言ったり書いたりして周りが見えなくなる、自己卑下型」
⑥「とにかく悪いこと・反社会的なことを喜ぶ、ギザギザハートで尾崎型」
⑦「とにかく不可解なこと・謎なことにを魅力を感じる邪気眼型」

などなど。いい意味も悪い意味もごちゃまぜにしてみました。かぶる場合もありそうですネ。①+④で「今の小説最低、だからおれが書いて有名になるゼ。雑誌から取材くるぜ。」みたいな。

冷静に見えて冷静じゃない、自己逃避を世界のせいにする、そんな「N・H・Kにようこそ」の山崎を思い出しました。
 
いずれにしても「自我」の輪郭がまだぼんやりとしていて、どういうふうにすれば自分を保てるのか分からないときにやってしまう行動が多いかもしれません。自意識過剰、とも同じかしら。友達と遊ぶことに熱心だった人や、一心に打ち込めるものを持っていた人にはもしかしたらあまり心当たりがない場合もあるかもしれませんが、誰もが一度は通る道。ぎゃー!とかにょー!とか言いながら悶えるがいいさ!
 
……ぎゃー!にょー!(悶えてる)orz

  • 中二病経験は自分の血肉にもなる。

はて、んじゃ中二病のない人生を送ればいいか、というとそうは思いません。むしろ中二病(と自分自身で思っている何か)を経験している人間の方が面白い場合が多いと自分は感じています。昔の自分を見て恥ずかしいと感じられるってことは、それなりに成長をしている人ってことですしね。時々やたらめったらに中二病をバカにする大人をリアルで見かけますが、そういう人ほど自分が成長していないのを暴露してしまっていて「あいたたたた」と思うこともあります。
もちろん、子どもの頃に中二病すぎて誰かを傷つける可能性のある①とかなんていうのは全速力で忘れてしまいたいものですが、③・④のように恥ずかしいながらも死ぬほど夢中になった何かを恥じるのはもったいないな、と思ったりします。子どもの頃に夢中になったマンガ、ちょっとかっこつけて気にしていた音楽、よくわからないけど読んでいるフリして大事にしていた小説などなど、うわー恥ずかしいーではあるのですが、そのときは確かに好きだったわけじゃないですか。
それらは1mgくらいは今の人生のプラス要因になっていると思うのです。そういうのはいっぱいあって損はないんじゃないかな。逆に、好きだったものを全否定するのは好きじゃないです。

だからこのスレでも、恥ずかしいとかいいながら楽しそうに書く人が結構見られますネ。自分もだからこうやって書いてるわけです。なんだかんだでその経験が楽しかったんだよね。

  • 仮想有能感とやら。

672 名前:番組の途中ですが名無しです投稿日:2006/12/13(水) 23:25:19
とある本に書いてあった俗に言う仮想有能感とやらが一番高い時期らしいからな
中二病は存在

「仮想有能感」とはまた、面白い単語ですね。
「他人を見下す若者たち」という本に詳しく書かれているようですが、もっとも今の時代にかかわらずどんな時代でも、子どもの時期にはある気がします。
仮想的有能感を乗り越えるCILOコミュニケーション行為(ホンマノオト)

自分を低めて相手を高めるとか、相手を高めて尊重するとか、親しき中にも礼儀ありで丁寧な関係を保つという従来の人間関係にはない新しい負の人間関係が社会の二極化現象の中で悪さをする。相手をバッシングして自分の能力を自負するという人間関係がそれだ。


またまた「N・H・K」でアレですが、岬ちゃんを思い出しました。世界を見下す発言を繰り返して、自分が正しいとカベをつくる。佐藤君の前では自分が勝っていると感じる仮想型、人の前では自分はだめだと逃げ出す萎縮型。
これって、子どもだけかな?なんて思いました。確かに子どもに多いけど、大人にもかなりあることな気がします。ふと気を抜いたら自分も仮想有能感とやらに今すぐにも飲み込まれそうです。これはなにかの陰謀です。
ただし、それを暴力やリアルな攻撃の発露とするかどうかは別問題。「自分は悪くないのに!」と愚痴程度で抑えれるか、2ちゃんに名前入りで上司を暴露したり陰湿ないじめに走るか、は全然別ものですネ。それらのエネルギーをうまく昇華させ、自分の次のエネルギーにしていきたいと常日頃考えてはいるけれども、難しいネ。
余談ですが、恋愛依存症気味の人も同じじゃないかな、と思いました。ふと1年くらいしたら恥ずかしくなることもありますよネ。人生がその一本しか見えなくなって、しかも人のせいにしはじめたら赤ランプ。

  • 大人になってから、いい中二病になろう。

好きなものに対して、誰も聞いていないのに目をキラキラと輝かせて語る人がいます。自分はそういう人がきらいじゃないです。もちろんいってることの中身は理解はできないですが、なにかに夢中な人は好き。
逆に、日々趣味がないと言って淡々とすごす人や、何もかもに不信になって冷めちゃった人と話すのは本人も相手もしんどいことがあります。それはそれで本人たちが楽しければいいんですけどね。
ただ、ばかばかしいから、恥ずかしいから、と言って何もかも忌避するよりは、あえてわかって「いい中二病」を演じるのもいいんじゃないかな、と思ってます。お酒飲んで酔っ払うことだってあるんだもの、時々は好きな趣味で酔っ払って恥かいても、いいじゃなーい、ってことです。また、みんなと違うものをあえてチョイスして、はっちゃけるもよし。楽しければよし。
だからエヴァが好きだというのが恥ずかしいと思わずに、好きだと言っちゃえばいいと思うんだゼ。自分だけですかそうですか。
もっとも、理解したうえであえてそうやって楽しむのはもう「中二病」とは呼ばれないかもしれませんけどね。つまりは「いいオタク生活を送るのも楽しいよ」ということです。難しいこと考えず自分に素直になるのも大事。
ただし、こうはならないように、と言う反面教師をあげて、しめておきます。

ヨイコノミライより)
迷惑はかけないように、人を傷つけないように。それがオタクのたしなみ。
 
関連・参考リンク
「今日の早川さん」 ピンポイント(coco's bloblog)(再掲)
こういうのみんな描いたよな…(2ch)
中二病患者が好きそうなアニメ(2ch)

むああああ、痛い痛いイタがゆい気持ちいい。つかみんな楽しそうだなあ。
中二病を指差して笑うより、「自分も中二病だったああ」と笑える人になりたいですネ。
ファッションにおける中二病の考察(1)(純粋なココロ)
中二病を過剰に意識して何も行動を起こせなくなる病を裏中二病と呼びたい(純粋なココロ)

経験して痛い思いをしておくのは大事かもしれません。
因数分解が役に立つか:中二病の対処療法(3ToheiLog)
色々な人に読んでもらいたいエントリ。「なんで勉強するの」を考えるきっかけにも。
いまさら仮想的有能感?(フリーエージェント宣言!)
思春期のオタクが背伸びするための小説―ライトノベルの読者年齢―(ARTIFACT@ハテナ系)

背伸びするのはいい経験ですよネ。
中二病・高二病(Atahualpa)
どうしてもネガティブなイメージがやっぱり先行しちゃうなー。
まわりにとっては恥かしい「中二病」って!?
中二病総合スレッド まとめ  〜まとめサイト作る俺カコイイ〜
(再掲)
新ジャンル 「優しい邪気眼」(2ch)
エターナル・フォース・ブリザード