たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

そして、遊園地は時間を捨てた。


荒廃した遊園地(楽風呂)明日は明日の風が吹くより)
これは廃墟フェチとしてはたまらない!
廃墟って、その空間を人が通り過ぎていることが感じられて、享楽がかつて生きていたことを感じられればられるほど、そこに残された人の記憶がものすごいハートにくるんですよね。
個人的に好きなのはラブホテルの廃墟。もうね、あのやりきれなさと切なさは最高です。テーマパークや歓楽街の廃墟とか悶えますネ。そういうのが北海道は多いからまた面白さと切なさと心強さと。いや心強くない。
この遊園地の廃墟。もうすっかり人のいた痕跡はなく、野生の息吹が宿り始めています。
だけど、人の記憶はがっちり染み付いているんですよ。その、人間の生きていた記憶の断片を探すだけで、複雑な感情がわきあがるので、ぜひ。
個人的には、ここに少女を入れたい、と丸太祥三的発想をしておきます。
 
そういえば今月の「ナオコサン」で、まじで丸太祥三の「棄景」を読んでいて感動しました。最高だぜkashmir先生。