吉富先生最新作が意外な方向に飛び出した件。

チャンピオンＲＥＤは吉富昭仁先生の新作の予告が載っていました。
短編作品集「BLUE DROP」の前日談ということで、わくわくしながら買いました。多分ものすごい濃密な、少女恋愛空間が広げられるんだろうな！とか、こってりしたＳＦ設定と世界観のストーリーが読めるんだろうなあとか。
んで箱を開けてみると。

エロいヨ！
…ん、いやまてよ、なんかおかしいですどういうことでしょう？
「男子を女子に改造して、さらに妊娠まで可能にしてしまったんです…。」
この子、中身男です。
どこがどう「BLUE DROP」なのかさっぱりわからなくなったけどすごいはかいりょくだ！
気持ちイーんだよなあ、どころじゃないですヨ。
にしても、色々ある性転換マンガで「女性になったらしてみたいこと」は描かれますが、いざ聞かれると「あ、うーん、ブラジャー着けて見ようかな、なんてねﾊﾊﾊ」と男性は大抵お茶を濁して照れます。本当はあんなことやこんなことを考えているくせにそれは言えない！みたいなラインを持っている人は多そうです。
だがしかし。直球ど真ん中に描いてくれました。
ここまでストレートに出されるとこっぱずかしくなるのはなぜでしょう。もっとやってください。
とりあえず世界観は「BLUE DROP」の「女性しかいなくて女性同士で生殖する異星人」という設定を練りこんでいるようです。初回のパンチが強烈すぎて忘れてしまいそうですが。
「連人」といい、来月以降の吉富先生が楽しみで仕方ありません。
　
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マジメな話、ストレートに「少年から見た少女の姿」が描かれていくのが楽しみです。あとはだし。
空間の魔術的コミック「連人」