たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ぼくらは「サブカル欲求」のガス抜きをしてくれる書店が大好きさ。

ヴィレッジヴァンガードにありがちなこと(2ch)
みんなヴィレッジヴァンガード大好きだな!
自分も好きです。
 
ヴィレッジヴァンガード」という店名自体、興味のない人には全然縁もゆかりもないんですが、ちょっとサブカル好きな人なら「ぴくり」と反応する、そんなお店で、自分もマンガよく買いに行きます。
おいてある本やCDや雑貨が、かなり斜めな視点で選ばれ陳列されているのが特徴です。POPはほとんどが店員の手書きでやっぱり斜め視点で書かれています。正直都会部しかないような気がします。
そこに貼ってあった「店員募集」の張り紙を見たら「シャレの分かる人」「セクハラが平気な人」という条件が。このへんもやっぱり斜め。
いかにも「サブ」な「カルチャー」というノリのお店を地でいってます。
 
しかし、面白いことに、ディープなサブカル好きの人はあんまり行かないみたいですね、ここ。「ヴィレッジヴァンガードが大好き!」というのはちょっと恥ずかしい、みたいな雰囲気があるようです。
自分はそんなにディープじゃないライトサブカル好きだと思ってるのですが、それはなーんとなく分かります。サブカルって言っている時点で「世の中とずれてるのを楽しむゼ」みたいなノリがあるので、有名になっちゃった物とか、なんとなくそれっぽい感じの物とかを「いかにも」で言うと恥ずかしい、という変なオタクプライドが。「ロック好きだけどメジャーシンガーをあげるのが恥ずかしい」とか「アニメ好きがあえてマイナーアニメを好む」とか。自分ゆがんでますネぇ。
しかし、それでも、ヴィレッジヴァンガードには通うのです。だってー、CDとかー、いいのがたまにあってー(こそこそ
 
「サブカル欲求」自体もとから「斜め」に世の中見てるわけなので、どうやってもひねくれた考えになるわけですが、そういうガス抜きをしてくれる場所がほしくてたまりません。
そういう意味で「ヴィレッジヴァンガード」があることで、そういう気分をなんとなく満たすことが出来るのは幸せなことです。
 
最近はこの他にも、マンガを文化として店員が理解し、陳列している本屋さんをよく見かけます。売れ線じゃなくて明らかに書店員の趣味が出ている配列を見ると、オタクとしてはめちゃくちゃうれしいんだなこれが。店によってはマンガを「サブカルチャー」として捕らえて並べているところも。ビームやIKKIや青林工藝舎がどどんと前に並んでいると、もうなんつーか、鼻血出る。もちろんマンガ以外もしっかり並べられているとウキウキしますネ。やはり本屋さんによって店員の本の配置や「イチオシ」は変わるのでしょうか。興味のあるところです。
それがいい売り方とは言いませんが、そういう「サブカル欲求」のガス抜きをしてくれるお店が増えたらいいなあ、と妄想しつつ、サブカルなサイトを巡ってニヤニヤする生活。
ネットはいいね。でも紙媒体の方が魅力あるのはなんででしょう。