たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

買ったものメモ


アフタヌーン 4月号
コミックハイ 3月号
めもり星人海野螢
少年少女漂流記・乙一古屋兎丸
放浪息子 6巻・志村貴子
まりあ†ほりっく遠藤海成
マリア様がみてる 7巻・長沢智
皇国の守護者 1巻・佐藤大輔伊藤悠
弟になんか感じない!・狩野蒼穹
プラネットラダー 1巻・なるしまゆり(写しそこね
 
サナギさんはサブリミナルです。
今話題の皇国の守護者、買うなら今かなあと思って買いました。なぐ茶さんが絶賛していて、気にはかかっていたのですがどうも二の足踏んでいて、フランさんのところで(別の意味で)話題になっていたので買うべきかなと思い、そしてこちらのエントリで足が動きました。前置きがながーい。
漫画である意味がある漫画〜皇国の守護者の視線力学(umelabo.exblog.jp)
右から左へ、という視線の流れと感情移入の話はいずみのさんに教えていただいたのですが、ここで詳しく「皇国の守護者」を例に説明されていますね。これから「皇国」読まれる方は一つの視点としてとても面白いので、必見。
というわけで読み始めています。
ついでにこのエントリとフランさんのエントリの感想。好きなものに対して自分が思ったままに、どんどん意見を多くの人が出すことでたくさんの視点が生まれるから面白いですよね。実際そういうのは探せばネット上には、どんなにマイナー作品でもいっぱい既にあると思ったりします。自分は自分のペースで、メジャーもマイナーも含めて好きなものを「こういうところが好きですココ面白いんだってマジであとサナギさん読んでネ」と、何でもいいから書ければいいなとだけ思ってます。それが誰かの心に1ミリでも届くようになるくらいに成長できればいいなあ、とプリキュアのピンクの子みたいに夢は見ます。とは言っても「苺ましまろ」の横に「少女椿」を並べるような人間なのでセンスはないですハイ。
 
めもり星人は主にエロマンガで活躍されている海野螢先生の作品。この人の作品は好きでほぼ全部買った気がします。最近のロボットのだけちょい肌が合わなかったので保留してますが。エロマンガ家とはいえ、SFをうまく挟み込んでいて、エロは一つのファクターでしかない作品がとても多いんですよ。んで、めもり星人はそっからエロを抜いた、という雰囲気。アフタヌーン増刊に載ってたやつが作品集になったのを知らなくて、見つけて即買い。ちなみに海野先生は、ショートカットの女の子を描かせたらピカイチ、っていうか、エロマンガの方では一つの偶像のようにショートカットの子しか出てきません。エロを求める人には向かないかもしれないですが(鬱展開や不思議展開も結構多い)、SF好きな人ならちょっとオススメ。
 
少年少女漂流記乙一古屋兎丸というえらいとんでもないコラボで生まれた本。今回の大本命。特に古屋兎丸先生はものすごく好きだったので大体名前を見たら買うようにしてます(πは未読)。今回もそんなノリで買ったんですが、これは本当に面白いです。テーマは中2病。でもただ中2病を描くんじゃ痛面白いマンガで終わってしまいます。あ、それでも十分面白いか。
しかし、古屋先生のことだから、その中2病を具現化して、実際に描いちゃうんですよ。読んでいてどっちが本当か分からなくなる現実と妄想のとけっぷりは圧巻。オムニバス形式でそれを何種類も見せてくれるから、面白すぎて一気に読めてしまいます。ブリューゲルの絵をえんえんと見ているような感覚です。その個々の話も鬱な物語から明るい物語と変幻していき、最後には…
このへんとにかく面白いので、別なときにがっちり書きたいです。中2病経験者にも、時々鬱な気分になる人にも、ちょっと痛いけど読んでほしい作品です。ああ、プチ感想長い!
 
放浪息子。視点がものすごく複雑化してきた感じがします。色々なキャラの視点でまわるようになったので、何度も読んで楽しめるんですよ。だけど今回はとにかくマコちゃん。マコちゃんに尽きる。これも後でなんか書きます。 
 
弟になんか感じない!狩野蒼穹先生が大好きなので即確保。エロです。もうラブラブエロです。今までもずっと姉x弟ばっかり描いておられたので、好きなんだなーと思ったら今回ほんとに姉x弟オンリーでした。その組み合わせでラブラブでたまらないのを見たい人向け。いやされるー。
 
まりあ†ほりっくまだ読んでません。なんか帯買いしました。百合・女装ということでどういう描かれ方しているのか楽しみです。
マリア様がみてるは安定して読める感じ。にしても小説一冊をマンガ一冊にぴっちりむりなく描きこむって、ほんとすごいなあ。
プラネットラダーは「百合ですよ」と聞いたので買い。でもまだ1巻では全然です。うーん、一気に続き買おうかしら。