たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

むしょうに暗いマンガを読みたくなるときってありませんか。

俺だけが好きなんじゃないか…、と思っているもの。(2ch)(痕跡症候群)を見て、自分が「あびゅうきょ先生のマンガを読んでののしられた気分になること」をふと思い浮かべましたが、世の中広いようでそれが大好きな方も多いのを知るとなぜか安心します。たまごまごです。ああいう「痛いマンガ」は大好物なので、何度も繰り返し読んでしまいます。
最近なんか殺伐としたマンガを漁るのが楽しい日々です。普段は萌えマンガとかギャグマンガばっかりなのに、どうしたんでしょうね。たまーにジクジクとしたマンガを読むと妙に落ち着くことって、多分あると思うのですがどうでしょうか。別に疲れてるわけでもなんでもないのに、ドブーっと暗いマンガに浸かりたいときとか。
 
大抵そういうのは元気だからの裏返しな気もします。町田ひらく先生のエロリマンガの、行き場のない絶望にもならない空気にドベーっと浸かったり、福満しげゆき先生のどん底、というほどでもないけど未来なんてあったもんじゃない日々悩みに忙殺されていまいそうな「オワタ」感とか。急に「入り込みたい…」と思うときって大抵元気です。
 
逆に、中身の余り重くないギャグマンガばかり求めていると、自分は赤信号です。疲れてます。
マンガでまで難しいもの読みたくない、逃避させて!単純にげらげら笑わせて!みたいな。
そういうときにはエロ系や萌え系4コマはかなーり便利です。逃避アイテムとして。
ただし。そこで、むんこ先生作品を読むと再起不能になってしまうこともしばしば。いや!むんこ先生死ぬほど好きなんです。好きすぎて何度も読み返しまくるくらい好きなんですが、「だって愛してる」などを体力がないときに読むと、そのほのかな幸せっぷりに当てられて、ずっしりとヘコむ、自分の疲れを映す鏡になっちゃったり。
あれだ、「耳をすませば」効果ですかね。
関連・金曜ロードショー「耳をすませば」実況スレ(2ch)
 
あ、ちなみに自分は「耳をすませば」はオールマイティで好きです。「ほたるの墓」は一回以上見れません。かわいそうだからじゃなくて疲れるからです。これってゆとり世代
 
これはあくまでも自分の場合。逆の方の方が多いかもしれませんネ。疲れてるときは暗いものを、楽しいときは明るいものを。そっちの方がもしかしたら多いかもしれません。
 
はて、「疲れたとき」「テンションの高いとき」、どちらでも読めるコーヒー的マンガはないのですか?と言われたら、自分は「サナギさん」をあげます。
ほんと、施川先生ありがとう!どんな時でも自分の心をいやしてくれるマンガに出合えたことが自分は幸せでなりません。
どんなマンガや小説でもいい、そういう「一服」の、どんなテンションにも対応できる作品があると、楽しいですよね。そういう一冊がある方は多いんじゃないかな?と思ったそんな午後。