たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「ぶっ生き返す」で、ぶっ生き返れ。マキシマムザホルモン

ぶっ生き返す
たまには音楽の話でも。
マキシマムザホルモン「ぶっ生き返す」買いました。
買うときの注意事項。お店でこちら側を表紙に向けて買ってはいけません。裏側を出して買いましょう。君とぼくとの約束だ。
 
前作が「ロッキンポ殺し」ということで、ロック知らないやつを殺すと攻めの姿勢でしたが、今回は一転して「生き返らせ」ます。何をひよったんですか、と言う人もいるかもしれませんが、歌詞を見ると分かるように、これが案外とまた攻めの姿勢なのでほっとします。もともと「もっと元気になんとかせえよ!」という生き方の彼ら、基本的に「握れっ!」の頃とあまりかわってないなあーと、ポジティブな爆進力にワクワクします。
かと思いきや、「チューチュー ラブリー ムニムニ ムラムラ プリンプリン ボロン ヌルル レロレロ」(これ全部で正式名)では性欲の塊と化したよろしくないロリコン中年の姿を描き、非常に気持ち悪い部分をポップに歌っていたりします。猥褻なものをPOPにすると「怖くなる」と言うのは面白いですネ。曲も至って明るい分、歌詞が電波でイイ。小学生も幼稚園児もいいらしいですよ。
 
あとは「アカギ」や「絶望ビリー」などアニメの歌もぎっしり入っていてお得感満載。
そして何より、歌詞カードの「マキシマムザ亮君の曲解説」が今回も濃いです。ちびまる子ちゃんのプサディーの話とか面白すぎ。これ見るためだけでもCD買う価値ありだと思ってます、マキシマムは。あ、買うときは裏側をレジに出しましょうね。
あ、亮君が考案した「デスノート」の代わりのノートとして出ている「iPodに入ってる曲全部男闘呼組になるノート」は怖いと思いました。「魔術っ子海堂くん」みたいデス。