たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

棚に並べる本にカバーする?しない?


昨日の記事のココにあったトラックバックが非常に興味深い話題だったので、ちょっとピックアップ。
カバー好き(本の話)(日常とかお返事とか)
自作カバーとな!しかも内容などでカバーを付け替えるという高度な技を。
コレは面白いですねー。
というのも、自分全くカバーしない派なんですよ。
理由は簡単です。「種類が分からないから」。
 

●「カバーはおかけしますか?」●

昔は自分もこういわれたら、すかさず「お願いします」といって、マンガも文庫もハードカバーも全部カバーをかけてもらっていました。なにせ、自分の愛する作家の、愛する作品です。日焼けさせたくないし汚したくない、というのが一番の思いでした。んじゃなにが二番なんだよ、といわれると、電車の中で読むときにカバー見られるの恥ずかしいから。いやまあ、本当に好きでたまらない作品の場合は、いっそ逆にわざとカバーをはずして「同好の師はいないものか」とか思ったりしましたが、そんなわけがあるはずがない。妄想乙。
「今日の早川さん」相反する感情(coco's bloglog)
 
そういう意味では、外で読めるように、マリみてだけは全部カバーしてあります。つうか、外でマリみてを読みたいと思うくらい好きなんです。でもちょっと照れくさいのは、まあ…しかたないですよね、なんとなく。
 
しかし今は、本屋でカバーかけるのはお断りしています。別にエコに貢献してるとかではないです。
・帰ってきたら結局邪魔になる。
・自分で何を買ったのか分からなくなる。
・冊数が多いので、申し訳ない。
こんな感じ。
 

●カバーはかける派?かけない派?●

そういう意味ではアニメイトの透明カバーはとても重宝しました。なんてったって透明!カバーをかけても中身が分かるというすぐれものです。しかも、買った冊数分ドサリと一緒に袋にいれてくれるので、帰ってきてから別の本にかぶせることもできます。これが目当てでよくアニメイトに通ったものです。こんな人は、結構多いのではないかと思うのですがどうでしょう。
あえて唯一の欠点をあげるならば、日焼け防止にはならない、ということでしょうか。当たり前なんですけどね。
 
ブックカバーをかけるかかけないか。さしたる問題ではないのですが、気にする人はとことん気にするし、気にしない人はとことんかけない、そんな興味深い部分だと思います。

▲カバーはかける派
 ・書店でとりあえずかけてもらう。
 ・自作したり、好きな書店カバー選んだりコーディネートする。
 ・電車で読むやつはとりあえずカバーする。
 ・アニメイトの透明カバーや、市販のものを使う。
 ・回し読みするのがデフォなのは、カバーする。
 ・中古屋に売る予定があるのものはとりあえずカバー。
 ・ブッカー*1はってます。
 ・油紙最高。和紙最高。
 ・カバーに数字いれて、PCで蔵書管理。

カバーする派はやっぱり、基本本を大事にする人が多そう。傷も日焼けも気にする人は、かなりがっちり固めてたりしますよね。中には背表紙に自筆で題名をいれて並べる人も。愛を感じます。やはり全部カバーすると何を持ってるかわからなくなる、というのは多々あるので、PCでの蔵書管理をしている人は最近増えている様子。なかには自分用の印鑑を作ったり、蔵書票を貼る人もマレに。ちょっとそうなってくると、本の整理楽しそうですね。
本当にカバーにこだわる人は、ブックカバーを買ってきてつけると思うのですが、「全部革カバーです」っていうつわものもいらっしゃるのでしょうか。
友人に言われてなるほどなあ、と思ったのは、「外に出る時のマナーとしてカバーする」というもの。確かに自分の読んでいる作品がいかによいものであるとしても、そのカバーを見て不快感を覚える人ももしかしたらいるかもしれない、という周囲への気遣い。普通の文芸とかだったら問題ないと思いますが、確かにちょっと残虐な表紙だったり官能小説だったりしたら内容のいかんにかかわらず不快に思う人がいてもしかたないですしね。自分は想像もしてなかったので深くうなずきました。なるほど。

▲カバーはかけない派
 ・気にして無い、どっちでもいい。
 ・つか、本のカバーって、表紙のことでしょ?
 ・並んだ背表紙見るのが楽しみなので、かけたらちょっと邪魔。
 ・蔵書が多くて、カバーかけたら整理できません…。

カバーかけない派の中には、確かに「そんなに大切にしてないし」という人も多いと思いますが、本を大切にしている人でもあえてかけない人も結構多いのではないかと思います。自分も初版本や(自分の中で)価値のある本でも、カバーかけないで並べることあります。だって、本棚にきれいに大好きな本の背表紙が並んでるんだゼ!なんという癒し。
あと、なんといっても冊数が増えるとカバーでわけがわからなくなる、というのはあります。ひいてはそれが、マンガなんかの冊数が多い作品の場合、どこまで買ったかを分からなくする元凶に。もっとも、カバーにちゃんと巻数と題名を書けばいいのですが、なかなかその手間をとるのは面倒です。それに、かさばりまくりますしね。
それでも傷つけず、大切にとっておきたい本も確かにあります。ならどうするかってーと。
保存用を買う。
まあ、これが本当に本が好きなのかどうかの判断は個々におまかせするとして。
 

●ブックカバーを楽しもう●

とはいえ、最初のエントリのように、ブックカバーをかけることを楽しめるようになると、本も丁寧に管理できるようになりそうな気がします。書店のカバーをコレクションしてみたり、あるいは「この種類の本は必ずここで」と決めて買ったりするのも楽しいですよね。自分もマリみてのカバーは分かるようにこだわって選んで見たりしています。どんだけマリみて好きなんでしょうか自分は。
また、近所の文房具屋にあるような紙を買ってきてちょっと自分でカバーするだけでも愛着がわきそう。包装紙をきれいにとっておいてカバーする人もいますよね。
ちょっとした工夫で、読書ライフが新鮮になりそうな予感がします。ちょっとカバーしてみようかな。
 
とはいえ…4ケタ台になるとなかなかどうすればいいもんでしょう。
 
〜関連リンク〜
「今日の早川さん」 整理術 (coco's bloblog)
 
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*1:図書館で使う、ビニールコーティング