たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

あなたがいつも側にいたから。「プリキュア5第28話」

今回は初の浴衣姿披露でした。というわけで変身シーンも浴衣からなんですが。

うはう、なんだこのエロティシズム!
いや、パンツはみえないんだけれども…なんだろう、浴衣が短くなっていくと言うのは…ピンポイントにすごすぎる。
 
そんな回でした。
さて、以前ナッツと急接近してしまったこまちさんですが、やはり一番の心の支えは誰かって言うとかれんさんなわけです。ここは誰もが認めるところでしょう。
そんな二人の馴れ初めが、今回描かれていました。これがまた、初々しいやらキュンと切ないやらでいい話なんだ。
お祭りシーンを絡めつつ、上級生チーム、こまちとかれんの二人の絆を再確認しながら、さらに深めていく大切なシーンがてんこもりです。
 

●こまちとかれん●

もう開始当初からずーっと二人一緒にいる時間が多いこまち(緑)とかれん(青)
この二人の絆は一回以前がっちりと描かれています。

第14話より。プリキュア5屈指の名シーンです。
二人は悩みをかかえるとき、もちろん5人で常に解決してはいるのですが、やはりこまちとかれん二人で話し合うシーンが確実に多いです。どんなときでも、まず最初に話すのはこの二人。
しかし、そりゃ仲のいいのはわかるけれど、今まで全くきっかけが描かれなかったわけです。となると、幼馴染路線?とか思ってしまいますが、実は出会ったのは超最近の話でした。

2年前の教室。ってことは1年生ですよね。クラス委員になったかれんのノリノリの顔が印象的なんですが…。

一気に詰め寄られるかれん。
うええ、この状況はきつい。何がおきたかと言うと、ようはかれんが企画していた社会科見学の行き先が休みになっちゃったのですよ。「どうするの!?」と詰め寄るクラスメイト。いやはや、まさに四面楚歌。別に攻め立てているわけじゃないんだけれども、責任感が強いかれんにとって、責任を果たせないのはあまりにも酷な出来事。
ここでなんて声かけますか?
「大丈夫だよ、と慰める」のがまあ王道ではあるのですが、
こまちが一番最初に発したセリフは「納得するのならそれでいいと思うわ、でもそうじゃないのならもう少し考えてみた方がいいんじゃない?」でした。
 
「本当にそう思っているの?」
その問いかけは安易な励ましや妥協ではなく、「私も一緒にやります」という、差し伸べた手でした。苦労を、あなたと共にするよ、という一歩なのです。
 
おそらく今までプリ5を見ていた人なら分かると思いますが、かれんは友達とつるんで何かをするタイプでは全くありません。むしろ、一人でいることに孤独と恐怖を覚えながらクラスのトップでがむしゃらにがんばり、自分を窮地に追い込むキャラです。

はじめて、それを「評価」や「批判」する視点ではなく、「一緒に」歩んでくれたのがこまち。
それまでは「水無月さん」「秋元さん」と呼んでいたのですが、これを二人で乗り越えたとき、自然と「かれん」「こまち」と呼び合うようになりました。
もうーーー、下の名前で呼ぶという行為が、いかにこの作品で「絆」になっているか!プリキュア初代で初めて「なぎさ」「ほのか」と呼んだときの、あの感動を思い出します。
気づけば常に側にいた二人。それぞれ、のぞみ視点だと非常に大人びているのですが、やはり二人きりだと悩みも苦しみもある子供です。それを支えあえる二人が、手を触れ合うときに感じるぬくもりは、とても大切なものなのでしょうネ。
 

●あなたは共にいてくれたから。●

そんな二人、意外と何度も「二人きりでの相談シーン」が多いのですが、今回もまたステキなシチュエーションで描いてくれましたよ!
こまちとかれんが相談しあうシーンは、今のところどれも名シーンそろい。この二人の関係はやっぱり特別です。

今回は、木漏れ日の中で、浴衣です。こんなシチュエーションの女の子二人にときめかないわけがない。自分が。
こまちがやろうとしていたかき氷のための氷が盗まれてしまい、「もう諦めるしかないのか」と悩んでいるところへのかれんの助力。
そうなんですよ。かれんが先ほど社会見学のときにドタキャン入って納得しきれていなかったときに、共に歩んでくれたあの「納得いくまで一緒にやりましょう」というのを、今度は逆の立場で差し出した手なわけです。
かれんとこまちの絆というか、お互いを大切に思う気持ちは、こういう機会じゃないとなかなか表出しないのですが、逆にそうだからこそ彼女らにとって「もっとも大切な部分」なのが再認識されたのが本当によかった!
それはどんな形でかというと、「新しい必殺技」という形で、です。

強烈な感情で今までも個々の新必殺技が披露されたのですが、かれんがそれを生むきっかけになったのが「こまちのため」だったわけです。かれんの性格や、今まで乗り越えてきたものを考えると、やはりこれがリミッター解除の理由としては最高かもしれませんネ。
 
こまちは最近ナッツにお熱なので、二人の友情の行方やいかに!?と頭をかかえて悶絶していたのですが、うん、この二人の絆はそんなもんじゃないですな。
5人いる少女達の仲でも、特段に強力な感じがするこまちとかれん。今までのプリキュアシリーズとはまたちょっと違ったよさをにじませる二人の魅力的な関係は、激しくはないけれどゆったり温かいものとして自分の心に深く残りそうです。
余談ですが、コミケでのプリキュア5本、こまち・かれんカップリングの本がめちゃくちゃ多かったです。もしかしたらのぞみxりん、ココxナッツ以上?いかに多くの人がこの二人の関係に心打たれているかがよくでていたなーと思うのでした。
 

●ガマオフラグ。●

今回の見所いろいろ。
 
その1

ガマオ、確かにいいようにカワリーノさんに操られているようですが、「お祭りでお面を売ってそれで腹を満たしたい」とか、なんかめちゃくちゃ思考が正しいのですが。泥棒とかしない分すごく健気な上に、なにもかもうまくいかず、ちょっと泣けます。

「このお面を買うか、ドリームコレットを渡すか、どっちかにしろ!」
お面買ったら終わりじゃん。そんな程度なのかー。さすがガマオ。
それにしてもガマオとのぞみの遭遇率は異常。ガマオxのぞみフラグですか。
 
その2

こまちとかれんの深い絆が描かれ、ニヤニヤしていたのもつかの間。ナッツxこまちフラグが太くなりました。おいこらナッツ、なんだその表情の変化は。君の本妻はココだろう?
悔しいので画像は小さめです。
 
その3

その他のメンツの浴衣一覧。ココの浴衣があまりにもいろっぽすぎます。
のぞみは桜。りんはひまわり…コスモス?うららは金魚。なんかうらららしいなあ。アイドルな彼女は「キャンペーンガールやりまーす」のノリノリ。「まーす」がポイント。かわいいよ。
しかし、アイドル少女→店の宣伝塔、というと「瀬川おんぷ」を思い出しますが、うららがそこまで集客力あるわけではないのが妙にリアルです。これもそのうち、すごい集客力をもったキャラになるのかしら。
 
その4

個人的には、のぞxりん至上主義なのですが、最近うららのアタックがものすごくてもう。

常にのぞみの横に陣取るうらら。以前のカワリーノトラウマを乗り越えて、積極度が半端じゃなくあがっています。ここ数回ののぞみ・うららのカットの多さは極端なほど。特に描かれているわけじゃないですが、きっとのぞみのうしろをうららがちょこちょこついて回るんだろうなあ。

とはいえ、老夫婦ばりの安定感のあるのぞみ・りん。うーん、妄想の部分での話でしかないですが、どうなっていくのやらー。りんちゃんは彼氏ができそうなのが怖いよう。うららはどうみてものぞみ一筋。
 
その5

ブンビーさん、スライドをつかったプレゼンテーションをするも、カワリーノさん超しかとの巻。
悲しすぎて涙すら出ない。
かれん・こまちが「一緒に目標目指して達成しよう!」なのに対して、ナイトメアの会社は「使えるやつだけ使う」というシビアさをしっかり持っています。いやあ、正直しんどいね見ていて。確かに、その通りではあるんだけどさ。ガン無視はキツい。
もっとも、ブンビーさんが起用される日=ブンビーさん死亡フラグなので、できればブンビーさんはひっそり引退していただきたい…><
 
その6

と思ったらブンビーさん超かっけー!
来週はうらら・のぞみを中心にした時代劇モードのようです。それにしてもブンビーさんのエセ外人っぷりが光ってます。
味方側ではココがサムライうさぎみたいでやけにかわいいのですが、かれんはどう見ても大奥系。あと、ミルクがなにげに和装なのですが、それってどうよ。ばれるだろう。
 
それにしても、いやはや。夏を遊びつくしましたね、プリキュア5は。
 
Yes!プリキュア5 キュアドール! 春日野うらら Yes!プリキュア5 キュアドール! 秋元こまち Yes!プリキュア5 キュアドール! 水無月かれん Yes!プリキュア5 キュアドール! 夢原のぞみ Yes!プリキュア5 キュアドール! 夏木りん
アクションフィギュアコレクション Yes!プリキュア5 キュアレモネードアクションフィギュアコレクション Yes!プリキュア5 キュアドリームアクションフィギュアコレクション Yes!プリキュア5 キュアアクア
Yes!プリキュア5 プリキュアシンフォニーセット Yes!プリキュア5 ドリームトーチ
新アイテムも早速登場。食玩でもありますヨ。
  
以下、過去記事
 
   
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