たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

単純なヒーローが見たければ「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」だ!

*1
画像に意味はありません。
 
「ファンタスティック4:銀河の危機」見てきたよ!


1、科学ってなに?   ⇒ スゲーもの!
2、愛ってなに?    ⇒ スゲーもの!
3、ヒーローってなに? ⇒ スゲー人!
4、ファンタスティック4の一作目みた? ⇒ ゴム人間!

 
こんな人は見に行くといいと思いました。
とにかく単純明快、映像は天下一品の派手っぷりが見もののこのシリーズ。
いかんせん今風のヒーローにつきものの悲壮感とか、伏線をめぐらせたストーリーとかが一切ないので、至ってライト。ゆえにか、コアな人気はあるけど日本では有名にならない感じが否めません。
実際自分も、コミックは読んだことがないです。「シルバーサーファー」は単独のを見たくらいのライトファンです。
しかし、映画1、2を見ていれば十分、あとは複雑なこと考えずに楽しもうぜ!という空気がたまりません。
科学的な整合性とか、ストーリーのご都合主義とかは突っ込まない。「盛り上がったらそれでいいじゃない!」と思えれば最高に楽しめる娯楽大作になっています。ちょっときわどい会話もあるけど、極めて家族向けで、自分みたいなライトからディープなアメコミファン向け。
 
特にシルバーサーファーの映像化、という点ではポイント激高し。
変な名前ですよね、シルバー。サーファー。全裸で銀色。元いた惑星が「ゼン=ラ」
なんでこんなのがスーパーヒーローなんだろう?と思ってたらファンタスティック4のメンツも「変なやつだな」と言っていてちょっとほっとしました。あれが美的センスなわけではないらしい。
でも、トレーラー見ていただけると分かると思いますが、本気でかっこいいよこの男!スピード感、ヒューマントーチとのおっかけっこの大げさっぷり、クール極まりない行動理念と人情味。
なるほど、これがアメコミの真髄といえる「ヒーロー像」なんだな。
完璧すぎるくらいの性格と最強ぶりなので、そのへんは好き嫌い分かれそうですが、だからこそヨイ。
彼単独の映画も作られるのでしょうか。
 
とにかく、主役4人の能力が、どういう協力をへて、いかに楽しく見せるかが面白い本作。敵も徹底して「いやなやつ」なので、悩まなくていいのがヨイです。
アメコミの映画化としてはとてもよく出来た作品ですが、あとは大人ならいかに突っ込みながら笑ったり爽快感に身をゆだねっぱなしに出来るか。それが可能な人なら、相当楽しめるんではないかと。
蛇足ですが、「日本」のシーンが多いです。そこがまたユカイ。
 
来年には「アイアンマン」も映画化されます。技術がアメコミ世界の破天荒さをリアルにしていくステキな時代になりました。
そんな今こそ、「キャプテンアメリカ」の再映画化を!

『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』70点(超映画批評)
おお、思ったより点数が高い。
ファンタスティック・フォー:銀河の危機 オフィシャル(音が鳴ります)
IRON MAN(英語)(音が鳴ります)