たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

コミックLOの二月号の作家陣が大変なことに。

ラジオの方でも話題に出ていたので、紹介。
今出ているコミックLO1月号で、次回の紹介をしていたのですが、なんと自分で「”神の号”になりそうな雰囲気」と打ち出していました。
自分で「神」っていうとかおおげさだろうー、とか思っていたのですが、作家陣を見て思った。
来月はすげえっ。どこまでいけるか分からないですが、これが叶ったら神になるかも!
 
ラインナップを書いてみます。

ヒヂリレイ 完顔阿骨打 月吉ヒロキ 町田ひらく
嶺本八美 鬼束直 佐々原憂樹 朝木貴行
火浦R 薄 雨がっぱ少女群 ほかまみつり
冴樹高雄 宮内由香 裏次郎
東山翔 飴鳥 愛澤鉄夫
あわじひめじ H-magic おおぬまひろし
mizu 川崎犬太朗 上蓮 茶倉和彦 朱江士郎
千樹りおん らいむみんと うさくん

これを見て「うおっふ」と思った人は仲間!なんだかわけわからんという人もいると思うので、何人か大御所を簡単に解説。
 
なんといってもヒヂリレイ先生復活ですよ。それだけでものすごいことだあ。なんと4年ぶり。まず絵を知らない方はこちらのオフィシャルを是非。
ばかスタ
ヒヂリレイ☆DECOッパチ
ギャラリーにある版権の電脳コイルイラストを見ていただければわかるんですが、スレンダーな少女の体の描き方の精密さがものすごいです。ヘソへのこだわりと、筋肉のつき方がひぢりれいスペシャルといわんばかりの独特の、しかし極めてリアルな骨ばった感じで描かれています。特に腰のあたりからあばらのラインや腕の細さは、デフォルメではないのにマンガらしい技術で描かれた職人技だと思います。
一時期一般誌に行っていたのですが、ここにきてとうとう復活。楽しみです、本当に楽しみです!あと同人誌のコイル本が非常にいいので(+18)、入手できる人は見てみるといいかも。
 

町田ひらく先生に関してはもう一言でどうこう語れるものじゃないんですが、コミックLOにこの人が連載をしているというだけでも、この雑誌の価値がある気がしてなりません。他の作家の作品も面白いんですが、明らかに路線が違い、しかもそれを貫き通しているってものすごいことです。ダメな男たちが、卑猥な少女を貪り、さらにその業を赤裸々にされ、嫌悪感と悲しみをたたえる。そんなマンガが読み続けられることそのものが貴重な体験。
そして、クリスマスに町田ひらく先生のマンガを読む楽しみ。ああなんというネガティブ。ステキ。
 

完顔阿骨打先生の新作はまさかのヤンデレ。ロリオンリー作家さんではありませんが、この人の描くロリマンガはライトに楽しめる上に、「女の子側が振り回されているようで実は振り回している」というロリのパワーをしっかり秘めています。さすがベテラン作家。「ROUND SELL」のスパッツにはときめいたものです。基本的にソフトでかわいらしいので、ロリマンガ入門にもいいのではないかと。
 


月吉ヒロキ先生は黒ストッキングの少女が堕ちていく様を描かせたら一品の作家さんですが、個人的には気の強い少女を描いていた方が好きです。2月号は黒スト少女堕落譚「独蛾」の最終回というものすごいタイミングで掲載されます。
  


嶺本八美先生は普段はロリじゃないほうを精力的に出している作家さんですが、LOで掲載されるロリマンガの本領発揮っぷりはガチです。とにかくかわいらしい少女を描かれるんですが、それに対しての攻め方がもうネチっこいのなんの。ひたすら触って触って触りまくる作家さんです。最近はラブラブ物も多いですが、単行本は鬱物が多いので注意。
 
 

少女のラブラブストーリーで定評のある鬼束直先生。連載ペースはそれほどはやくはないですが、今回このタイミングで参戦。しかもまさかの触手物・・・鬼束先生の触手物!?想像できないんですが。
見た目はロリのほっこり感じがありながら、それほどキャラが幼すぎず、非常に読みやすいのがミソ。これもロリマンガ入門にもってこいだと思います。
 

宮内由香先生もここにきて復活!女性作家で同人の方でも人気があります。ハードなエロはないけれど、中学生くらいの少年少女の心の繊細な動きを描くのが非常にうまく、その愛のある作風で評価が高い作家さんです。
 
他にも注目株だらけなんですが、それにしてもこれらが一同に介しちゃうのか・・・。ハード寄りの冴樹高雄先生やらいむみんと先生から、萌え寄りの火浦R先生、脅威の新人雨がっぱ少女群先生や東山翔先生まで。
ここまできたらもう少し何人か参戦してもらい、ロリマンガ紅白をやりたいほどのラインナップです。
編集の人は「行き当たりばったり」とは書いていますが、これが企画してのものが偶然のものかは別としてもこれだけのものが出来たらGJといわざるを得ません。*1
楽しみだ・・・。LOのとがった感じも復活しつつ、やわらかいラブラブ物もミックスされる良作本になりそうな勢いです。
 
<追記>コミックLOの予告って2、3割くらい変わる可能性があるので、列記した後半の作家さんは出てくるか微妙です。前半のビッグゲストは内容予告まで入っていたので載るとは思うのですが・・・!
 
コミックLO1月号(AA)

持ち込み原稿募集
こういうの見ていると、鬼束先生のエロなしマンガも見たいと思ってしまう今日この頃。

*1:あくまでも、できたらね…!