たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

情欲性欲ハイスピード。エロマンガ10 エロ編

コアに行こう エロマンガ10(酔拳の王 だんげの方)
ストーリー編は物語重視で選んだんですが、こっちは「ティン!」と脳みその奥のほうにある性欲にストレートに訴えかけてきたマンガを10本載せてみたいと思います。作者が自分の性的嗜好をどこまで突き詰めて描くか、というのも楽しみどころ。
極めて嗜好の出やすい部分なので、勢いにまかせて書こうと思います。あくまでも、たまごまごが「これだ!」と感じたものなので、ほかの人に「ティン!」とくるかは分かりません。あしからず。
先に言っておきます。ロリばっかりです。
 
  
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1、少女流幸福攫取論(笹倉綾人


誰がなんといっても小宮山さんなわけですよ。極めて品行方正で完璧少女な彼女が、弱弱しい男たちを叱責してめきめき鍛え上げていくその力関係がステキ。もちろん性的な意味で。少女に叱られたい趣味の人は小宮山さんにひれ伏すといいです。踏んで!
 

2、おじさん以上恋愛未満(鬼魔あずさ)


エロマンガ家の兄の娘の、青い果実よ。おじさんってのがいいんですよ、その微妙な距離感。これを設定した鬼魔先生は天才だと今でも思います。しかも一気に攻めず、ちょっとずつ近づいて、そしてまた距離ができてという着かず離れずの関係がまたいいんだ。ちなみにショタあり百合ありのバラエティ志向になっています。
 

●3、妹バカ一代!(くどうひさし)●


くどうひさし先生作品がものすごい好き!常に赤らんだようなほてった顔のしもぶくれな少女がえらいかわいいんです。絵はクセが強いので好き嫌いが分かれると思いますが、素朴な感じとシンプルなラインが好きな人ならはまるのではないかと思います。個人的にエロシーンはどアップになるよりも、第三者視点から二人の営みをニコニコしながら見るようなのが好きなので、くどうひさし先生の描き方がツボに入ったのですヨ。
ちなみにこの作品集以外のものでは、「ちんこを拾った」などのような、ものっそいシュールな作風の作品も描かれるので、そういうバカエロマンガが好きな人にはおすすめしたいところ。
 

●4、弟になんか感じない!(狩野蒼穹)●


姉x弟物、兄x妹物しかほぼ描かないという主義を貫くかっこいい作家さん、それが狩野先生です。特にこの作品集はひたすら姉x弟。また出てくるお姉ちゃんたちがちょっとダメな感じで欲求不満、かつ高校生くらいで幼いってのがツボ。なんとも都合のいい姉のオンパレードですが、そここそがエロマンガの醍醐味であります。
 

●5、淫らな素質(Cuvie)●


ラブラブメインで、ちょっとありそうな感じのエロマンガを精密で柔らかいタッチで描かせたら、多分今一番なんじゃないかと思われるCuvie先生。18禁以外でもエロいのを輩出しているため、ファン層も厚いです。自分も大好きなのですが、悩んだ末にこの作品集。転げ落ちていく兄妹の「愛妹」、生徒会長に振り回される教師の「DIVING」、超年齢差カップルの女性と少年「ディストーションペダル」と、他の作品集と比べてちょっと特別なシチュエーションの多い作品集ですが、もうひたすらに女の子がかわいいので満点。あと、女性の感情を性器の描写で細かく表現(かつ大げさではない)できる作家さんだと思っています。
 

●6、思春期絶対領域草野紅壱)●


女の子たちの欲求不満度が破裂しそうなほどパンパンなのが特徴の草野先生作品。表紙で見ての通り、手足が少し大きめで、スレンダーな絵を描かれます。とことんまで少年少女の「やりたい!」という気持ちを突き詰めて、かつあんまりでろでろになるわけじゃなくさらっと描くのが心地よいんだなあ。下心モードで顔を赤らめる女の子の描き方がクセになります。
 

●7、K.A.A.R(すえひろがり)●

 
んー、これ秋って出たのかなあ。ずっと楽しみにしているんですが。すえひろがり先生といえば露出なわけですが、それを少年少女がいきいきとかけまわるようにしているのがえらくさわやかです。また少年少女の肢体が非常にきれいな線で描かれているので、その華奢さがさわやかさの一つなのかもしれません。エロシーンは極めてエロいんですが、同時にストーリーもかなり長いのがミソ。
 

●8、淫らな告白(松阪剛志)●


松阪先生の描く、えっちなことしたいよー、の塊な女の子が大好きなのです。「こんなにかわいいのにエッチだなんて!」という男性の欲望に忠実なのがまた。あとあらためて、なんでこの作家さんのマンガが好きかわかった。前髪ぱっつんがすごい多いんだ。なるほど。
 

●9、ワンホットミニット(鬼束直)●


鬼束先生のマンガはすごいロリなんですが、実は精神面が安定した少女が多いので、中身はちゃっかり女しているのが大好きです。逆に言えば、本当にロリが好きで、その幼さの中の強さが好きな人だとちょっとゆるいかもしれませんが、個人的にはそのくらいが一番心地よいです。だからロリが別に好きじゃない人でも安心して(?)おすすめできる逸品。ほっこりした感じの女の子の顔がまた、えらいかわいいんだもん。
 

●10、RADICAL☆てんぷてーしょん(巻田佳春)●

 
なんといってもこの作家さんのこだわりは、「とらぶるすくらんぶる!」に書かれていたこのセリフに集約されている気がします。

「まあそれはともかく彼らのように無理矢理レイプってのは良くないね!」
「何言ってるの?あの人達全部和姦だよ」

実は和姦で男のほうがなにげに手玉に取られていて、あと少女で中田氏。ひたすらこれを軽やかに楽しそうに描く巻田先生の姿勢が一番好きです。
いやよいやよも好きのうち。巻田佳春「とらぶる・すくらんぶる!」
 
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他にもあげたらキリがないですが、自分の中の上位をあげてみました。
ストーリー編と違って、こちらに関しては極めて個人的な好みになるので、ストレートにおすすめしずらいですねこれ。きっと合わない人には永遠に合わないと思いますし。
そんな個人的な好みの偏りっぷりこそが一番楽しいと思うので、そのまま出してみました。
ここまで書いていてなんですが、道満晴明先生や鎌やん先生みたいな独特な方向の作品群や、ほりほねさいぞう先生のようなもっと濃い路線のを、また別枠でわけて選びたいなあと思いました。
エロマンガって、ほんと幅広くて面白いな!また色々読みたくなってきましたです。とりあえずゴージャス宝田先生の「キャノン先生トばしすぎ」(AA)が早く読みたいナリよ。