ジャパニメーション大好き殺し屋、めった斬り「ノーモア☆ヒーローズ」

Wiiの「ノーモア☆ヒーローズ」が死ぬほど面白いです。たまごまごです。題名に☆入っちゃうんだもんなあ。
ダサい感じのかっこつけ主人公が蛍光灯みたいな「ビーム・カタナ」で殺しを行うっていうゲームなんですが、なんせこの主人公色々ダメすぎる。彼は実はプロレス＆日本アニメオタで、「純白の恋人ビザールジェリー」という美少女合体ロボットアニメをこよなく愛しています。
是非リンク先見てください。OKAMA先生渾身のイラストで描かれた、この絵に描いたようなジャパニメーション。そしてこの男、部屋にはフィギュアを飾って、ポスターに寄り添っては「ＭＯＥ−！」って言うんですよ。なんだこのいかれた設定。
しかもあまつさえ。色々なバリエーションの服が用意されているっていうのに、デフォルトの服装がこのアニメキャラクターＴシャツというイカレっぷり。すげえ、かっこいいよ。こいつ漢だよ。
味方（？）も敵もかなりイカしたデザインぞろい。コザキユースケ先生のキャラデザのセンスが光ります。バッド・ガールとデストロイマンが色々ステキすぎます。
セーブする場所が必ずトイレなのでズボンを脱がなきゃいけないとか、テレビをつけると普通に色々なミュージックプロモが流れるとか、プロレスマニアなので投げ技が無駄に多いとか、余計なところのこりかたが半端じゃないです。製作サイドのノリノリっぷりが見え隠れしてにやにや必至。なんだかＸ箱３６０のゲームみたいです。
もちろんアクションシーンもかなり軽快で、ただwiiリモコン振り回すのではなく、基本はＡボタン、とどめだけふると派手なアクションをかます、というバランスが絶妙。いずれにしてもあんまり悩んでやるタイプのゲームではなく、爽快感重視のゲームなので気楽に楽しめます。
タランティーノがさりげなく作ったんじゃないかと思うほどの楽しさ。このセンスは是非ともwiiにもどんどん増えてほしいところです。
キャッチコピーは「俺、フリーダム。」フリーダムすぎてバイクで事故ると自力で起こさないといけないへっぽこぶり。いいなあ。大好きこういう脳みそから何か抜けていきそうなの。
血は出ないけど、「バシュン！」とレーザーで四散させるアクションはちょっといいなと思いました。こういう見せ方はいいなあ、ゲームっぽくて。

バッドガール戦（ニコニコ動画）（ネタバレ注意）
バッドガールの部屋が異常すぎてトキメイタ。
ちなみに北米版は首もとぶし血まみれだあよ。