たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

私のヰタ・セクスアリス その2〜世界に性があることに気づいたあの瞬間〜

以前「ヰタ・セクスアリス」を募集したところ、かなり面白い話がまた集まってきたので、ご紹介させていただきます。
自分的に「はっ!」と思ったのがこれ。

ヰタ・セクスアリス」と言っていいかわかりませんが、キャンディキャンディで、「深夜に偽手紙で馬小屋に呼び出されたキャンディ」が、なんで退学にされるのかわからなかった小4。わかってしまった小6。
なんかその辺に一線があったような気がしますね。まあ自分の初潮もその辺だったけど。

な、なるほど!今言われてはじめて気づいた事実。
確かにそれ、「?」と疑問符のまま通り過ぎそうですが、そこに性のありようや考え方に気づいた瞬間は、もう自分の中に性が目覚めていますね。
そう、性に目覚めると見ているものの視野もまた変わる。
そんな話をまた掲載させていただこうと思います。
 

●ザッツア少女漫画●

私のヰタ・セクスアリスはおそらくセーラームーンだと思います。
セーラー戦士だったか一般市民だったかが触手に襲われるシーンでどきどきしていました。
必要以上に喘いでいたのも一因かと。
3歳の(元)幼女にこんな妄想をさせるセーラームーンは本当に罪作りなアニメでした。
プリキュアヰタ・セクスアリスを感じる幼女はいるのでしょうか。ふと思いました。


あるある、きっといる。プリキュアでなんかむずむず芽生える子。
それはともかく、セーラームーンで性に目覚めた男女はかなり多いのではないかと思います。もうちょっとくくると、「戦闘美少女」で。彼女たちが打ちのめす様と、打ちのめされる様はなんだかむずむず「性」を感じさせられます。
しかし「触手」というのは本当に不思議。なんでこんなに世界中で触手に性を感じる人がたくさん産出されるほとに、人間の心をくすぐるんでしょう??

ヰタ・セクスアリス、自分もやぶうち優先生の作品にて「女の子」を初めて感じました。
具体的には確か雑誌の小学5年生で連載していた「EVE(イブ) 少女のたまご」
人間として未熟なアンドロイドの女の子が同級生たち(人間)に近付こうとして、頑張る姿に、「女子にもイロイロある」ってことを感じていました。
同時に、身体測定の時のモブキャラの「ぱんださんぱんつ」が今でも目に焼き付いていて、よもや今の自分のオタ嗜好の原因はやぶうち先生にあったりするのかもw

Eve―少女のたまご (てんとう虫コミックス)
ヰタ・オタクアリスがやぶうち先生だった、というのは自分も一票。水色時代がもうね。
このお話で興味深いのは、「女子」という存在そのものに対しての感覚だということ。何か性的な身体的なものではなく、人間関係としての「性別」に視線がいったというのが面白いですよね。
男子も女子も一緒、というところから、男子と女子は見ている感覚が違う、と気づくのも一つのヰタ・セクスアリスなんだろうなあ。
そういう意味では、アンドロイド物は「異質さ」を感じさせるという意味での性を見るきっかけになるかもしれません。
あとぱんつも。

makoto
私のヰタ・セクスアリスは、ギャグでもなんでもなく、新條まゆでした。当時小学生だった私は小コミを見て愕然としたのです。「世の中に、こんなエッチな漫画があるのか!」と。
学校にこっそり持っていって、放課後に女子で集まってキャーキャー言いながら読んでました。思うに、小コミ等の漫画で性に目覚めた女の子って多いんじゃないでしょうか?

新條まゆthe best selection (フラワーコミックス)
新條まゆ先生、およびその後に続く多くの作家さん達の作品群で「はっ!」となった方多いかもしれません。あとましんたんとか。
そういう入り口としては、実はなかよしの一部の作品(フクシマハルカ先生とか)もある気がします。
もちろん少女漫画でも全体から見たらそういうのはそうそう多いわけではないので、ちょっとハラハラしながら見る感じ、なのかなあ。男の子から見たら「エロイのか!」と思ってワクワクしてしまうのですが。
逆にしっかりしたものとして描かれていた、エロなしの「彼氏彼女の事情」あたりは、逆にきっちり描かれていたために男性女性を意識させられるかもなあと思いました。そして男性女性があることのよさも。
 

●ザッツア少年漫画●

ジャンプのヰタ・セクスアリス桂正和は印象強いけど、本宮ひろ志宮下あきら北条司(敬称略)を忘れてはいけないと思うのです。
劇画→漫画の中間世代だと思いますし、本宮先生は女性キャラが描けなくて奥さんが全部女性キャラ担当して描いてた。って話も女性が女性の裸を男性向けに描く。というのは革命的な事ではないでしょうか?
他にもブラックエンジェルの作者とかターちゃんの作者とかアノ時代のジャンプは、そのものがヰタ・セクスアリスといえる良い時代だったのではないかなぁと。(´-`) 遠い目

俺の空―本宮ひろ志傑作選 (1) (集英社文庫―コミック版) 民明書房大全 (ジャンプコミックスデラックス) CITY HUNTER シティ・ハンター 全18巻 (コミック文庫)
桂正和先生の持つエロスと、北条司先生の描くエロスってちょっと方向違うかな?と思いました。桂先生のは思春期のパンパンに張り詰めた性への憧れ、北条先生のは大人の世界で色々「知った」人の性。もうどちらもスバラシイし、それぞれを見て「ああこんな世界があるんだ」という憧憬。もっこり。
いきなりドエロを突きつけられるよりも、そういう大人びた世界や中高生の欲求をやさしくそっと差し出すジャンプ。そんな性の目覚めは実は大事なのかもしれません。ソフトランディングです。 

確かにボンボンはお色気シーンが多かったですね。
そんな私のヰタ・セクスアリスはボンボンのゴエモンです。ヤエちゃんハァハァ

ボンボン大人気。
ヤエちゃんのエロさについてはもう次のスレを見たら一発でわかります。
漫画がんばれゴエモンのヤエちゃんのエロさは異常(2ch)
すいません、これ今でも十分目覚めます。
先ほどの戦闘少女ともかぶるんですが、「くのいち」は極めて特殊な存在だと思います。あとは特撮のヒロイン。日本人の血筋なんじゃないかとすら。

うわぁん、みんなヰタ・セクスアリスの記憶がある。ウチの場合、物心つく前からモニモニしてたので、コレだとあげられない。言うなら少年漫画の拷問シーンとか絶体絶命シーンとかかな…

女の子がひどい目にあったり、女の子にひどい目にあわされたり。少年の心に妙にひっかかるシーンです。ウルトラマンの拷問シーンで目覚めた人も結構いるんですよね。
絶体絶命シーンで…というのはちょっと面白いです。分かるなあ、なんか追い詰められたシーンって妙に興奮さそうんですよね。なんだこれ、釣り橋効果?

「ヰタ・セクスアリス」色々と考えてみたのですが、はっきりと
思い出せるのは従兄弟の部屋にあった孔雀王です。

孔雀王 (11) (集英社文庫―コミック版)
少年マンガではないですが、こんなのも。アクションマンガで性に目覚めるのはありますね。他に挙げるならば「3x3EYES」とか「バスタード」とか。いまだとなんだろうなあ。鉄腕バーディ?

toumeichigo
こんばんは。私の初めては桜野みねねさんのまもって守護月天シャオリンですね。
あの足に魅せられて、初めて全巻揃えたコミックでした。
みねねさんの話って小さい頃から今も共感するんですよね。
ガンガンコミックって一時期から足エロス増えましたよね。

まもって守護月天!再逢(Retrouvailles) (1) 初回限定版 ([特装版コミック])
足とは!お目が高い。個人的には山野辺翔子の足がすごいすきなんです。もう筋肉質じゃないですか。ひきしまった脚!
ガンガンは確かに一時期から、お色気…とまではいかないけれども、健康的な色気あふれるヒロイン増えてきたと思います。個人的にはハガレンウィンリィのあの作業姿で目覚める、健康優良児がいないかと願っていますですよ。

クシャナ殿下!クシャナ殿下!!クシャナ殿下!!!(三度斉唱)
当時の私って、周囲から何故かクロトワさん扱いだったんですね。そのときは何故?って感じだったんですが、今となってはそれ合ってるから!絶対合ってるから!・・・と思いたいです。

風の谷のナウシカ 3 (アニメージュコミックスワイド判)
母性あふれるおっぱいをしたナウシカもいいけど、自分も「女性」を強く感じたのはクシャナ殿下。あのセリフ…理解した時が性に目覚めた時でした。
しかしクロトワさん扱いって、そんなに何かに振り回されたり企んでいたのでしょうか。しかしあの立ち位置はちょっとおいしいですよね。
 

●世界は不思議な性で満ちている●

音楽でヰタ〜と拍手したものです。女性歌手は川本真琴さんで、聞いていたのは「愛の才能」でした。
あの甘い声とリズミカルな音楽も大好きだったんですが、なによりあの歌詞ですね。キスする前のドキドキ感とか未体験への焦燥感!
そしてなによりその歌われているキスがただ唇を重ねてして終わり。じゃなくて、シたその後の行為を期待するようなキスなんだってことを子供ながらに感じとっていたことをよく覚えています。あのときのなんともいえない感覚は、絶対にヰタ・セクスアリスだと思います。

川本真琴
川本真琴の登場は自分もものすごく衝撃でした。ああ、こんなに軽やかに、そして飾らずに歌う人がいるんだ!と。
その中で描かれているキスのみならず、男女のリアルな感覚や距離感にはドキドキさせられます。「1/2」も冷静に意味考えるとかなりドキドキしますよね。
歌詞でその恋愛のカタチ、ひいては男女の触れ合いに初めて出会う人は相当多いと思います。絵にならない分、かえって想像も膨らみますもの。
余談ですが自分は「やきそばパン」が一番好きです。

遅れたけど自分も、ヰタ・セクスアリスとは少し違いますが広辞苑でエロい言葉を調べてドキドキしてました。
そもそも昔母に「エッチな事って何?」と思い切り聞いてしまい気まずくなりそれ以来分からない言葉は辞書を使って調べる子供になりました。

はい、辞書のエロい言葉のページに折り目入れてました。つい、ついです、ついなんです。あと英語の辞書も。
実はこの方のおっしゃる話、非常に大事な気がします。
自分がですよ、子供が性に興味を持って「○○ってなに?」と聞かれた時どうしましょう?
今は「それはきちんと話すべきだよー」といいたくなりますが、いざその時になったら照れてしまいそう。お父さんとお母さんはセックスしたの?と聞かれてどう答えよう。
いや、答えは分かってはいますが、その覚悟があるかどうか、でしょうね。
 

●性の目覚めは、とてもまばゆいこと●

最後に、自分が一番似ているなあと感じたヰタ・セクスアリス

kaizenai
自分の場合は、小学校に上がったころだと思うのですが、学研のマンガでした。その中に出てくる女の子のスカートが、その、とても短くてですねえ。
どうにか紙の中に手を入れてスカートをまくる方法はないものか、などと下らないことを一日中考えてました。そのころからダメな人間だったのです。物心つく前からパンチラフェチだった記憶があるし、もうそういう星の下に生まれたと考えるしかないです。

もう、自分なんじゃないかと思いましたこの方のお話。学研のマンガですよね!あの「科学の謎を探ろう!」という世界で女の子にエッチなことしたくなりましたよね!
なにぶんチェックなしで与えられるマンガの代表なわけですよ、学研。だけどその中に出てくる女の子達が妙にかわいくて、フェティッシュなんですよ。ぷにぷにしてたり、ぴちぴちしていて。時々パンチラして。
パンチラ好きな人は多分学研で目覚めた人多いと思いました。
 
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さまざまな投稿ありがとうございます。非常に面白かったです。
 
性の目覚めは恥ずかしいことじゃなく、逆に大人になってから振り返ると非常に面白く明るく楽しいこと。…いや、たまには恥ずかしいこともあるけど。
ひいては、自分を見直すきっかけにもなりえます。自分の原点を探るみたいなんですよね。
話題としても面白いヰタ・セクスアリス。ちょっと自分の本棚やビデオを探りながら、ああこれでドキドキしたなあと思い出すのも一興かもしれません。
マンガ・エロティクス・エフ vol.50
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