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プリキュアはみんなのヒーローだから!「プリキュア5GOGO第7話」

●卑猥な敵キャラ登場!●

7話では待望の新しい敵が登場しましたね。
その名もネバタコスさん。
んー?なんだか名前がエロい感じがするのは自分が汚れた大人だからかしら。

十分卑猥だよ!
イっちゃった顔つきといい、攻撃の触手っぷりといい、思考のいやらしさといい、なんだろうこの卑猥な生き物は。いやんいやん!

自分は触手物が微妙に苦手なのですが、ここまで醜悪な敵が出てくると妙にゾクゾクしてしまうからたまりません。いやあ、ギリンマやブンビーさんやスコルプさんみたいに愛らしい敵もいいのですが、こういう「あからさまに敵」という悪役が出てくるのはいいですね。
そんな回でした。ああ、エロいエロい。

人間状態も非常にいかがわしい。ああ、エロいエロい。
 
はて、エターナルの新敵って「毒のある生き物」だと思ってたのですが、タコって毒ないよね?
と思って調べてたら、ありました、毒。
タコ倶楽部
一般的によく見られるマダコは敵を麻痺させる「チラミン」という微弱な毒をもっていますが、こちらはあまり人間がヤバくなるようなものではない様子。
しかしヒョウモンダコってのがすげーですよ。
毒を持った魚の代表選手ともいえるフグとおなじテトロドトキシンを持っており、「一回の咬みつきで人間7人を死亡又は麻痺させるだけの毒がでる」そうです。死ぬ主な理由は呼吸器の麻痺。
恐ろしい…ネバタコスさんも毒持ち生物として認定しました。
 

プリキュアはみんなの英雄だから●

プリ5GOGOのOPは、もう何度も見ている人が多いと思います。
その中で、プリキュア5人は多くの人に慕われたヒーローしているんですよね。

関連・フルスロットル!ヒロインはスーパーヒロインへ。「プリキュア5GoGo!第1話」
初代から今までは「内緒に」というスタンスでしたので、これはなかなか新鮮。しかしまだ、今の時点では人間の世界では「内緒」ままです。
それに対して今回のパルミエ王国という舞台で、はじめてみんなの前で戦いを披露することになるわけです。
大勢の前での戦闘は二回目*1。最初は5最終回です。その時はまだ全員に心が戻っていなかったのですが、きっとそのときのことを国民は覚えているからこその大喜びなんでしょうね。

そうでしたよ。5人は「伝説の戦士プリキュアだったじゃないか!
ピンチにあるはずが、狂喜乱舞するパルミエ王国民の姿。轟渡る歓声。
ああ、いたよ。自らの信念と、正義と、友情と…みんなのために戦う私たちのヒーローが!
 
守られるヒロインというより英雄色が強いので、あえてヒーローと呼びます。
ヒーローっつうのは心躍るものです。大人も子供も、心の奥底で信念を貫くヒーローを待っています。
しかし、最近のヒーローは「すべて守ってくれるもの」ではなく、「ともに戦うヒーロー」であることも魅力の一つです。パルミエのちっちゃな住民たちも必死に生きています。必死に戦っています。他力本願じゃない、そんな等身大のヒーローだからこそ心の底から応援したくなるのです。
 

●再生。●


ミルクが「緊急事態」とかいうもんだから急いでパルミエ王国にいったものの、実は何もなかったというオチ。まあなんとも腰砕けというか、ミルクだからなあ、という感じなのですが、そこで見られる世界再生の縮図は面白いものがあります。
確かにこれは人間世界でリアルに描いたら非常に難しい問題になるでしょうが、小さい動物たちが種を植え、城壁を築く様はかわいらしさのオブラートで包まれて、とても受け入れ易いものになっています。

作るというのは非常に時間のかかる作業。一つ一つ積み上げ、年月をかけて育て、大切に守ること。
それが小さくパルミエ王国のファンシーな世界で描かれていくことと、今エターナルの人間が私利私欲と「価値」という名前の暴力で奪い去っている事を比較すると面白いかもしれません。「価値」って言葉は使いどころ間違えるととんでもないことになるものだあね。
 

●ミルクです。●

さて、今回色々見ていて悩みつつ、首をかしげていたのはミルク。

一応うそはついていない。年齢が幼いかもしれないことを考えると、それはもう苦労を重ね辛い思いをしていたでしょう。ましてや今は王国に一人残されることになっています。
しかし、わがままにすぎなかったのもまた事実。なんてことはない、「会いたいからきてください!」と言えばいいものを「一大事」と書いた彼女の姿は、今後の展開に非常に複雑な部分を残している気がしてならないのです。
プリキュア5人は「まあまあ」と受け入れます。かれんさんやのぞみは、まあそうであってほしいと自分も願います。

叱責するのは、パパイヤさん(お世話役、ミルクの上司)とシロップだけです。
今回ミルクはまだ謝っていません。結果としてそれほど責められる罪ではないし、彼女の熱意を考えるとそれでもまあいいのですが、受け入れてくれる人がいる(かれんやのぞみ)のならば、彼女にある程度厳しい言葉をかける人、気づかせてくれる人もいなければ成長しない気がします。
今回のはあとあと引きずっていくようなので、特にシロップの言動は注目しておきたいところです。

彼女がもう少しだけ素直に、そして人に謝ることを覚えたら、すげー信用されるキャラになる気がするのですよ。もうちょっと、もうちょっとだけ。
 

●うららです。●


そんなわけで、みんなで談笑しているときにかれんさんにムチャぶりするうららはカッコイイと思いました。この下膨れっぷりもたまりませんでした。
 

*1:以前うららのステージで戦った事があったけれど、あれはショーという捕らえられ方で終わっているので除外。