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とことん卑猥な敵役っぷりに拍手。「プリキュア5GOGO第12話」

あなたも知りたい、私も知りたい!

まーすこ、みかー!
続けて読めばー、マスコミか!
ひさーしぶりの復活に涙涙。ああー、この子がいると一気にサンクルミエール学園が身近になるうう。
残念ながら「増子さんが新プリキュア」の希望はまた減りましたが、今後も学園ポジションでがんばってほしいものです。
 
そんな回でした。
はて、今回色々考えながら見ていたのですが、どうしてもこの一点がとことん胸に残ったのでもうそこから書きます。
それは「ネバタコスさん卑猥」だということ。
 

●THE・嫌悪感●

ネバタコスさんのすごいところは、とことんまで最初から嫌悪感100%で描かれていること。愛嬌以前に「このおっさんイヤー!」と反応させるようなつくりになっているからたまりません。
そもそも以前のスコルプさんが割りと二枚目のマジメな男だったのですが、正反対がきたんだからそのギャップでもうもうぐったりさせられるってものです。
しかも最初に彼のとった行動がまたイヤラシイ。

自分の脚をブンビーさんに「もめ!」ですってよ!
いやね、ブンビーさんの脚をスコルプさんがもむならまだOKです。むしろOKです。しかしブンビーさんだってネバタコスさんの脚はもみたくない。人間形態ならぜったい贅肉気味で毛深いですよたぶん。しかも途中から粘液質な8本脚に。
いやあああ!卑猥だわ!卑猥すぎるわ!
 

彼の潜入姿もまた嫌悪感をむき出しにさせるトリックが。
実際の体格的にはガマオ君とかわらないのですが、なぜこんなに彼がいかがわしく見えるかと言うと、クチですクチ。ニヤニヤしているんです。
こんな男を女子校に入れたらだめでしょうどう考えても。
確かにタコ形態も相当触手気味で変態チックなのですが、正直人間形態の方が嫌悪感バリバリわかせる仕掛けがなされていると思います。
とかく表情からしゃべり方から、見事なまでに「イヤな感じの敵役」の王道を走っています。
 
今回最大の気持ち悪かったポイントはココ。
 
左の目の、人を蔑んだようないやらしさ!
右の「ピンポーン」のクチの人をなめきった気持ち悪さ!
もう見ていて「悪いことしてますからー。君たちのことバカにしてますからー。」のオーラを全身から漂わせる演出にはむしろ酔いますよ。ここまで徹底的にイヤなキャラになってくれるならもっとやってほしいくらいです。
それにしてもこれは日曜の朝には卑猥すぎるキャラだと思わざるを得ません。いやいや、自分が汚れたのは認めますが、そうでなくても徹底的に卑猥なんですって。
 

●のぞみさんのリアクション●

はて、イヤなオヤジの話ばかりしたので気がめいりました。
ここから先は女の子の話だけします。
今回「美々野くるみ」がとうとう編入してきました。天才万能、でも抜けているお嬢様。
そんな彼女はのぞみさんだけを徹底的にバカにするんです。
他のキャラは確かにある程度才能に長けているのですが、のぞみさんは「特になにもない」を地でいくキャラです。いい意味で普通ですし、それを前作で完全肯定しているので彼女は苦にも思っていないようですが、見ているこっちとしては多少擁護もしたくなります。
しかしのぞみさんのリアクションは、そんなこと考えることが間違いなんだと教えてくれるのですよね。

エー。

ぶー。

んー??
 
とにかく今回はいつも以上に表情豊かなのぞみさん。
これ確かに「素」だとも取ることできるのですが、それだけではない気がするのです。
・くるみが来たことを素直に喜んでいる
・くるみがいる状況で空気を盛り上げている
・初対面のくるみにも素で接しようと心がけている。

彼女のリアクションは本当にアッパラパーじゃないのは今までの積み重ねでなんとなーく分かるのですが、それが今回顕著に出ていたのではないかと思うのです。
特にこのシーン。

あれだけ罵詈雑言を投げかけていたくるみに対しても、誰よりも積極的に接しようとする彼女。確かにアホの子で何も考えていないところも少しはあるかもしれませんが、彼女は意図的に努力しているんじゃないかな?と自分は思うのです。
あるいは、努力することすらもすべて楽しさにしているか。
 

それをさりげなーいところで「できるよ!」という感じでささえるりんちゃんはさすがですね。よく見ていると言うか。
おそらく今回のくるみパニックも、りんちゃん的には他の3人と違う視点(のぞみのことをばかにしすぎている・ちょっとやりすぎているので突っ込みとして機能している)があると思うのですが、そこですかさずのぞみが最大限喜ぶ方法で支える彼女の言葉はまさに見事でした。今回のベストシーンだと思います。
 

●くるみさんはもっとボロを出してください●

くるみがめきめき正体を現している気がしますが、最後まで別の説を唱えていきたいと思います、あえて。面白いから。
今回のみどころ。
 
その1.

スコルプさんを偲ぶブンビーさん。ギャグ担当ですが彼ほど人を思いやれる敵の人間はいないのでしんみりきます。
本当にいい人だなあブンビーさん。
 
その2.

ブリっ子(死語を一周して新しい気がする)なくるみと、それを見てどん引きなりんちゃん。りんちゃんのくるみへの視点は今後注意して見ていたいところ。
うららは「変ですねー」とかという態度ですが、分かっている顔ですねこれ。
んで、りんちゃんとうららの顔にアテレコしたくなります。
「イヤー、きもちわるーい」「童●が許されるのは小学生までですよね」みたいな。
 
その3.

握った手で悟ったココはすごいです。
というかこんなところでも「手を握ることで伝える」というプリキュアのテーマが出てくるとは。
 
その4.

制服ダンク。これは新鮮!またくるみの髪型がいい感じで彼女の快活な動きを表現してますなあ。
あとここパンツチェックポイントですよね。
 
その5.

通常時登場二回目にして迂闊っぷり前回のくるみさん。ああもうどんどんボロ出してください。気が強いけどぬけている女の子は永遠のテーマです。
にしてもどうしてもあのシーンのセリフが「ペニスの商人」にしか聞こえない自分は腐ったものです。
 
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