たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

明日もマンガが読めるシアワセ!

最初の日記部分でも書いているのですが、自分なんかにとってみたら毎週あるいは毎月マンガが読めるっつうのは恐ろしいことなのですよ。
だって、ジャンプサンマガチャンピン等々当然のように毎週出てますが、考えてみたら「来週は出ません、これから出ません」ってことだってありえなくはないわけです。
えーとどんな状況でかというと…出版社が爆発するとか。すいません、まずないですね。
 

●続きがまたやってくる。●

WEB拍手より。

先日、少女ファイトの拍手送った者ですが・・・
先が楽しみな作品が多い=明日への楽しみが多い=幸せ というのに納得です。
あれもこれも楽しみで楽しみで仕方なくて幸せです。
先を待ってる作品のうちの一つの新刊がでたときなんか特に、
マンガ好きでよかった!と心から思えるもん。

少女ファイト(4) (KCデラックス イブニング)
太字の部分の言葉にバシーンと打たれた!
よく考えたら「次が楽しみ」って、こんなにシアワセなことないわけですよ。続きが気になる、焦らされる、こんなところで終わるなんて!
ということは、その分続きがまた読めるし、それまでの焦らされる時間、ワクワクしながら待てるわけです。
すごいですよなあ。一発芸じゃあないんですよ、次があるんですよ。
 

●こどものころのワクワクは今あるか?●

子供の頃、アニメの続きが見られるのが楽しみで楽しみで、一週間が早く流れればいいのにと思ったものです。ジャンプが出るのが待ち遠しくて、キン肉マンドラゴンボールの続きが気になって本当に眠れなくて。
んですげー気になる回の朝なんかは、本屋さんに走って向かうんですが、人の流れがみんなその本を買いにいくかのように思えてしまって「やべえ、急がないと売り切れる!」とか焦ったりしてね。そんなことないのにね。
 
んじゃあ今はそんなワクワクはあるのか?
あるよ、あるとも!
と言いたいところですが、子供の時にワクワク度が100だとしたら今は50くらいでしょう。相対的に。
これは「面白い作品がない」ではないです。むしろ逆です、いっぱいあります。そしていっぱいあるのをもう知ってしまったのです。
 
たとえば「サナギさん」の新刊が出るとします。今の自分は死ぬほどその発売日が楽しみで、アマゾンではなく間違いなく本屋さんで買います。この手で入手したいからです。
しかし、じゃあそれが出るまでもだえるほど待ち焦がれているかというと、そりゃそうなのですが、その間に「ほかの待ち焦がれるもの」があることを知ってしまったんですよね。
ああ、今月は「屍鬼」が出るなあ、そういえば「ブラックラグーン」の新刊も出るし、「GIANT KILLING」も出るぞ。おっとキングゲイナーの最終巻も全編書き直し版で出るな、とか言っているうちに、月に何冊も「待ち焦がれる」ものができるため、待ち焦がれパワーは分散します。
一個一個はすげーすげーーーーー楽しみなんですが、待てるようになったんでしょう。あと雑誌を読んで知っている、という行動力も身につきました。
 
こどもの頃ほどの激しいワクワクはあまり体感しなくなりました。寝られないほどではなくなりました。
ただこれを「ワクワクが減った」「大人になってそれほどでもなくなった」ととらえるのはもったいないです。
「ワクワクがたくさんになった」と思えるようになったら、なんと恵まれているんだろうとクラクラします。
よかった探し?」いいえ、「よかった溺れ」です。よかったこと多すぎ。
 

●視野は広けど●

視野が広まって、ネットのいろいろな感想を聞いたりほかの作品と比べたりと、一つ一つの作品の読み方も変わってきます。
だからこそ面白みも増しますが、だからこそ自分が「好き」だったものが揺らぐことがあります。自分がすきでもまわりの100人が「つまらない」と言っていたら、そりゃ揺らぎます。流されない気丈な人でも口をつむぎます。
でもねでもね、まず純粋に「これ面白い!次読みたい!」という気持ちは言葉にしておきたいなあと今だから思います。
ほら、あれですよ。タラちゃんてサザエさんに「こんなの見たですー」って楽しそうに言うじゃないですか。言うことで確認してるんですよ自分の中の興奮を。
 
子供の頃に戻る必要はないですが、その感覚が一気にぐっと引き戻される作品はあります。間違いなく。ないと言うひとでも、探せばあります。
それを見つけて「ああ、次回が楽しみだ」と思った瞬間、充実度マックスですよね。そこで「ここで引っ張るなんて」とスネずに、「うわー!はがゆい!次回があるのか引っ張れ!」と悶え苦しめるこのシアワセ。
 
ほんと、次回があるってすごいですよね。読みきり短編もいいけれど、続き物が当たり前のように読むことができる日本はすげえっすよほんと。しかも250円程度で。アニメなら放送しているのは無料で。すげえよ。こっちじゃ放送してないけど。
 
もちろん、買ったときに「ああ、これはあわないっ」というジャケ買いもあると思います。とはいえ10冊買った中で1冊でも「次回が楽しみ」があったら、先行投資としてはプラスじゃないかなと思ったりする次第です。
そのために明日も働きます。
 
んで、毎度ながらオチとしまして。
「しあわせ積もれど、置く場所はなし。」
おあとがよろしいようで。
 
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