たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

今年の夏はね、まぁまぁ楽しかったと思います。まぁまぁ。「みつどもえ第105卵生」

先週はすごい雌豚っぷりで、エアコンを再起不能にまでおいやったみつばさん。
さすがに今週は少しは雌豚度が下がるかと思いきや。

相変わらず一人だけすっごい汗でした。
ですよねー。このくらいじゃないと。そんな雌豚な君が好きさ。キラッ☆
 

●ひとはの日記●

そんな彼女のことを1番楽しんでいるのは誰でしょう。杉崎?いやいや残念。

ひとはさんです。
毎日の絵日記がみつばで埋まり、最後に「とんでもない●●である」でしめるという、いっそこれ面白いんじゃないの?日記を披露してくれました。
しかもやたら絵がキュートでかわいいんだこれが。毎日エロ本を読んでいることによって、おそらく絵画テクが磨かれたのでしょうか。そういえばふたばも絵がうまいし、血筋…かとおもったらみっちゃんはへたくそ*1だったようです。
そんなこんなで、なんだかみっちゃんにちょっかいかけること自体が楽しみになっているようなひとはですが、みっちゃんに言われたこの一言が彼女を変えることになります。

今までのみつばのことを考えると、一見適当な思いつきで言っているように見えますが、ひとはのことを気遣って言っている可能性が高いように思えます。
みつばってひとはのことをとことん苦手に思っておきながら、とにかく積極的にモーションをかけるんですよね。
今回も通常ならば、自分大好きなみつばなんですもの自分がバカにされていることのほうを先に気づくところを、まずはひとはが自分の絵日記にいないことを指摘しました。
みっちゃんはひとはの、一番悩んでいるところをすごくさりげなく理解しているんだと思うんですよ。 
 
というのも、ひとはは自分が、自分の日記に描かれていないことを前段階で気にしているんです。
「私は…何をやってるんだろ…」
世界をクールな目で見下して、淡々としていたひとはがこのような思考に変わりつつあることがとても興味深い。あんなに世界を達観していたのに、ふと自分を見つめなおしたときに、彼女は落ち込んでいくんです。
みつばはいつもワガママだし、ふたばはいつもマイペース。二人とも自分を楽しんでる。
私は?私は何をやってるんだろう。
ほら、自我の目覚めの音がする。
 

●ふたばとみつばと、ひとは●

ザリガニ釣りにいったふたばの行動がもうね、いいんだ。すっげーいいんだ。かわいいよふたば。

基本無邪気で、自分が楽しいこと一番な部分はあるふたばですが、みつばにとっては支える妹として、ひとはにとっては気配りのいい姉になりつつあります。
もうたまらんよね。「ひと!!」だって!ひと!
この後も浮きっぱなしだったひとはを、ふたばが楽しませるようにリードしていきます。きっとふたばだから、みつばと違ってそれほど「ひとはには深く気配りをして…」ということは考えたことないと思います。自然にひとはが好きだから、次に何をするかがわかっている、それだけです。
そこがひとはにとっては一番いいんですよね。気遣いされずに「私は今何かいている」を与えてくれるのは、ふたばでした。
 
それぞれの人間関係が深まるだけでなく、笑いながらも着実に「自我」が育っていっているみつどもえ。もちろん今回のことで劇的な変化があったわけじゃあない。なんてこたない、ザリガニ釣りにいっただけ。
でもね、ひとはは初めて自分を見つめた。これは大きい。
おおげさじゃなくてもいい。「まぁまぁ」くらいでちょうどいいんです。
3人とも、大きくなってるよ。
 
まあそんないいオチでまとめるとなんかむずがゆいので、印象的なこのシーン。

杉崎なら買う、というのはひとはの中にもあったらしいです。
つまりあれだね、みつば×杉崎はひとは公認ですね。そうですね。
 
みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス)

*1:年相応にも見えるけれども、やっぱりちょっと微妙に幼稚さがある。とっても味のある絵でもあるので、必見。