たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

マンガを応援するなら「アンケートはがき」

とある人と、アンケートはがきについて話していました。
その方はすごい人で、毎回アンケートはがきを送るときには手書き+応援イラストを描くんですよ。
 
「アンケートはがきを送る」というのは、ものすごーーーくハードルの高い行為なんですよね。
だって、まず1・「雑誌を買う」、2・「わざわざ本を切り抜く」、3・「手書きで考えて書く」、4・「ものによっては切手を貼る」と、何重にも障害があるんです。
すべての雑誌の統計はとってないのでわからないですが、ホットミルクにインタビューした際におっしゃっていた「アンケートはがき」の戻ってくる確率は極小でした。おそらくほとんどすべての雑誌で、売れた分の半分アンケートが戻るなんて雑誌は絶対ないと思います。極端な話、戻ってくる手紙は100程度なんてこともあるんじゃないでしょうか。
 
でも、その方の話しを聞いていて思ったわけですよ。
そのたくさんのハードルを越えた上に、さらに作家さんへの応援のメッセージ、雑誌としてよかったところ、イラストなど丁寧に書かれていたら、そりゃうれしくないわけない。
 
もちろんアンケートはがきが「最高にすばらしいもので、絶対的権力がある」わけでは決してないと思いますが、ぼくらは基本、読者。マンガが好きでしかたなくて、大好きな作家さんを応援してがんばってもらいたいと思う読者です。
自分もサイトで感想を書くのは、すばらしい作品を読んで感動したことをこらえられずに刻み込むことに他ならないです。いってみれば、作家さんへのラブレターです。好きです、大好きです!
 
まあそれでも、ネットは楽です。ハードルないですし。
そこをあえて、不便な媒体を選んで送るアンケートはがきのうれしさよ。作家さんもうれしいでしょうし、編集者さんもその意見は確かにそりゃ、真剣に受け止めますよ。自分が作り手側なら、ネットの意見やいろいろも大事ですが、わざわざそこまでして送ってくれるほどの読者の意見はものすごく貴重にすると思いますもの。
 
自分はあまりはがきを送る習慣がないんですが、送るべきかな、なんて思いました。一番ダイレクトに応援が伝わる方法ですものね。
まずは大好きなチャンピオンとLOに…っ!