たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

子供番組の持つ「後編」予告の意味

今回プリキュア5GOGO!が前後編ということで、前編の予告を見ていたわけですよ。
そしたら、大人が見たら次回の分の内容がほぼ分かるような予告になっていて仰天。あれ、これうららもうどうやっても負けるじゃん!まあものすごいネタバレです。
 
通常のアニメの予告で、次回どうなるかの大半が予測ついちゃうような予告をやるのはリスクが大きいです。「次回どうなるんだろう?」というのは出来る限り大きく大きくした方がいい。できれば一週間我慢できないくらいもりあげてあおってくれた方が楽しいです。
 
しかし、子供向けアニメってそれやると危険なのかも?と今回ので感じました。
もちろん子供向けアニメでもあおってあおって、次の週を楽しみにさせるのもあるんですが、プリキュアを見ている層が小学生以下の女児と考えるとあんまりあおりすぎて興奮を引き延ばすのが、必ずしもいいとは思えません。
理想的なのは、1話完結でその回を見て安心して一日を過ごせるもの。
しかし話によっては連続になることもどうしてもあります。前後編ではなくてもプリキュアでも、次に続くひきをした回はたくさんありました。
 
その予告で、できるかぎり「私たちは負けない!」「絶対勝つ!」というのを見せておくと、次にひきずるのが「不安」ではなくて「わくわく」に変わります。
できれば子供達が次週まで楽しみにするのは、どうなるのかわからず落ち着かない気持ちではなくて、様々な形のカタルシスであってほしい。だからこそ、予告ではある程度「見せる」のではないかと思うのでした。
大人でも「レイニー止め」はハラハラしますしね。そこがいいんだけれども!