たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ヴァレンティーヌスの、本当の奇蹟。「みつどもえ第130卵生」

バレンタイン。
それは甘く優しい響き…であるとべびプリ企画を見て思いました。
いやあ、リア充ではないですが、トゥルー充な一日でした。幸せ。
 
はて「みつどもえ」で「チョコ」に過敏に反応するキャラがいるとしたら誰でしょう。
しんちゃん?いえいえ、しんちゃんはもらいまくっていらないくらいでしょう。でもあの子全部律儀に食べるタイプだよね。しょうがない隊の以外。
千葉氏?いえいえ。達観している上に千葉氏の狙いは年上なのであまり意味がないでしょう。
となると、そう。彼だよ。彼。
独身童貞の彼。
 

逃げた!
まじ逃げた。土足で。しかも海江田先生に見られてるし。
うーん、矢部っちの童貞力は思っていた以上のもののようです。
 

●矢部、チョコもらったことない伝説●

にしても、彼のうろたえっぷり異常ですよ。
今までも彼がチョコをもらったことがない、というのはまあわからんでもないのですが、にしたってうろたえすぎにもほどがある。

うろたえすぎ。
いや、気持ちはわかる!しかも下駄箱にチョコだなんて、今時レアすぎますものね。
そんなん義理じゃないと思うじゃないですか。
思わない?思うもんですって。
下駄箱を開けたらチョコ、ラブレター。それは「今更」とは思っていても妄想してしまう、男の…浪漫。
まあ女の子にしてみたらこう言われるでしょうね。

・・・あいすいません。
 
とはいえ、さすがに慌てすぎです。
おそらく今まで一度ももらったことがない、と思っていいのではないかと思われます。
昨年は82卵生でバレンタインがありましたが、そういう空気は全くなかったですしね。
…ん?何か変なこといいましたか?言ってないですよ?去年も6年3組でバレンタインがあったなんて。
まあ、今更ね。
そんな矢部っちの無限「チョコもらえないループ」が切られたという、歴史に残る事件だったのです。
 

●三女さんへの絶大なる信頼。●

これの面白い所は、矢部っちがチョコに驚いたのを、一番最初に真っ先にすぐにひとはに相談したということです。
そもそも彼女が机の下にいるから当然といえばそうなんですが、それでも海江田先生の前をすれ違っているわけです。大人がん無視で机の下のひとはに相談しようそうしよう。

これはこのシュールさを伝えたくて、コマそのまま抜き出しました。
なんでしょうこのナチュラルながらもおかしな関係は。特にひとはがものすごい隅っこにいる感じが明確に現れています。めっちゃ見切れてます。
先生ももう何年もこの状態でいたため、慣れまくっています。
とはいえ改めて今回、この関係(机の中の人状態)がおかしいことに気づかされました。しかもなんで職員室の机の中に。
もっとも気配を消すのは得意中の得意なひとはなので、職員室に忍び込むのなんて楽勝でしょうけれども。
 
矢部っちは、いい先生だと思います。
バカだけど、結構ちゃんと子供のためを考えるし。子供と一緒に遊べる人だし。まあ幼いだけというのもありますが、生徒には結構好かれていると思うのです。
そんな彼なので、別にひとはに対しても、ウソ偽りなく自然に接していると思うんですよね。
逆に言えば、ひとはに対しての彼の行動は「友人」状態だと思います今は。
「扱いづらい子」という段階はとっくのとうに越えているのです。
まあ、ガチレンイベントでの告白などもありましたしね。少なくともクラスメイトの中でもひとはの存在が矢部っちにとって特別のは間違いないでしょう。
位置的にも。
 

●ひとはが本当に楽しいとき。●

ひとはの方も見てみましょう。

なんでしょう、ひとはが…三女さんが…とても楽しそうだ!
わざわざ「アレ」って言っているのに「うんこ」って言っちゃう矢部っちもアホですが、今週号のひとはと矢部っちの絡みの楽しそうなことときたら。ひとは、ノリノリです。
彼女にとってみたら、矢部っちは「いじると面白いキャラ」という位置はあるでしょう。
しかし、実は彼女が家族の次に接している時間が長いのが、矢部っちなのも今回のでわかりました。教室の机だけじゃなく職員室の机の中にもいて、かつ会話しているわけですもの。
 
はて、…友人止まり?友人止まりなの?ほんと?
そもそもなんでひとはは今回のバレンタイン事件の一連をたくらんだのでしょうね?

ほんとに?ほんとに?(小学6年生の男子の顔で)
いやあ、にやけるよねこの子の最近の行動はさ!
ぼくの頭の中ではもう二人は気づかぬうちにひかれあっている淡い仲確定であります。
ハッピーバレンタイン!

 

●一枚にこめられた6年3組幸せ学級。●

まあそんな妄想はおいておくとして、こっからネタバレありです。
どうしてもここだけは書いておきたくて。
 
 
今回、矢部っちが「チョコだ!」と大騒ぎしていたのは、仲良しグループの犯行でした。
ん?仲良しグループ??

てれってってー(悪魔城ドラキュラっぽく
いやあ、確かに昨年よりはるかに仲良くなったみんなですが、まさか一緒に矢部っちにチョコつくるほどとは!!
うわあ、かわいい、この子たちかわいいよ。
まず上の「決して余りものとかじゃないよ!」とかわいいこと書いてるのが吉岡。おそらく企画者でしょう。
右真ん中。「早く本命ももらえるようになれよ!!」とかうざいこと書いてるのはうざ下さん。本当にうざい。かわいい。
その下の「やべっさ大好き!!」はふたばですね。この子は本当にかわいいなあ。ふたばはもっと愛されていい。
左真ん中「かんちがいしないでよドーテー」がみっちゃん。あらまあ。めんこいじゃないの。
それに対して「↑勘違いくらい漢字で書けばいいのに(笑)」と書いてるのは杉崎。いつもどおり突っ込みの応酬がなされています。
 
矢部っち…。あんた、本当に幸せ者だよ!!
なんてかわいい子たちなんでしょう。
でもねでもね、矢部っちもちゃんとがんばって子供達のことを大事にしてきたから、なんだよ。
昨年、友チョコをもらえなさそうだった杉崎とみつばの関係も、一緒にチョコ作りするほどになっています。ふたばも自然に料理チームに混じっています。
そして、それを「先生に渡そう」とするこの子たちの気持ち。
みんなみんな、しっかり成長しているよ。
 
矢部っち、がんばったね。これからもがんばれ。応援しているよ。
だからさ。こういうヴァレンティーヌスの奇蹟があっても、いいんじゃないかな。
 
はて、ここにひとはがいないです。
なぜかな?

1、普通に興味がなかった。
2、渡し役になるためにわざと抜けた。
3、参加していたけど書こうとしなかった。

おそらく2ではないかと思います。自分から渡し役に立候補していますし。
そう考えると、まあいじるいじられるの関係ではありますが、ひとはもまんざらではなかったよですよ。
 
追記・コメント欄より。

チョコは6つあるのにメッセージは5人分しかないんだよね・・・

はっ、なるほど!!
一緒に作ったのに、名前書かなかった…という線が浮上…!
 
いやあ。バレンタインデーって、本当にいいね。
こんなに幸せなみつどもえが読めるんだもの。
ん?リアル?知らんよそんなもん。
みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス) 
みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 5 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス)