たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

少し視点を変えるだけで、人はこんなにも楽しくなれる。

WEB拍手より。
上連雀三平先生の「もほらぶ」の人気をじわじわと思い知っているところです。やっぱり面白いですよね。

はじめまして。いつも楽しく読ませていただいています。

こちらのレビューを拝見して「もほらぶ」のことがどうしても気になり、思わず買ってしまいました。
最近ショタに興味があったので丁度いいと思ってのことだったのですが…本当に「おちんちん」でした…こんなの初めてです…
中でも『フロムおちんちん』の「チンポなんて1本あれば十分だろ!」という台詞がすごく衝撃的でした。
他の話もなんかもういろいろ衝撃的でした。すごいおちんちんでした。
新たな出会いをありがとうございました。

では、失礼しました。

もほらぶの記事、良かったです。上連雀先生は多分、物凄く健康的で、健康的過ぎて、人間が、人間の生が好き過ぎて、ああいう漫画を描いているのだと個人的には解釈してます。
ところで、カバー裏の「もほらぶ」のコメントが面白過ぎるのですが。

もほらぶ…こういうのを見るにつけ、変態のバリエーションは男性の方が豊富だよな〜と思います。女性だとなかなか、ここまでぶっとんだお話は思いつけないかと。
(BLでちんこを題材にした漫画というと「ちんつぶ」大和名瀬/現在三巻まで。くらいしか思い浮かばないです。四人の少年のちんこが、とある事故によって入れ替わってしまい、ちんこに顔がついてたり喋ったりするという…まぁ、下品で楽しいBL漫画です)
もほらぶ…どうしましょう、買ってしまいたいのですが、物凄くためらいがあります。
何かこう、確実に何かを捨ててしまいそうな気が。いやいや新しい世界への扉を開いてしまいそうな気が。
…でもオンナの私にこの素敵な上連雀わぁるどが理解できるのでせうか。
アマゾンで【セブンデイズ】と併せて購入しちゃおうかなぁ。

セブンデイズと合わせて買うのは両極端すぎだよ!…と思ったけど自分もほぼ一緒に買ってるのでなんともかんとも。
ショタマンガの入り口が上連雀三平先生、というのは随分とびすぎてしまった気がしますが、でも楽しくておちんちんだから、いいよね!

おちんちんが運ぶ幸せは、地球を救う!「もほらぶ」
「人間の生が好き過ぎて」というのは本当だなあと思います。
 
確かにギャグだし、そんな真剣にとらえる必要はなく頭空っぽにして楽しむべきなんですが、そこには「生きる楽しさ」が強く眠っているのです。
上連雀三平先生は、こんなコメントを残しています。

少し視点を変えるだけで、人は楽しく狂う事が出来るのです。
酒もクスリもナイフもなしにね。
常識や偏見には、何の力もない事を知るべきなのです。
(快楽天 2004年9月号)

関連・小野敏洋・上連雀三平センセのコメント
 
「狂ってる」というのは褒め言葉。それだけ生きとし生けるものを愛し、生きることを謳歌しているように見えます。そんなナチュラルドラッグに万歳。
「フロムおちんちん」は題名こそアレですが、上連雀先生作品の中でもかなり重い作品だと思います。だからこそ、ぐっとかみしめるほどの味があり、非常によかったです。
 
価値観とか、何が正しいかとかはわからないけれども。
むしろそれを破壊することで生まれる「幸せ」は二次元にあるよ。二次元には、不可能なんて本当はないんだよ。
それをいかにして楽しむかが、三次元であるぼくらの課題だ。
 

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ちなみに、女性・男性でこの「常識からの逸脱の想像力」はベクトルがちょっと違うと思います。
具体的に言うと、男性は視覚的な逸脱、女性は関係性的な逸脱を楽しめるんじゃないかな、と。
それをお互いが交流して、さらなるドラッグ体験ができたら、こりゃ幸せですな。