たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

キャラ性の余白によって、妄想は高まるのがゲームの常

セブンスドラゴン、緑髪ナイトも宮下さんっぽいですが個人的には獣耳ついたサムライさんのほうが宮下さんっぽい気がします

世界樹ほどエゲつない難易度ではないのでプリンセス4人でも無理ではないんですけどね。ただ攻撃にはメイジ、防御にはナイトが居ないとキツめなのは確かです。
それにナイトみっちゃんだってウォークセーフでフワロワをげしげし踏み荒らしたりとか、プリンセスオーダー+セイブザクイーンでひとはにうまいこと乗せられてモンスターを蹴散らしまくったりとか、いい妄想が沸いてきませんか?
……キャライメージ的にはミートイーター・ベルセルク・パージ等があるファイターも捨てがたいのですが。

セブンスドラゴン(特典なし)
セガ (2009-03-05)
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明日くらいにくる、はず!そろそろ待ちきれなくなってきました。
まわりではアマガミでちんこアマガミ状態な人が多いようですが、自分はもうしばらく耐えてナナドラ待ちです。
主にみつどもえ的な意味で。
うん、絶対とはいわないですが、やっぱり「みつどもえ」をスタッフは見ている気がしてならなくなってきました。偶然にしてはあまりにもはまりすぎてます。ああー、でもこっちの単なる妄想なのか?むむ。
 
にしても、世界樹もこれも、ビジュアルこそあれども実際にはキャラクター性があるわけじゃないのが面白いところですよね。
ようは「職業」であって、どれでもいいわけです。一個人の個性を必要としません。
それが自由度でもあるんですが、逆にだからこそ「自分の好き勝手な妄想を当てはめることができる」という遊びが可能です。上記の「みつどもえのキャラとにてる!」なんてまさにそれですよね。
 
んで、これを聞くと思い出すのがウィザードリーです。
初期ウィザードリーに至っては、名前と職業名しかありませんでした。ビジュアルなんてありませんもちろん。
だけれども、そりゃもう熱中したわけですよ。
脱げば脱ぐほど強くなるニンジャやら、女性しかなれないヴァルキリーやら。キャラクターの個性なんて一切ないですが、自分なりの思い入れを勝手に作って、勝手にその世界に当てはめてから電源を入れて楽しんだモノです。
 
絵ありき、キャラありきのRPGは格段に進歩していて、個性を出している作品は本当に鋭いです。キャラを魅せる技術に長けている作品はたくさんあると思います。
と同時に、プレイヤーの妄想力を刺激するゲームもまた、すごいことをしでかしているわけです。
 
プレイヤーがそこに思い入れを持ち、妄想力が刺激されるなら、ゲームとしては成功、だと思います。というのもクリアしてそこで終わってしまわないから。「もっと見たい!」「もう一回やりたい!」と思わせる刺激にも通じます。
そのためにはガチガチにキャラを固めるよりも、ある程度わざと余白を見せるのもテクニックだと思います。
「ほのめかして、後は見せない」とかもそうですね。小説やマンガだとそういう遊びはなかなか出来ないですが、ゲームだと膨らませすぎるくらいに膨らませることができます。
 
ある意味「材料だけ用意して余白だらけ」な「世界樹の迷宮」や「ウィザードリー」は、そういう意味でも「キャラを自分で作る楽しさ」があると思います。
ひいてはオンラインゲームのキャラもそうですね。スキルも自分で選択。装備も自分の好みに合わせて。
素材だけ用意して、あとは自分がキャラになりきる。
うん。これこそ妄想遊び。ロールプレイングだ。
 
TRPGはその究極形かもしれないですね。
最近は自分はやってないですが、今もあるでしょうね。テーブルを囲んで、ルール内で自分の作ったキャラシートを持ち寄って、ダイス片手に真剣にストーリーを作り合う。
あるのはデータを書いた紙とダイスだけ。あとは全て想像力。
人間の想像力っつーのは、無限大じゃあないか。
そしてそれが、最大のゲームじゃあないか。
 

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と、いうような「キャラの余白部分を楽しむ想像遊び」が、二次創作の一つの原動力なんじゃないかなー、と思ったりもしました。
忠実になぞるのもおもしろいですが、原作キャラという「フォーマット」を生かしながら、自分なりに妄想や想像力を働かせて、そのフォーマットの上で楽しむ遊び、かもですね。
ちなみに、「目の前にいる人間をネタ」にした二次創作で、「完全に何もないところからのロールプレイ」で、かつ「みんなが楽しめるように用意された無限大の空間」という意味での最高峰のRPGが、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」なんじゃないかな、と思ってます。少女を愛するが故に作った、自分と彼女達の無限の園です。
最終的に少女達は夢想の世界からリアルに旅立ってしまうのも、またなんとも現実的。