たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

雨がっぱ少女群先生の引退表明を読んで、叫んでおく。

LOではNoise先生の単行本に描いた漫画が最後になります・・・(LO作家限定ラクガキ掲示板)
雨がっぱ少女群先生が、引退表明されたようですね。
 
正直ショックです。
が、考えてみたら作家さんの人生は「今この瞬間」だけじゃないです。
雨がっぱ先生自体がいなくなったわけではないですし、ある日突然書きたい衝動にかられるかもしれません。というか、あれだけのボリュームの中身を脳に生み出す人がこのまま描かずにいられるわけがない、なんて思いもちびっとあります。今は水が湧かないからって栓しても、突然わき水が吹き上がる日が来たら栓が吹き飛びます。そのくらいの熱量のある人だと思います。
一番怖いのは「描けないのに無理強いをさせて、本当にマンガが嫌いになって枯渇すること」だと思うので、あまり無理も出来ないかなとも思うんです。
復帰の意志もあるようですし、じっと待とうと思います。
舞台が全く別の所でもいいです。でも、出来ればLOがいいです。
 
雨がっぱ先生、見えていますでしょうか。
LOでデビュー作読んで以来、あなたの少女が、もう僕の中に焼き付いて離れなくなりましたよ!
あなたの少女が自分の脳の中で跳ね回って、手の届かない所を走り続けてるんです。ずっと。
 
そんな少女達です。今は手を伸ばしても何もつかめず焦燥しているのでしょうけれども、きっと箱の中から、先生にまた少女達が手を差し出してくれるはずです。
加えて、心の中にまだまだたくさんの少女達がいる先生が、彼女たちを見捨てられるわけもない、と思っています。
いっぱい、いるでしょう!日の目を見ていない、あなただけの少女達が。
 
またいつか、走ってください。息切れはせぬよう、無理はなさらぬよう。今は休んでください。
そして「至らない人間」なんて言わないでください。ぼくはあなたの作品が好きですし、それを生んだあなたが好きです。
・・・。
・・・待ってますよ!!待ってるんだから!!
 

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WEB拍手より。

?…引退?
「気狂い狩り」を読んで雨がっぱ先生を知り、ここにたどり着いて魅力を二度味わい
今後も作品を追いかけていこうとした矢先に。展開がハードボイルドすぎて何が起きたのか…。
例外的にコメントでお邪魔するぐらいもやもやしています。
いつか、がっぱ先生まとめ記事でも書いていただければじっくり読ませていただきます。
どんな漫画家だったのかせめて知ったおきたい…それぐらいしかもうできません。
今月号で知ったので殊更残念です。

とりあえず今月号には載るそうなので、まずはそちらを楽しみに待つとします。
追悼みたいになってしまうと怖いのですが、そうではなくても現時点で出ている2冊の単行本だけでも相当なボリュームだと思うので、いずれ何か書いてみようと思います。
知ったばかりでこの展開にはびっくりすぎだと思いますが(みんなびっくりですが)、ここは是非単行本も読んでみてください!
できれば、「小指」→「あったかく」の順で。

 
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