たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

私立桜が丘高校軽音楽部日記

放浪息子9巻買ってきました。たまごまごです。

なんて痛い巻なんだろう!
いやもう8巻のラストの時点で十二分に覚悟はしていましたけどもさ。周りが理解できない(ごく一般的な反応として)のがこんなにも痛々しいとは。
それを笑顔でやり過ごそうとしてやりすごせない二鳥くんを見るだけで辛くて辛くて。
辛いけどまほ姉ちゃんが言うように恵まれてもいます。それが志村先生の優しさなんだけども。
というか、まほ姉ちゃんは本当にいい子ですね…。彼女が幸せになれますように。
高槻くんも、佐々ちゃんも、有賀くんも、千葉さんも、みんな色々悩んでバラバラだけどみんないい子。
とはいえカウンターとしてちーちゃんと白井さんの意見が入ってきて一層視点がかき混ぜられます。白井さんの意見は「間違い」ではないのが痛く辛く、でも現実なところ。
あー、もう一回読み直してきます。こりゃほんと「どうすれば」いいのやら。

松岡トリオや佐々ちゃんのような読者の精神的お助けキャラは
後書きにも見られるように志村先生お気に入りのようですねー!
放浪息子9巻が物凄い事になってますが、やはり良い仕事してますw
でも真の救いは、まほ姉ちゃんなのかもしれません。
いつも救いの手を差し伸べる瞬間が絶妙で、
さらに安那ちゃんの発言の中でも胸が締め付けられました。
あまり描かれてませんが、それ故に怖くて触れられないと言った様子が助長される
二鳥家両親(特に母)がまた、志村先生の静かなる残酷描写に感じます。
そして青い花では救い手であったあーちゃんが巻き込まれてしまいますからね…。

そうだと思います、まほ姉ちゃんは無条件に「それでいいね」と言わないけども助けをさしのべてくれる、本当の意味で現実を優しく差し出してくれるキャラだと思います。みんなが口をそろえて「いいねいいね」と言うのはおかしいし、かといって家に帰って心底相手にされないわけじゃない。絶妙です。
どうしても「自分が二鳥君なら」「自分が高槻くんの立場なら」で読んじゃうのですが、「自分がまほ姉ちゃんの立場なら」「自分があんなちゃんの立場なら」どうしたんだろう?
答えなんてないけど、思考はもぞもぞして固まらないままです。
 

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WEB拍手より。

たまごまごさんの青い花感想に物凄く揺さぶられました
以前にたまごまごさんが書かれた「青い花は百合のようで単純に百合じゃない」という文を読んだ時は、「そうかな?」程度でそれほど深く考えませんでした。が、今回の感想を読ませていただいてわかったことがありました。
例えばあるキャラ達を見て「百合いいよ百合ハァハァ」って思うことと、そのキャラ達を実際に「同性愛者のカップルである」と思うことの間には物凄く深い溝がありますよね。「青い花」はそうした、そういう類の物語ではあまり触れられないけれど現実に、厳然と存在する「溝」を鋭く繊細な針のようなまなざしでブスブスと突いてくる漫画なんだと思いました。「青い花」の舞台ってもうコッテコテの「百合っぽい」空間じゃないですか。だからこそ、どちらかといえば「百合ハァハァ」を求めてやってきた読者を鋭く打ちのめすんですね。
私はどちらかというとBL畑の人間なんですが、BLを読んでいて「お前が男だから好きになったんじゃない、お前だから好きなんだ!」などという表現に出会うと違和感を覚えます。「お前だから」という表現は一見美しいけれど、何故「男が」「男だから」「相手を好きになる」という部分を否定しなければならないのか?「お前が金持ちだから好きになったんじゃ〜」「お前がかっこいいから〜」といった言い回しと同列に、「男である」というのを特異なステータスのように扱うのは、ひいては「男である」のを大前提として人を好きになっている男性同性愛者の方々に失礼だと思うんですよ。それも、百合作品の「気持ち悪い」と違って、BLにおいてはこうした表現は頻繁に見られるんですよね。
自分は偏見がないつもりでいるけれど、それは周囲にそうした人がいないから実感がないだけだと思います。ニュートラルな感性を持つって難しいですね。

BLも百合も、完全に「ファンタジー」として切り離す手法もあると思うんですよね。これは現実ではありません、架空の別物です、と。その方がのびのびと描けますし、テーマをしっかり作ることが出来るので、正しい手法だと思います。本当の殺人事件と娯楽推理小説の間の溝みたいな感じです。特にBLはいい具合に切り離した世界が構築されつつあるので、バランス取れている気がします。受取手次第で問題が出てこないわけにはいかない、やっかいな部分でもありますが…。
しかし、現実への鏡として描写する際、それがどう受け止められるのか、というのは避けて通れない問題なんだろうなあと志村先生作品を見て感じます。綺麗事ばっかりじゃないよと。「放浪息子」の9巻なんかもまさにそうで「女装って今はかわいいからいいけど、大人になったらどうするの?」と。
ほんと、ニュートラルって難しいですね。BLも百合も大好きな自分、一体それらをどう受け止めているんだろう?っていつも悩まされます。
 

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真・女神転生 STRANGE JOURNEY(ストレンジ・ジャーニー)
アトラス (2009-10-08)
売り上げランキング: 6
DSにきちゃいましたな真女神転生
PS3だとばっかり思っていたからかなりびっくり。期待して待ちます。
個人的には「ペルソナ5」が待ち遠しいのですが…ドコで出るのかなあ…。
いやね、ブルーレイの「けいおん!」が届くわけですよもうすぐ。
だったら、PS3買うべきか?と悩んでいるので。ペルソナ5出るのなら買ってしまいそう。
 

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もうご存知かもしれまんせがソワカちゃんDVD、アニメカテゴリで週間6位ですってよ。
ひぃやっはー!

売れすぎ!!
いや、ソワカファンとしては嬉しいですが!
夏コミはソワカちゃん同人誌が何冊あるか楽しみなんだお…。
 

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大長編ハルヒえもん第二回(別冊兄弟拳blog)
まさかの続編。劇場に行くしかないのか!?
おまけスイングはマジでほしいんですが。
 

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律とか。
どんどん悪化(褒め言葉)する「ぷるむぎ!」(rontorl-ロントール-)
24日からはじまるシリーズ(?)の雪崩墜ちるような展開が面白すぎです。26日分の唯が・・・。
ニョキニョキ伸びるりっちゃん隊員のアレ(secretly)
伸びるよ!
新刊表紙、フルカラーな5人(Eefy)
5人の性格が1枚につまった素敵な一枚。

女の子っぽい衣装を着ると照れるりっちゃん隊員かわいい!