たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ついに、とうとう、やっと、キングゲイナーの最終巻が出たぞーーー!

 
ちょ
 
キングゲイナーの最終巻……
出てるジャン!!!!!!!!!!
 
嘘じゃないよね、幻じゃないよね?
 
本屋にふらっと立ち寄ったら見つけて、鼻血がでるかと! 死ぬかと思った。
 

ここで、何故興奮しすぎているのかを簡単に解説しよう。
 
この原作/富野由悠季・作画/中村嘉宏の「キングゲイナー」は、フラッパー連載時も休載とラフ状態が続き、周囲をハラハラさせていた作品でした。2008年の3月に、ラフっぽいまま連載は終了。
それでもファンは今までの6巻分の超絶画力とマンガ力を知っているのでじっと黙って待っていたわけですが、「7巻発売」の文字とアマゾンの登録が。これは出るのか!と喜んだのもつかの間、発売予定日を1年半近く経っているのに発売は無しという異常事態。
フラッパーのHPからも項目が消え、そのまま「発売予定」がだらだらと続く有様に。多くの人が、さすがにも駄目なのではないかと諦めていました。なぜこんな事態に?という憶測が飛び交うも、真実は闇の中。
しかし、フラッパーでのラフの悪夢はどこへやら、完璧な状態の絵が仕上がり、背景もペン入れもきっちり終わり、ほとんど全ページ描き下ろし状態の7巻として、25日に発売されたというわけです。

待ち続けて良かった……! 本当にまるで夢のよう。
中村先生は最近エロにも戻っている(胃之上奇嘉郎名義)ので、もう最終回はあり得ないかなあと思っていたのですが、しっかりした形で終わらせてくれました。
お疲れ様です!
これで、エロいマンガ見るたびにキングゲイナーのこと思い出して悶えることなく、堂々と楽しめます。
是非今後はシンシアみたいな三白眼気味の女の子のエロいマンガ描いてください!
 
肝心の中身ですが、アニメの軽さと違ってかなり重め。
アニメ版ラストのテーマをさらに煮詰めて濃いものにしているため、相当読み応えあります。アニメと別物というよりも、補完として一緒に楽しむといいかもしれません。もちろんマンガだけでも楽しいですが、それだけだとちょっと分かりづらい部分もあるので。
とくにゲインとシンシアを巡る物語は相当にディープになっています。もっともアニメを富野監督が意図的に軽くしている部分があったので(人がほとんど死なない!(二人だけ?))中村先生の絵柄ならこのくらいずっしり来る方が読んでいて心に来ます。
かの有名な告白シーンは無し。まあマンガでやっても文字並ぶだけですしね。でもちゃんとニヒヒなシーンはあります。一方アナ姫さまはちょっと出番減少。
シンシアの衣装は6巻までの、着てるんだか着ていないんだか分からない衣装から、全身タイツにチェンジ。外に出るとき寒いから、ということです。あー、あの薄着は引きこもり仕様だったのですね。
 
華麗でエロティックなシンシア・レーンに酔え!「OVER MAN キングゲイナー 6巻」

これものすごいエロティックですよなあ。シンシアちゃん最高です。大好き。
 
にしてもサラさんはかわいいなあ。やっぱりヒロインはサラさんですね!
ここまで来たらいっそ、わがままですが、「亡国のイージス」もサルベージされませんかね。
 
P.S.
はさまっているちらしに、ほんの一言ですが中村先生からの言葉が載っています。
後書きがないので、捨てる前にチェックするのが吉!