たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

みつばの乳をつまんだ日。「みつどもえ159卵性」

みつどもえ」の世界は基本6年生が何回もループするサザエさん時空ですが、精神的身体的に彼女たちは本当にビミョーに日々育っています。
本当に!少しずつ!
具体的に言うとおっぱいのあたり。
とは言っても我等がひとはさんはほとんど身体的に育っていません。精神的には大きく成長しまくってますが。
身体面担当は、みつば姉さんです。
おぼえておられるでしょうか。みつばのおっぱいが、お湯に浮いた日のことを!
みつばの乳が浮いた日。「みつどもえ第114卵性」

そう、彼女には確かに、育とうとするおっぱいのつぼみがあるのです!
 

●ノッキンオンヘブンズドア

みつばは、この作品において最もよく食べる子です。
そして杉崎の熱愛めいた写真やひとはのイタズラによって、彼女のデブキャラはすっかり定着。とても素敵な雌豚となりました。
が。
そもそもみつばって、そんなにデブじゃないんじゃね? 確かに他のキャラよりぽっちゃりしてますが、明確に巨漢ってほどでは…ないですよね?
この作品のキャラは全体的にまるっこいから、というのもあるんですが、みつば自体はどうしようもない肥満ではないわけです。
雌豚なのは、彼女の思考(例・おならをするからイモよこしなさいよ!)や、かく汗の量、食べる分量、SなはずなのにMのようにほいほい罠に引っかかるうかつさにあります。本当の雌豚というより、つい雌豚と呼びたくなる体質というか。
最近はそのへんの複雑さもあってか、雌豚扱いよりも痴女扱いの方が増えています。
杉崎ママに至っては「淫売」呼ばわりです。
みっちゃんまじ淫売かわいい。
 
さて、今回彼女がさらに痴女方向へ爆走しているのを決定づけるコマが登場しました。
それは千葉氏が鍛え上げた技を繰り出した瞬間の出来事でした…。

ヘブン状態
みっちゃんが、ヘブンへおイきになられた!!
 
以前、松岡がアヘ顔った時がありましたが、こういう時の表情のエロさにはひたすら平服しますよ桜井のりお先生。
まあ何が起きたかは実際読んでもらうとして、この表情についてもうちょっと掘り下げます。
これはみつばが単体で痴女であるだけではありません、比較対象として杉崎がいることではじめて成立します。
ご覧ください。
 
ヘブンしてしまったみつばと、羞恥に顔を赤らめる杉崎です。
ほんの1ページの中で、同じ千葉氏の技を喰らってこの差! 
杉崎の小学生らしい反応のめんこさは、みつばのヘブンと比較されることによってさらに、いい意味での普通を作り出します。小学生男子の求めるエロスとしての「普通」ですね。
そして「普通」が決定づけられることで、みつばのヘブンがいかに未知の領域であるかを描いています。
千葉氏は杉崎の羞恥の方を好んでいるようですが、いやいや、それも確かに死ぬほど可愛いけれども。
みつばのこの顔で興奮できるのは大人の特権なのですよ。
千葉氏がその領域に達するまで、多分あと300日くらい…。
 

●みつば乳如来降臨●

さて、みつばのおっぱいを巡る物語はまだまだ続きます。
彼女ほど自分のおっぱいに執着して悩んでいる子はいないでしょう。
おっぱいへのこだわり自体はひとはとふたばの方がはるかに上なんですが、彼女たちが見ているおっぱいは自分のものではありません。第三者の物なんですよね。あくまでも鑑賞するためのものです。
一方みつばは自分の成長過程についてこだわります。杉崎が同じレベルで、エロい下着をがんがん着けているのでそれに負けたくない、というのがあるわけなんですが、気づけば一人暴走、入らないブラを買ってタンスにしまっておく始末です。
でもこれって割とリアルにありそうなお話。
最初に買ったブラが合わない、とかもうね。
…いいよね!
「初めてのブラ」…この音の響きが自分は大好きであります。
極貧乳派な自分ですが、「育っていく過程の一瞬」の輝きにものすごく心が揺さぶられるわけです。
育っていく乳房は、いわば変革の瞬間。生と死のアンビバレンツです。スポーツブラとかはまさにその不安定さを包み込むやさしい風です。
 
まあ、ようするに自分は興奮するだけなんですが。
はて、ここでみつばは自分のおっぱいに対して、今まで誰もとりえなかった行動を取ります。

もうね。桜井のりお先生はエロの天才としかいいようのない図です。
なんだこれ。なにしてんのこれ。なにがおきてるのこれ。
萌え萌えキュン?
いやいや、よく見るんだ。よく確かめるんだ。

この手付き!
よーく見ると右手は乳の周りの長さを測っているのですが、左手が輪を描いていません。
これはもしや、釈迦如来が作る智吉祥印ではなかろうか!
参考・印相
なんということでしょう…みつばの乳に如来が降りました。
 
左手が計っているのはおそらく、乳の高さです。
右手で乳の周辺サイズ、左手で乳の高さ。
そう、みつばのおっぱいは極小ながらも、すでに存在感を表しているのです。
(※追記・一生懸命真似して頭をひねりましたが、これ左手も右手になってますね。のりお神も筆の誤り。でも乳的にはジャスティス。)
エマージェンシーエマージェンシー。
こんな無防備な状態では、みつばのおっぱいが痛くなってしまいます!
早急にみつばは、スポーツブラを着けましょう!
ワイヤーじゃなくてスポーツブラを!
スポーツブラでお願いします!
…お願いですからスポーツブラをつけてくだしあ…。

あと杉崎は俺にこの写メを送るように。
実際問題、杉崎の携帯の中身を矢部っちに送ったら軽くクビが飛ぶレベルなんじゃないかと踏んでいます。
 

●ブレイカー栗山っち、保つ者ひとは●


にしても栗山っちのブレイカーっぷりはすごいですね。
松岡と栗山先生は「出てくるだけで話が破綻する」というすさまじいキャラだと思います。天然の顔をした暴れ馬だよ!
しかし、それをキャラの一人としてうまく話をまとめているのがこの「みつどもえ」という群像劇の面白さです。さすがに毎回出てきたら話が本当に破綻してしまうので無理ですが、話の保持をするキャラがぶつけられることでバランスが取られています。
それは誰かというと。

ひとはなんですよね。
松岡の降霊術のめちゃくちゃさを操っていたのがひとはだったのは記憶に新しいところ。
心霊モードじゃない松岡さんはかわいい。「みつどもえ153卵性」
今回はそれほど大きな影響を及ぼしませんが、みつばを保健室に連れて行ったのはひとはでした。
おそらく「面白そうだから」というのもあるんでしょうけれども、ここ最近ひとはの親切は本物です。いや、元々優しかった彼女の心根を、きちんと表現できるようになった、というべきでしょうか。
もっとも、彼女が去った後は栗山っちによって壊れ放題になってしまいますが。
今のみつどもえを見る際に、ひとはがどのように人の渦を第三者視点から見て保持しているかを考えるのは、この作品を追っていく上で重要なポイントになるかもしれません。
じゃあひとはの感情はどうやってみるかって?
そこはそれ、矢部っちというもう一人の保持者+大人の視点によって見ることが出来るのです。
 

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にしても今回のメガネ礼賛っぷりは素晴らしかったですね!
しかも題名が「メビウストリッパー」。
超時空眼鏡史メビウスジャンパー 1 (1) (MFコミックス フラッパーシリーズ) 超時空眼鏡史メビウスジャンパー 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
メガネといえば小野寺浩二先生。
とはいえ選択が濃すぎです。
次に栗山っちが出てくるときは、西川魯介先生作品あたりがくるんじゃないかと思いました。
 

みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス) 
みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 5 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス)
関係ないですが、今週のイカ娘、お姉ちゃんって呼ばれたときの栄子の反応がかわいすぎて抱きしめてちゅっちゅしたくなりました。
あと「弱虫ペダル」みたいに、みつばのおっぱいにも名前を付けるべきだと思いました。