たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

自主制作アニメ「フミコの告白」がすごい! はやい! かわいい!


2分ちょいで最高の動きを楽しめるので、何も言わずに見るべし!
これが自主制作…! とんでもない才能が眠っている物ですね…。
音楽、ノリ、ともにフリクリっぽい勢いですが、これだけ動きを表現できるのがなにより恐ろしい。
自主制作短編アニメーション「フミコの告白」 - Tete
詳細はこちら。
 
イメージボードも面白いです。
Gallery - 14.フミコ
一瞬しか流れない背景設定までがっちがちに描きまくり。いたかいないかわからないモブまで設定あり。
チラチラ見える色気のないパンツも、わざとおしりのぽこぽこを強調する方法を意図的に盛り込んで、コミカルさとかわいらしさの演出にしてしまっているのも面白い。キャラデザインが最初から「動かすため」のデザインになっているんですよね。
音楽とシンクロさせるための計算も綿密にされているのが分かります。
作者さん、「時間と空間」を自在に操るのが「アニメーション」の力であることをしっかり分かってこの2分に詰め込んでいます。
 
…やっぱりこれだけのアニメ自主制作するってすげえですよ…。
制約のある商業用アニメと比べることはできないですが、それを差し置いても遜色の全くなさ過ぎる出来です。
 
自主制作アニメで「高尚さ」に向かっていく作品も素晴らしいんですが、こういう「いかにもアニメ」な楽しさだけを抽出して、「爽快感」の一点突破で魅せる作りにしたのが心をわしづかみにしますね。
あと、日本のアニメ文化の一旦には「路地裏」というキーワードが欠かせないと再認識しました。その点もあいまって、子供からおじいさんまで、誰にでもお勧めできる良作に仕上がってます。
 
余談・この方の漫画好みだなあ−
動きとぱんつの関連にこだわりが感じられるのもよく分かります。
ぱんつ大事。とても大事。