たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

浮かれポンチひとはと、エロティックみつば。「みつどもえ167、168卵性」

みつどもえアニメ化おめでとう!おめでとう!
ともう何度言えば落ち着くのか。
色々興奮が強すぎて、逆に何をどうしたものか困惑します。
とりあえず今は動くキャラクター達のことを想像しながら、布団の中でニヤニヤすることにします。ニヤニヤ。
 
なんといっても今号の桜井のりお先生のコメントがいいですよね。

アニメ楽しみですね。みっちゃんが入るように大きめのTVを買わなければ。

雌豚が、お茶の間のテレビを変える日は近い。
 
はて、今回はアニメ化にあわせて、167・168話が一挙二話掲載。
しかも、三つ子+チーム杉崎(松岡さんを除く)のお風呂シーンというサービスっぷり。
お風呂シーンは太古の昔から男の子の夢の具現化であると決まっているのです。と漫画・アニメの入浴シーン大好きな自分が言ってみます。多分こうなったのはしずかちゃんのせいだと思う。
そんなわけでセクシー・・・というよりはフェティッシュあふれる彼女たちも見どころなのですが、加えて今までの人間関係や過去のエピソード、キャラクターなどを盛り込んでネタにしている面白い回でもありました。それは言ってみれば、今まで全話読んでいるファンへのサービスだなーと。
 

●みつごそれぞれの思い。●

個人的にキたのはこのシーンでした。

ほんと…脚がさ。杉崎の脚がさ!
絶対柔らかいよこれどうするの。特に左脚がぼくの脳内で18禁です。
どうするの、超密着じゃないですか。杉ちゃん大歓喜(それどころじゃないけど)。
不慮の事故ではありますが、今までで最高度の密着度でした。にしてもあれだけ人間カーリングでも弾けなかったみつばを吹き飛ばすジェットバスの威力ってどんだけ。
はて、この後の二人の喧嘩っぷりも、いつも通りで安心のクオリティ。杉崎とみつばの息の合わせ方・テンポのよさは漫才の相方やダンスのパートナーレベルです。
杉みつの紋切り型に近いケンカは、水戸黄門的な安心感があります。むしろないと不安というか。このへんは160話以上の間で地道に培ってきた積み重ねだなあと本当に思います。一朝一夕でこの領域には達しないですよ。
関係ないけど杉ちゃん結構おっぱいありますね。
 
みつばとの関係で今回光っていたのは、ふたばです。

ふたばはかわいい。もういうまでもない真理ですが、彼女が本気で輝くのは家族のために必死になる時だと思います。ひとはが一人ぽっちの時に声をかけたり、みつばに気を使ってあげる時とか、パパにしがみつくときとか。みつばの「みんな大好き!」は本気の好きだから、掛け値なしに、難しいことを考えずに安心してみていられます。
上記のコマを見るとわかりますが、みつばもふたばの事は無条件信用出来るのを分かっているんですよ。生まれた瞬間がちょっと違うだけの姉妹関係ですが、みつばがこうしてふたばの好意を無下にせず、きちんと受け止めることが出来ているのを見るのはなんだかニヤニヤしてしまいます。
みんなかわいいじゃないか。
 

●セクスィーみつば●

今回は全員裸なのでワクワクが止まらないのですが、全員がっちりタオルを巻いています。そう、そこがいい。
これは100%推測なのですが(前置き)多分吉岡とか宮下あたりはもう毛が生え始めていると思うんですよ。
だから女の子同士でもガード!ガッチリガード!ガードするのは羞恥の証。
そんな思春期の微妙な距離感が好き。お互いには毛のことに触れないのが友情の証。
まあそんなシーンないので想像ですが。とはいえ吉岡の「こういう時胸を隠すか下を隠すか迷うよね」は重要なキーワードだと思っています。
なのに、全然かくしてない子がいます。

やっぱりみつばでした。
みつばはもう…なんでこういつもガード甘いんですか。
習字の時やスプリンクラーの時もそうでしたが、みつばあまりにもガード甘甘すぎるので、ぱんつの下の生雌豚尻はクラスの大半が見ている気がします。なんてうらやましい。あと多分生えてない。
とはいえ、一度タオルで隠していたにも関わらず、一旦タオルを全部はだけてしまう彼女のガードのゆるさ加減にはほとほと恐れ入ります。恐ろしいことにこのあと前から見たコマまであるんだものなあ。脳に焼き付けておかねば。
そもそも彼女、最初の時点で「見せる」こと前提でパンツ新調していたりします。

はいてきたのよね!!ってなんでだよ誰に何をしたいんだよ! ちなみにたぬきプリント柄。
彼女の柄物ぱんつがホメられたことって皆無、というか十二支ぱんつを揃えてふたばが大喜びしてた時くらいだと思いますが、彼女の中ではそれでもいいようです。それでもなお見せようとするあたりがみつばニズムです。
 
もっとも、よくよく考えたら別に露出狂のケがあるというわけではなくて、彼女の思考のテンポが小学校中学年くらいと考えるとわりと納得ができます。さすがに6年生くらいになると、羞恥心の度合いについては吉岡くらいガードが固くなるものですが、発達段階はそれぞれ異なるわけで。彼女のガードの甘さは見せたがりというより、幼さの表現なのかもしれません。逆に普段幼さ満点のふたばの裸が今回出ていないのが面白いところです。
 

●浮かれポンチひとは●

実は今回ガードゆるゆるなのはみつばだけじゃなくて、ひとはもです。
次の168卵性でやべっち「浮かれポンチ」と称しているのがなんともおっかしくて。だってひとはですよ。あのクールで暗ガールなひとはに対して「浮かれポンチ」て。

はい。すっごい浮かれてます。
普段は相手の弱みに突っ込む彼女。確かに1ページ目でいつも通りテンポよくツッコミを繰り返していますが、その間隔がなにげにものすごくハイペース。表情を変えずにツッコミ!ツッコミ!連鎖!
そのテンポが勇み足過ぎてこの有様ですよ。
ちょっとちょっとひとはさん。
何気にそのタオルの下、ニヤニヤしているんじゃないの?(ニヤニヤ)
 
彼女の浮かれポンチ具合は168話の方でかなり強烈に描かれています。

なんと、鼻歌を歌うひとはです。
この前後めちゃめちゃ可愛いので、本誌で見てください。軽く悶絶しました。
ガチレン・エロ本絡みではない、みんなで温泉にいくというシチュエーションに対して、鼻歌を歌って浮かれているひとは。確かに最近の明るさを見ていると十分にありえそうですが、それでもかなり特殊な状態だと思います。
先週もかなりチーム杉崎に対して自分の感情を顕にしていたひとは。ここしばらくの間で「家族とやべっちの他に心許せる存在」として杉崎達の存在があるんじゃないかと思っています。除く宮なんとかさん。*1
 

●過去と現在●

みつご達の周囲の人間関係も徐々に変化していますが、時間の流れが今回ちょっとだけにじみ出ていたのが、シチュエーション・キャラクターで表現されていました。
 
先程も出ていたおしりを隠しているみつばですが、話の中で「前にも似たようなおしりの危機があったわね」とみつばがはっきりいっています。
スクール水着ですのこ滑り台をすべって穴が開いた、101卵性の回ですね。
みつばさんの尻について真剣に考える。「みつどもえ101卵生」 - たまごまごごはん
 
後半、同じ温泉に来ていた女性ともめるシーンがあります。
そこにでてくるのが、151卵性で出てきたプールで出会ったチャラ系のアキ子さん、というのがなんとも面白い。
みつご、それぞれの優しさ。「みつどもえ151卵生」 - たまごまごごはん
要するに「ろくでもない人」という役で出てきているんですが、まさか同じキャラになるとは思いませんでした。これから発売する8巻に収録されるはずなので、見てない方はぜひ。
 
何気に時間の流れがほのめかされた回でもありました。
正確にはループしているサザエさん時空なんですが、6年生という枠の中で徐々に段階を経て成長しているのが、いいんですよねえ。
 

●ダメなやべっち

167卵生がドキドキ温泉体験な回だとしたら、168卵生は浮かれポンチひとは(ああもうこの音の響き面白すぎだよ、浮かれポンチ。)とダメなやべっちを楽しむ回でした。

やべっちの妄想。
ここから「ぼくも一緒に行きたい」とか考えてるやべっちのダメっぷりは、久しぶりのダメさ加減でした。
あー。折角いい先生っぷりを発揮しても、こういうところで子供レベルに素で戻るダメさがらしいというか、そこがいいというか。
にしてもやべっち、なんだかんだでこの妄想を見ていると、ひとはと自分との距離理解しているみたいですね。もちろん彼はひとはをたぶらかそうとか考えていないし、そんなこと考えられるほど器用じゃないのは、扉絵で温泉に入った栗山っちのエロ妄想しているあたりでフォローされていて軽く安心します。
とはいえ、このひとはの視線と、ひとはのかわいさちょっと尋常じゃない。
手をつないだりする接触はふたばとの方が圧倒的に多いですし、会話量はみつばとの方が多いのですが、精神的に距離が近いのはやっぱりひとは。すっごくぼんやりではありますが、何気に「いつの間にかそばにいるひとは」に対して、心許している部分がやべっち側にもある感じがします。
「なんだかんだで自分を分かってくれそう」というか。うん、子供にそれを求める時点でやっぱりダメな感じなんですが! 気持ちは分かる。
 
ただ正直、このコマによってすべてが昇華された感じがします。

「先生のエロ」って人生でいわれたい言葉ベスト3に入りますね。
なんだいうらやましいじゃないかこのやろう。
でもこの「先生のエロ」ってすっごく色々な感覚が伝わってくるじゃないですか。
鼻歌を見られてちょっと恥ずかしいひとは。
先生になら何でも言えるのが分かっているひとは。
微妙に距離をおこうと突き放すひとは。
それが上手く行っていなくて咄嗟に出た言葉のせいで、逆に思春期らしさが出てしまったひとは。
 
ひとはとやべっちのやりとりは今まで面白いものばかりでしたが、このコマの破壊力は抜群すぎです。エロ本を堂々と教室で読む子だからこそ、こう言われることの貴重さがあるわけで。
いつも通りのひとは流のツッコミではありますが、浮かれポンチ状態の彼女にとっては大きな意味のあるセリフに見えてなりません。
つうか、健全極まりない二人の関係ですが、こう言われると逆に意識しちゃうよ!(こっちが!)
 


みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 5 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 7 (少年チャンピオン・コミックス)

みつどもえ8巻は12月8日発売です!
 
Made in USSR : みつどもえ167・168卵性 裸の付き合いは大事/豪華二本立て
今回も紹介。いつも紹介。

このふたりはいつまでこんな事を続けるのでしょうか。一生でしょうね。

一生でしょうね。ヘーイヘーイ。
 
関係ないですが、弱虫ペダルで限界を超えるための坂道の兵器が「恋のヒメヒメぺったんこ」でちょっと嬉しいです。やっぱり彼はオタク魂の持ち主じゃないと!

*1:いや、別の意味で心は許していますがそこはお約束ということで。