たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「ケルベロス」第二話も女の子をひどい目にあわせまくってくれたぜ!

フクイタクミ先生の「ケルベロス」二話の展開が、いい具合に熱くなってきていますが、やはりフクイタクミ節とでもいうべき「語り」や「グロテスク」が混入され、濃度があがってきたのがたまらんです。
とにもかくにも、フクイ先生は躊躇なく女の子をひどいめにあわせてくれます。
描かれているのは、そりゃもう憎むべき敵であることにはかわりないのですが。でもフクイ先生、ひどいめにあって苦痛に歪んだ顔をみせている女の子がかわいいというサディスティックな潜在意識を意図的につついて来てますよ。


まさに、喰われる瞬間、断末魔の叫びをあげ、絶望に打ちひしがれている女の子の描写です。
回想シーン的な部分で描かれる名もないキャラではありますが、この子がまったく何の救いも無いまま喰われるっつうのはなかなか描けるもんじゃありません。

苦しませ
喜び
痛めつけ
悦び
歓びの声を上げ
人を
喰らう

いやはや。
むしろ悦んでるのは読者である自分なわけですが。
読者を十二分に、残虐な快楽に耽らせる腕の持ち主だと思います、フクイ先生。
 
ちなみに男はといいますと。

はい、断面図。
この断面図がすごい!「ジョギリ屋ジョーがやって来る」
男はざっくり切り裂かれ、女はえげつない目に合わされる。
それをヒーロー(?)が助けたり助けなかったり。
うーん、フクイ先生もっと。もっとやって!
 
今回はこの女の子が強烈な目にあってますが(服まで脱がされている!)、メインヒロインも相当えげつない目にあいつづけています。
女の子がひどい目にあえばあうほど、主人公の行動にカタルシスが。