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徹底して「女の子は大切なもの」を強調する、少女至上主義RPG「アルトネリコ3」プレイ初見感想

アルトネリコ3

アルトネリコ3」が面白すぎます。
え? うん、当然エロ目的で買いました。脱衣脱衣。
 
いやまあ、各地で色々「脱衣とか釣りだろ!」とか言われて、いやまあ全くもってそうなんですが。
なんかね、RPGというよりも…すっごい根っこは単純明快なんですよ。
・ヒロインたる少女は絶対!
心の中の弱みなどはあとからわかるけど、彼女たちはいわばアイドル。偶像。
ぼくたち男子は全力で体をはって、少女達が傷つかないように守る!
理由なんてないです。「女の子だから守るんです」。あな潔しよ。
上手に守ってくれたら、更に強くなる(といって肌をさらけることでエネルギーを得られるという大義名分のために)脱ぐ!
ヒャッハァ!
 
ようはプレイヤーは「究極の女の子像」を守るために命がけで闘い、その御礼として戦闘のなかで脱衣を見て救われるのです。それで十分。
なんか「ドリームクラブ」で、女の子のために働いてお金費やす主人公がいましたが、今の自分はそんな感じです。女の子のために人生すらかける。
もっとも戦闘で脱衣するほどの雑魚相手だとすぐボコボコにして終わっちゃうので、あえて最弱武器にして、なるべく殺さないようにしながらゲージを貯めて・・・さあ、脱いで!しかも強制じゃないのね。このへんの受身っぷりもなんかいい。
なんと至福なゲームでしょう。戦闘が飽きない(脱ぐから)。
 

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徹底的に「姫」と「騎士」に分かれているこういう男女関係悪くない。主従というわけじゃないんですが、少女が「少女と言う名の何か別のもの」として描かれているのは、今の萌え文化的には極めて的確。
この子たちは少女であって、少女じゃない何か、少なくとも現時点では、偶像にちかい何かだ。
 
ぼくは好きなあの子を守る。あの子はみんなに守られる。
非常にレトロな男女感覚だと思いますが、萌え文化全盛の今だと「少女」はいわばGODみたいな扱いですから、この流れはあながち間違っていない気もします。
まあそれでいて○の中でウンチョスイベントがあったりと、人間っぽさもちらほら見えるので更に面白いです。「誰得だよ」とか思ってみてましたが、考えてみたら人間ってそういうもんだよなあーと感慨深くなったり。
表面的には究極美少女像(ツンデレやアホの子みたいな属性も含めて)を求めながら、内面に潜り込むことでさらなる一面も見せて、「この子の特別を僕は知っている」という優越感すら与えてくる。
 
「快適さ」などを求めると結構引っかかる点の多いRPGだと思いますが、音楽を楽しみながら「おれ、この子守るんだ!(脱衣を!)」と思えたらそれだけでクリアまで行けそうです。
 
ちなみにスパッツな咲(アホな子)派だったのですが、咲ったら結構さっくりスパッツ脱ぐので…残念…。
逆に不器用で、精神の中も不可解な、そしてなんだか現時点ではサブヒロイン的なフィンネルたんにぞっこんです。
おれ、フィンネル(の脱衣)を命がけで守るよ!。
 
まだ序盤なので、脱ぐ前にボタン連打で敵が死んでしまうため、難易度ハードでやってます。必死に守って、脱がせたいからです。
宿屋でも…脱がせられるしね…。
まるで思春期の中学生の妄想をそのまま叶えてくれたゲームのようだ。女の子は至高の存在。それでいいじゃないか。
グラフィックが荒いという声もありますが、自分はそんなに感じ無かったです。萌え系3Dグラフィックとしてはよくできてるんじゃないかしら。戦闘は波形にあわせて殴ると魔法が強くなる(っつうか脱ぐ)ので、ちょっと音ゲーみたいです。
 
にしても、2D背景は鬼ですね。ものすごい書き込みと、廃墟感。
そして音楽がハンパなくよいので、これはサントラ買おうかなあ。
あと日本の昔の繁華街とクーロン城混じったような混沌とした世界観、大好きです。
 
アルトネリコ3」は、1・2を知らない人でもまあまあすぐ出来る気がします。
逆に「ここが前回よりこうで」というのが無いため、すんなり入りやすいかも。
女の子を脱がせて「よし俺が守る!」というのをやりたい人にはオススメしておきます。
ようは「こうやって楽しむ」というのを探せる人向けかも。
唯一不満なのは戦闘中、味方が勝手に攻撃すること。そんな一気に敵殺したら、脱げないから!!待って!!(叫び
ストーリーやキャラの深みは、そこまで進んでないので、現時点ではまだワカランナー。様子見。また進んだら書いてみます。
 
しかし人の心にダイブするのって、エロいね。
そういえば自分が「ペルソナ4」がやたらエロく感じるのも、精神の一番深い部分が丸見えになるから、でした。
そういう意味では脱衣による視覚情報より、文字とシチュエーションから想像力でもっと色々感じろ、というタイプのゲームのような気がしました。
そんなわけで現在phase2。
 
今日から始める『アルトネリコ』! シリーズ2作品をわかりやすく解説! - 電撃オンライン