たまごまごごはん

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ものすごくかわいい峰さんと、佐藤が好きでしょうがない隊二軍?「みつどもえ175卵性」

今回は4回目のバレンタインデーでした。
千葉氏がかわいそうとか千葉氏が男らしいとか千葉氏はおれらの代表だなとか色々あるのですが、なんと言っても一つ欠かせないことがあります。
峰さんかわいいということです。
 

●峰さんかわいい●

バレンタインといえば佐藤くんです。
佐藤くんのモテ方は異常ではありますが、みつどもえを読んでみたら彼が愛されるのも理解できます。いい子だものしんちゃん。心根もやさしいし、常識人だし。スポーツも出来るし。万能じゃないか。
いいのよ、もててもいいのよ。
しんちゃんにはふたばがいるけどね!
 
そんな彼の元に今年も数多くのバレンタインアタッカーがやってくるのですが、今回は一人キラキラと輝く子がいました。


黒髪ロング、前髪ぱっつん、照れ顔、質素な服装、黒タイツ…。
おお、なんだこの子は。なんだこの女神は!
 
名前は峰さん。
直接は名前は呼ばれませんが、後々出てきたバレンタインカードに書かれています。
今回はじめて出てくる子なんですが、バレンタイン向けにつくったキャラだけあってかわいさの破壊力が半端じゃない。
なんといっても徹頭徹尾赤面ですからね。
 
「赤面女子」っていうのはもう武器ですよ。凶器ですよ。エターナルフォースブリザードですよ。みんな死ぬ。
ましてやこの赤面、恥ずかしいとか失敗した屁意を催したとかではなく、恋です恋。
恋する女の子の赤面が嫌いな男子なんていません!
こと、「みつどもえ」のアクの強いキャラの中で、このおとなしさは逆にすごい個性です。
特別な個性を放っていない、普通の女の子なのに、今回の8ページの中での光っぷりが半端ではありません。
恋の力はすごいのです。

こんな純粋にかわいい峰さんを好きにならずにいられようか。
一発キャラの可能性もありますが、とにかく「普通」であるが故に逆に目立ちますし、髪型も他のキャラとかぶっておらず遠くからみても見分けられる子です。今後の活躍に期待せざるをえません。
あ、そういえばむしろ服装がここまで地味で目立たない…ってのはあまりなかったので、それすらも個性になってますね。
 

●しょうが隊二軍●

恋愛沙汰となったらやってくるよ、「佐藤が好きでしょうがない隊」がやってくるよヤーヤーヤー!

相変わらず伊藤さんが黒いですね。
あんたが言い出したんでしょうに!というツッコミは当然のこととして、ここまで仲間をさらっと毎回裏切ってくれるとむしろ潔いぜ腹黒お嬢様。
 
さて、しょうが隊の暴走はまあ置いておくとして。
今回気になったのはこちらです。

チョコもってスタンバイしてますね。
右のセリフはしょうが隊です。
これをちゃっかり聞いている左の女の子3人。明らかに聞き耳をたてています。
後の方を確認すると分かるのですが、特に真ん中の垂れ目の子のもっているこのチョコの袋、同じものが後ほど出てきます。
つまりこの子たちも佐藤君狙いなんですね。
恐ろしいところは、この彼女たち、「しょうが隊」が行動を起こす前にちゃっかり「しょうが隊」の作戦を決行しているのです。
しょうが隊がチョコの準備をする前に、策を横取りしているんです。
まあ、女の子怖い!
 
怖いけどかわいいですよねこの子たち。
佐藤を巡った人間恋愛模様は複雑怪奇ですが、どろどろしているというよりもちょっとした短距離走感覚です。
あ、どろどろしているのが一人いましたね伊藤さん。…まあそれはおいといて。
佐藤を追っかけて大変なことになっているのは「しょうが隊」だけではありません。
この子達のように、目立ちはしないけれども2軍として「佐藤のハートを射止めよう!」という子たちがスタンバイしているのです。
それにしても、右のちょっとおしゃれっけのある気の強そうな子が好みで仕方ないんですが。
…ああ、佐藤が怨まれる気持ちがちょいと分かったよ!
 

●佐藤とバレンタイン●

まあ佐藤君側としても、好きでもない子からチョコをもらって、それで怨まれるという悪循環はいい加減勘弁してほしいわけで。
イラッとはするけど、確かにいわれのない恨みを買い続けるのは滅入りますわな。
ここで、今までの「みつどもえ」のバレンタインの歴史を見てみます。
 
一回目は二巻の35卵性。

この時からもうすでにバレンタインを怖がる佐藤が描かれていました。
チョコ大量にもらっても困る+誰も味方になってくれない+むしろ男子や矢部っちにすら逆恨みされる始末。嬉しくなくはないかもしれないですが、まさに四面楚歌状態です。
うん、やっぱりかわいそうはかわいそうですね。あちらの女子のを受け取ってこちらを受け取らなければ怨まれるし。バレンタインのしんちゃんには怨念がつきまとっている。
おそらく今回の「しんちゃんはチョコをもらっても絶対食べない・受け取ってくれない」というのはここから始まっていると思われます。
 
二回目は五巻の82卵性。

あんなにチョコを毛嫌いしていたしんちゃんが、ふたばの作ったボロボロチョコを…食べた!
実はしんちゃんのチョコではなかった、というオチもあるのですが、これでしんちゃんの気持ちははっきりした回でもありました。ふたばは特別なんです。特別。フヒヒ。
 
三回目は矢部っちがチョコをもらう話で、しんちゃんは出てこないので割愛。
 
こうしてみると、
・ふたばのチョコは食べる。
・他の子のキャラは一貫して「食べない」「もらわない」
で徹底しているのが分かります。
なんか…あれ。すっごく一途な男じゃね。
かっこいいじゃんしんちゃん! そりゃ惚れるわ。
 
まあ、色々書いてきましたが。
確かにしんちゃんはすごくいい子だけどさ。
やっぱおモテになる方はいいですよねほんとにさ!
千葉氏のやさぐれっぷりがいい具合に僕らを代弁してくれました。やっぱり頼りになるぜ千葉氏!
 

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今回の宮ウザさん。

いいウザっぷり。
これについてMade in USSRさんが面白い事を書いておられました。
Made in USSR : みつどもえ175卵性 聖ヴァレンティヌスの苦悩/男はいつもシュガーレス

今回感じたのは、宮下さんがウザいと言われるのは着想も行動も正しいから、と言う事。無意識にはさむクッションが数枚ないだけ。ちょっと日本人離れしていて、外国の人が宮ちゃんを見たら、単にストレートでいい奴、隠し立てしない奴と思われるのではないか。

なるほど!
杉崎なんかはそのクッションのハサミ方が上手いので(私がやってあげる!と言わないでやってくれる)うざくないんですが、宮下は単純明快ストレートなんですね。余計な一言が多いのも、裏表のない証。
ほら、宮下かわいいよね。かわいいわー。
ボーイッシュなキュロットとチェックのネルシャツがかわいすぎて頭がおかしくなりそうですペロペロ。
 
今回他の子もみんなお洒落なので、なおさら峰さんの地味さが引き立つ結果になりました。
峰さんほんとかわいすぎて…。おジャ魔女どれみの小泉まりなっちを思い出しました。


「峰ぇぇぇぇぇぇええええええ!!!!!!!!!」/「伝季」のイラスト [pixiv](+18)
みんな仕事早いよ!
峰・・・MINE・・・まいん! そういう手もあるのか。
 

 
みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 5 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 7 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえ8巻発売中!
前回のみっちゃんのトレーナーが「I LOVE SUGER」だったのに対して、千葉氏の「男はいつでもシュガーレス」の発言が光りますね。
それにしても今週のチャンピオン、グラビアがベッキーだったので、ひさしぶりにグラビア保管しようと思います。なのに表紙が春巻。さすが秋田。いつも通り。
ところで「ハンザスカイ」「ケルベロス」の新連載陣がものすごく光っています。めちゃくちゃ面白いです。内容も、絵も。特にケルベロスは自分の中の「女の子がひどいめにあう」属性を満たしてくれつつ、話がちゃんとヒーローしていて、かつ残虐な部分はとことん残虐。フクイタクミ先生すげー。