たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

お姉ちゃんのモサかわいさに鼻血ブーです。「みつどもえ177卵性」

●しんちゃんのお姉さんが愛しい●

もう今回は狂喜乱舞しましたね。
ついにですよ。ついにしんちゃんの姉回ですよ!
今まではこんな感じのちょい役。

お母さん、男の子がエロ本を読みたい気持ちわかってあげて!「みつどもえ161卵性」
ほとんど台詞も無いままだった単なるモブキャラでしたが、「みつどもえ」は脇にいたキャラを粗末に扱わない、忘れた頃に突然復活する作品です。お姉ちゃんのエピソードがないわけがない、と誰もが思っていたのですが、思ったより早く登場しました。
とりあえずはやる気持ちを押さえて深呼吸しながら書きます。
地味なメガネ。地味な二つ結び(しずかちゃんカット)。地味な制服。地味な性格。
まさに地味オブ地味であるがゆえに心をつかんで離さなかったしんちゃん姉の勇姿が、ついに見られたのです。


剣道部とか!!
ぼくはただありがとうありがとうと涙した。
地味っぽい女の子が剣道部で真面目とか最高すぎだよ・・・。
 
実際本編見てみても、現時点では強気な性格でもなければ内気でもないという、本当に地味オブ地味を貫いていました。性格的にはしっかりしてはいそうですが、特段自己主張が強いわけでもない。みつどもえキャラの世界の中ではアクの強くない珍しいキャラです。
・・・考えてみたらしんちゃんもしんちゃんママ(あかりちゃん)も、アクが強くないですね。極めて常識的ですし、礼儀正しく道徳的な家族です。そんな中育っているのですから、しんちゃん姉がいい意味で「普通」なのは納得。
にしても「普通」であるがゆえに逆に目立つのがみつどもえ世界の凄さだと思います。

くふぅ・・・。すいませんわたくし強烈にツボに入りました。
いや、でも、ぼくには宮なんとかさんがいますから!いますから!
にしてもかわいいですねほんと。
セーラー服がこれまた原型も地味着こなしも地味なんですが、正直な話派手な制服もいいですが地味制服好きな需要は絶対高いと思うのです。
着る側としては「カンベンシテクダサイヨー」という感じだと思いますが、見る側としてはご褒美レベルです。
 

●ストーカーの限界突破●

しんちゃん姉が目立ったのが大きな今回の収穫ですが、同時に「佐藤が好きでしょうがない隊(おがちんは「佐藤くんが〜」と呼んでいました)」の華麗なるストーキングとしての大きな一歩の回でもありました。
今までも犯罪レベルでしたが、今回は本気で犯罪レベルでした。
いいのか? いいのか漫画だし。その毒っけもみつどもえの味。

この反応の差が3人のキャラ丸出しなのがいいですね。

加藤…「本当にホイホイついてこれる」見た目恋する乙女ですが、言っていることは地味にアウトです。
伊藤…「住所が割れた」完全に確信犯です。黒すぎる。
おがちん…「なんて洗練された表札と郵便受けなの!!」意味がわかりません。

もう3人が変態なのは分かっているのでいまさら突っ込む必要もないんですが、しんちゃん姉はこの3人を知らないので第三者視点が描かれているのが面白い。

このコマだけ見たら、キャッキャと無邪気に遊ぶ小学生なんですよね。非常に微笑ましい光景じゃないですか。「佐藤くんのお見舞いに行く?」「やだー恥ずかしい!」みたいな。
そう、この見た目がクセモノすぎる。だから最初はしんちゃん姉もスルーするんですが、その会話内容を理解したときのこの反応。

「キャッキャ」はキャッキャですが、極端な不審者っぷりと巻き込んで有無を言わさぬ勢いに、もう呆然とするしかない。
すっかりしょうが隊の行動(例・靴をなめる)に慣れっこになっているクラスメイトのことを考えると、非常に新鮮です。いや、これが当たり前なんだけど・・・。
 
みつどもえ」はちょっとずつ視野が広がっていく作品だと思っています。
最初は丸井家のみの視野、そこから友人、クラスメイトと広がり、教師、保護者と拡大し、町内の色々な人へと波及していきます。子どもたちも学校の枠から町内の枠へと活動範囲を拡大しています。
そういう意味で今回のしんちゃん姉の出番は、非常に新鮮な切り口でキャラクターを見せてくれました。おがちん達は「かわいい」と同時に「不審」なのが、客観的に見るとこう見えるのですね。
 
さてはて、しょうが隊の行動のレベル、改めて確認してみます。

もっとも良心的なはずの加藤さん。佐藤君の匂いをかぎわける能力は三人とも持ってるのは知ってるからなー、とは思っていたのですが…ああ、うん、やっぱり「変だ!」ですよね。変です。
みつどもえテンポに慣れすぎていて忘れかけていました。
 
学校の時点でも相当にアウトな行動なんですが、実際に家にあがっちゃうと本当にマズいですねこの3人。

おがちんがアホなのが救いです。いや、OKじゃないけど、なんというか性欲において即物的な感じがするので、逆にわかりやすくてほっとするというか。「極端な行動」は取ると思いますが、それが想像を範疇を越えなさそうなのがいいです。たぶん隠れてこそこそというよりも、真正面からストーキングするでしょうしね。・・・真正面からのはストーキングというのか?
問題は伊藤さんでしょう。おがちんと加藤さんは一緒に行動しているんですが、今回伊藤さんだけ佐藤家に入ってから別行動なんですよ。
・・・やばくね?
盗聴器くらい軽くしかけていそうなのが本気で怖いです。
とはいえ、最後のシーンでそこそこピュアな伊藤さんが見られたのは収穫ではありました。
 
みつどもえ」のもうひとつの目玉といえば、やっぱり勘違いオチ。

あかりママ→おがちんは警官の妹だということで安心している。しんちゃんにはストーカーがいることを懸念している。
おがちん→自分たちがストーカーだというのを分かっておらず、割と純粋に正義感に燃えている。
おがちん兄→おがちんしか見えていないので、見えない敵と戦っている感じ。
そんなわけで、「おがちん達がしんちゃんのストーカーだ」というのを誰も認識していないシュールさがあります。理解しているのはしんちゃんとクラスメイト。まあしんちゃんじゃなくても、このレベルでのストーキングをされるとさすがに恐怖におののくのは当然でしょうね。
正直このくらい愛されたい気持ちもなくはないですが。ですが。
 
今後、「住所が割れた」ことでどう話が展開するか恐怖でもあり楽しみでもあります。
まあ「住所が割れた」=佐藤家舞台話が増える=しんちゃん姉の出番が増えるということで期待をしております!
あ、でもぼくには宮なんとかさんがいるので! いますので!
 

みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 5 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 7 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえ8巻発売中!
 
Made in USSR : みつどもえ177卵性 全人類のお姉様/想像しただけで鼻血

鼻血旋風の間も淡々とゲームを続けるふたばと千葉氏の落ち着きは何なのか。

なにげにふたばってゲーマーですよね。クリスマスのときもしんちゃんとゲームしてましたし。
 
次号はセンターカラー+ポスター付きで、アニメの重大発表あり。楽しみ!
チャンピオンですが、「ハンザスカイ」がえらい楽しいのですが、ヒロインのかわいさはもう至上として、番場さんかっこよすぎだよ。今後どう活躍するのか楽しみ。
ケルベロス」はヒロイン格の二人が、主人公より大きい子とすごく小さい子、というあたりに激しくフェティッシュを感じます。背の高い子って・・・いいよね。