たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

なぜぼくはブルマ体験をしない人生を送ってしまったのか「みつどもえ178卵性」

●ブルマ礼賛●

まあ、思いっきり自分の話なんですが。
以前もちらっと書いたことある気がしますが、北海道ってブルマが無い地域が多いのですよ。
今絶滅の危機に瀕しているとかそういうことじゃなくて、上陸してないんですねこれが。
なんという損をしたのでしょうか・・・。
 
まあとはいえ、今全国的に絶滅の危機のブルマ。
みつどもえ世界ではしっかり生き残っています。ありがとうのりお先生。
自分はスパッツ派ですがブルマも好きです。
ブルマがないと生きていけないよ!というブルマ派の人には厳しい時代になりましたが、まだまだ二次元ではブルマは元気です。

宮下のブルマまさに健康美。
基本的にむちむちキャラが多いみつどもえにあって、宮下はとにかく発育がいいわけですよ。横に居るひとは・宮下吉岡と比べてもすらりと脚が長く伸びており、体型も「女児→少女→女性」だとした場合少女ラインに踏み込んでいます。
なにげに筋肉質なのもいいですね。非常にブルマの似合う少女なのではないでしょうか。
 
他のブルマも見てみます。

ひとはさん。
ひとはってみつどもえの6年3組キャラの中でダントツに成長が遅い子です。「女児→少女→女性」でいうと女児ライン。
脚とかぷるんぷるんに筋肉ないんですよね。贅肉というわけでもない、どちらかというと子供のお肉をしています。またおなかがぽっこりしているあたりも顕著。
この「幼児体型ブルマ」の需要って高い気がするのですが、うまくひとはがカバーしていると思います。
 
もう一人見てみます。

隠れぽっちゃりさん、吉岡。
みっちゃんほどではないですが、むちむち度では二位なんじゃないかと思います。
吉岡ってものすごい安産型なんですよね。腰が大きい。だからこそあんだか女性的でえっちい雰囲気があるのですが、そこにこのブルマ。ブルマリストにしてみたら非常によいタイプのブルマではないでしょうか。
 
そんなわけで、

・体育会系ブルマ(宮下・ふたば)
・幼児体型ブルマ(ひとは)
・ぽっちゃりブルマ(みつば・吉岡)

と「みつどもえ」は多様に楽しむことが出来ます!ジャジャーン。
ちなみに杉崎とふたばは比較的ノーマル体型ですね。ブルマがすごいプルンプルンに食い込むわけでも、ぶかぶかなわけでもないですが、非常にイキのいいブルマしています。
 

●みつばのさりげない思いやり。●

ひとはが運動出来ない回って、誰かしらが助けてくれるんですよね。
水泳ができなかったときはふたばがたすけてくれましたし、跳び箱が出来なかったときは矢部っちがたすけてくれています。
今回たすけてくれたのは意外なことにみつばでした。
 
といっても恩着せがましくないんですよ。すごいさりげないんです。

みつばのアクションって時々アメリカのカートゥーンチックになるんですが、これもそのヒトコマですね。擬音がないのに音が聞こえそう。
「私が教えてあげる」とか「そんなのもできないの」とか、みつばなら言いそうなのに言わないんです。実際読んでみると、このコマすごいサラッと流されているので、みつばがひとはに対してどういう感情を持っていたかはっきりと描かれていません。

この台詞もいいですね。
みっちゃんの適当にはなったこの言葉、どこまでそのままかは分かりません。ふたばが邪魔だから言っただけかもしれません。
でもみっちゃんこういう所嘘付かない子です。不器用だけど変に正直。
ひょっとしたら、この言葉すべてみっちゃんの本音かもしれません。
 
あと面白いのはここですね。

ひとはに対して宮下が余計なことを言ったとき。
まあ「宮下だから」というのもあるんですが、ひとはが傷付いたかもしれないことに対してみつばと杉崎が怒るんですよ。
この出来事はちょっと今まであまりなかったので、ハッとなります。
 
なるほど、みつばはすごいさりげなくひとはが練習するように誘導した。
杉崎は以前ひとはに助けられたことがある(プールでママとはぐれたときなど)。
人間関係が膨らむことで、ひとはがこのクラスの中でちゃんと守られるべきである、という作用が生徒同士の間で生まれているんですよ。
 
ひとはは確かに皮肉屋ですが、基本一生懸命のいい子です。
精神的には割とタフなので、普段はみつばも攻撃をしかけます。返り討ちにされますが。
しかしひとはが本気で運動が苦手なのはみんな分かっているんです、言わなくても。
それを克服するため一生懸命にやってきていることも、みんな言わないけど知っている。
特にみつばはそれがわかっているので、さらりと今回の提案をした可能性が大きいです。
 
矢部っちの目がまたいいんですよ。

本当は矢部っちがひとはを補助してあげてもいいんです。
しかし出来る事ならば、生徒同士で補助しあえるのがベスト。自発的に練習をし、自発的に楽しさを見つけられる道筋がで機るに越したことはありません。
みつばの強引ながらも優しいところ、この顔を見るとちゃんと矢部っち分かっていますね。
なんてあったかい視線なんだろう。
 
「いい話」を描くわけじゃないのに、ちゃんといい話になっている。
このさりげなさ、押し付けがましさのなさが、みつどもえのいいところだと思うのです。
 

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それにしてもブルマいいなあ。
何故自分はブルマの体育を経験していないのか。なんと無駄な小学生時代を送ったのか!
みつどもえのキャラたちは、特に千葉氏は、今を大事にするべき。

にしてもこのコマはなんともみつどもえらしくて、今回一番ニヤニヤしました。
一つのコマの中で時間の流れがあるちょっと面白い作り。右から左に視点を移動していくことで、コマの中にコマがあるような構造になっています。ちょうど起承転結がヒトコマに入っていますね。
しかも吉岡のオチがなにげにひどい。この子さりげなく「言っちゃう」子ですな。
こんな会話をされている間のひとはの心理を考えると、なかなかキュンキュンくるものがあります。しれっとした顔しているけど色々考えてそうですね。
 
Made in USSR : みつどもえ178卵性 ボールとキッス/春の大濃紺祭り!!

注目したいのはみんなの服装。まだ寒いのか体操服の上にジャンパーやカーディガンを着るという実にフェチな装い。いくら寒くてもジャージは穿かせないのりお先生の美学に乾杯。ひとはもお団子を解いてツインテールにしていて可愛い限りです。

ブルマを見せずしてなんとする。YES ナイスだぜのりお先生!
今回アニメのポスター絵がついていましたが、みっちゃんがいい具合にぶちゃいくで素晴らしいです。そしてふたばの愛らしさはなんなの天使なの。矢部っちの顔はみつどもえ初期絵っぽいですね。
どんなアニメになるのか今から楽しみですが、とりあえず「みなみけ」初代スタッフと聞いて期待は大です。OPで素晴らしいスパッツを描いたあのチームならふたばのスパッツは安泰です。
 

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みつどもえ8巻発売中!