たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ほぼ熟年夫婦だよ!ふたばさんと佐藤君。「みつどもえ179卵性」

今回のみつどもえ、確かに気になる点としてみっちゃんの洗濯前の脱いだぱんつスメルがどうだったのかというポイントもありつつ、それはそれとしてなんといってもふたばとしんちゃんの熟年夫婦っぷりが素晴らしかったとしか言いようがありません。
ときめきキュンキュンカップルとちょっと違う、お互いを知り尽くした安定感あふれすぎのカップルなんだもの、見ていていニヤニヤするというよろ微笑んでしまうよ。
 

●うふふ●

しんちゃんは優等生だというのをなかば忘れていましたが、今回久しぶりに優等生っぷりを発揮。全校生徒の前で作文を読むことになります。
彼も普通の小学生なので、そういうのが恥ずかしいとかいやだなあとごくごく小学生らしい感情をあらわにするんですが、それに対するふたばの反応が素晴らしい。

これ、まさにしんちゃんがふたばに相談しているシーンです。
そもそも当たり前のようにしんちゃんがふたばの家(丸井家ではなく、あくまでもふたばの家なんだよ!)で、当たり前のように自分のことをふたばに報告しているこのシチュエーションですよ!
おそらくしんちゃんのことですから、千葉氏に言ったら「このイケメン様め!」とからかわれるのであまり言わないでしょうし、みつばや杉崎たちに言うとも思えません。ましてや佐藤が好きでしょうがない隊には言おうワケもない。あかりママには言っているかもしれませんね。お姉ちゃんには言わなさそうだしお姉ちゃんも興味なさそう。
ごくごく一般的な報告として、自然に言える相手がふたばなんですよ。自慢でもなく、普通の一少年として悩みを相談出来る相手がふたばなんですよ。
いぐね? いぐね?!この関係。
 
ふたばは基本的にバカの子なので、物事を混乱させる側に回ることが多いです。
しかし人間関係において、彼女の裏表の無さと人の良さは大人もクラスメイトもみんなを信頼させるキャラでもあります(除く伊藤さん)。
信頼されているキャラ度としてはトップなんじゃないでしょうかガチで。
とはいえやっぱりお馬鹿なので、基本的にみつばなんかはふたばに相談しませんし、クラスの子達も「小学校6年生レベルの悩み」はあんまりふたばに話しかけません。別にハブなわけじゃないんですよね。単に話が合わないだけ。
それを踏まえての、このしんちゃんとふたばの関係。
今回のスピーチの件も、真剣に、自分が恥ずかしいというのをさらけ出せる相手がそうそういないわけですよ。意外とかっこつけマンなところありますし。それをさらけ出せる唯一の相手がふたばなんです!!!!!!!
 
ふたばの反応がいいですよねー。

うふふ、ですよ。
しんちゃんが本音をさらけ出せる相手がふたばくらいしかいないとしたら、ふたばもまたこんな反応する相手しんちゃんしかいません。
 

●熟年夫婦の余裕●

二人はそれぞれ、しんちゃんにしか見せられない・ふたばにしか見せられない自分があります。
意識しているかというと、特にしてないでしょう。まさに「幼なじみ」なんです。
幼なじみであると同時に、絶大すぎるほどの信頼感も寄せています。
このシーンなんか顕著ですね。

しんちゃん、ふたばに対してちょっとすねてみるのシーン。
しんちゃん自身あんまりこういう子供っぽいところを出さない子ですから、非常に貴重と言わざるをえません。間違っても杉崎達にはこんなこと言わないでしょう。みつばやひとはには気を使ってむしろ言わないでしょう。怒られるし。
ふたばには言えちゃうんですよ。
 
拗ねているのは、相手がむげにしないと信じきっているから。わがままを言えるのは相手のことを心から信頼しているから。
こんな子供っぽいしんちゃん、本音のしんちゃん見られるのはふたばと二人きりの時だけです。
ふたばもまた余裕があるんですよね。ちょっと怒った顔にはなっていますが、台詞がいいじゃないですか。
「まぁ!!」ですよ。
もう奥さんもいいところですね。
 
多分テレビなんかを見ての影響もあるんでしょうけれども、彼女の中の母性みたいなものにごく自然にスイッチが入っているんです。
ふたば自体精神年齢は低いですし、あまり気取ったりしない子ではあります。
ありますが、しんちゃんといる時は自然と無意識の内に「女の子」が首をもたげるのが見ていてかわいくてしかたないんですよねえ。
それも巻数が進んだ今だから見え始めているところ。初期はそこまで女の子らしさは芽生えていませんでした。
ふたばにプライドが芽生えはじめました。「みつどもえ171卵性」
「こうしたい!」というプライドだったり自我だったりが芽生えつつあるふたば。
しんちゃんといるのも「大好き!」という子供らしい感情そのものではありましたが、徐々に形を変えて、信頼する人を見守る視点も生まれ始めているようです。
 
初々しいカップル、というシチュエーションを飛び越えて信頼→信頼と連鎖している二人。
もうすっかり熟年カップルのような余裕に満ち溢れています。

こことか、もう結婚した後の二人の様子そのものじゃあないですか。
こうしてみると、ふたばはどうもあまり目立たずに陰で相手を支える大和撫子タイプな気がしてなりません。
自分の功績をあまり言わないで隠すんですよね彼女。全力で相手のためを思って、自分は表に出さない。なんという良妻。・・・うーん、今の時点で自分を伏してまでつくすのが本当にいいのかどうかはわからないですが、少なくともしんちゃんに対してやひとはに対してはそれが功を奏しているのは間違いないとは思います。だから愛されるんですよねえ。
 
そういえばもう一点、しんちゃんに対してのみであろう反応が一点ありました。
以前たまたま矢部っちに胸を触られて大泣きしたふたば。一応恥らいはあります。
しかし今回、こんなシーンが。

しんちゃんの
ためなら
ぱんつを
見せられるんです。
 
……。
照れてるよね。照れてるけど見せてますよね。
お風呂にパパと一緒に入る反応と……違うよね……。
これは色々、芽生えてるよ! 芽生えてますよ!
これだけでご飯20杯はいけそうです。ごちそうさまでした。
 
Made in USSR : みつどもえ179卵性 春のふたしん祭り/みんながパンツになればいいのにね

コタツに座る位置からして夫婦。

いやもうほんとにね。向かい合ったりぴったりくっつくんじゃなくて、斜め向かいなあたりがもうね。
 
 

 
みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 5 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 7 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえ8巻発売中!
アニメのキャラデザと今回のせいで、ふたば株うなぎのぼり中です。
ふたばとしんちゃんは、結婚しちゃえよじゃないですよ。「結婚してるよ」ですね。
全然関係ないですがふたばはそろそろ生えてる気がします。
 
チャンピオン本誌ですが、幼なじみスキーとしては「ケルベロス」の展開がどうにもたまりません。ああもう、でかい女の子幼なじみが何故自分にはいなかったのか!
いても「ラブやん」みたいになっていたとかそういう悲しい想像はしない方向で。
チャンピオン自体一通り読んではいますが(ヤンキー漫画はちょっと体質的に苦手)、読む順番最近は「みつどもえ」→「弱虫ペダル」→「ハンザスカイ」→「ケルベロス」でヘブン状態です。そのあとGAMBLE FISHとかバキとかでゲソ。ツボすぎる漫画が多すぎて楽しくて仕方ない。