たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

オープンな空間、私たちの楽しい空間、そして見えない不安。「けいおん!!」第二話

けいおん!!」二話見たよー。
いやー、最高でしたね。

律のひかがみ

律のひざ!
どうにもこうにも律はこういうフェティッシュなシーンが多い、多すぎる。すばらしい。眼福でござる。
以下ネタバレ全開で書いていきますので、一応収納しておきます。
今回もまたムギ贔屓気味です。
というかムギが物語の中心軸になってる気がするんですよ二期。
というわけで収納。
 

ペロペロ(^ω^)
 
 
 
 

●私たちの世界は開けている。●

今回の「けいおん!!」シリーズになってから最も目を惹くのは、モブシーンの多さです。
しかもそれぞれ、使い捨てじゃなくて、「1話からの継続で使われている=設定がある」という凝りよう。
分かりやすいのはこの子。

制服の上にジャージを腰巻しているという、特徴的なファッションの子。一話でもその特異なファッションが話題になりましたが、ちゃーんと出ています。
 
そして「モブ」とは言いますが、単なる背景じゃないんですよね。メインキャラクター達との絡みがあるんですよ。
これ、意外とものすごい事だと思います。
メインキャラを大切に、丁寧に描くのはとても大切な事です。しかし世界ってのはそれだけではないわけです。部室内なら「メインキャラ+背景」でもいいですが、クラスの中ならそれぞれ全員生きています。魂を持った生徒です。
 
例えば教室の中で、唯が居眠りするシーンがあります。
普通であれば軽音部のメンツが起こしにいけばいいだけなんですが、そうはしませんでした。

なんと教室全部の反応を描きました。
ただでも手がかかる面倒くさい構図です。なぜそうしたのか?
よく見ていただけると分かりますが、和、ムギ、律、澪以外の生徒もちゃんと唯のことを見ているんですよね。
つまり、軽音部のメンバーはクラスの中で閉じた輪を作っているわけではない、というのをあえて描いているんです。

他のアングルからも、唯や律のやりとりを見ている子達がたくさんいることがわかります。
特に右側の図にいある、律の後ろの髪の毛がバサッとした子。この子台詞までありますし、唯の反応を見て微笑むことまでします。
うーん、これは面白い。唯の隣の席の子、という設定なんですが、完全にキャラとして魂が注ぎ込まれていて、背景になってない、一人のキャラクターになっているんですよ。
 
以前も第一話でクラスの子達と仲良くする唯の姿が、すごくさりげない仕方で描かれておりました。
「けいおん!!」第一話は、ムギの眉毛が人間関係を物語っています。
今回はさらに具体的になっています。反応を見る限り、この子おそらく唯と相当仲がいいと見て間違いなさそうです。
また、左の図を見ると律の言動を見て、クラスの子が楽しんでいるようにすら見えますね。
 
おそらく軽音部+和は、クラスの中でも結構目立つ存在なんでしょう。特に律と唯はクラスのムードメーカーの可能性大です。
まあ唯は天然で誰とでも仲良くなれる子なので、おそらく隣の子とも気づかない内におしゃべりしていたのでしょう。この子のエピソードも出てくるとうれしいなあー。

なにげにこの子、ルーズソックスだったりするんですよね。「よい子」揃いの軽音部とは、ちょっと対極的な存在にすら見えますが、そういう子を微笑ませることから、唯とこの子の関係性が、言葉になっていないけれども見て取れるのです。
加えて律は、空気を読んで盛り上げるのが好きな子です。上記の左の図のように、みんなが唯に注目しているのを分かった上で、あえてムードメーカーとしてネタを作っているようも見えます。
 
軽音部はもう二期では最初から「閉じた空間」ではありません。第一話から「開けた人間関係」の中の一集団として描かれています。
これは作品の方向性を考える上で非常に重要になるでしょう。例えば「ハルヒ」のSOS団は思考も人間関係も閉じているのが面白い(それによって逆に「消失」のような世界がカウンターになる)んですが、「けいおん!!」はそもそもみんなの目の前のステージに登るわけで、人の輪がそれぞれにありつつ、その中から一番大切なものとして軽音部を選んでいるというのが重要視されるのです。
そういえば一期はあまり「大勢」「クラス」が描かれませんでした。おそらく一期ではまず集団内の意識を描き、二期になって、外に立つ自分たちの立場へと視野が広がっていったのかもしれません。
 

●ムギちゃんの楽しい生活。●

ここで「開けた世界」の象徴として用いられているのがムギです。
第一話の時から「二期はムギが中心になっている」としつこく書いている気がしますが、贔屓とかじゃなくてほんとムギは重大な鍵を握っていると思います。
そもそも唯は最初から(中学時代から)割と「開けている子」です。律も他校に友人がいるような子です。澪は律経由で人間関係を広げています。梓は一人でライブハウスに行ける度胸のある子です。
ムギなんですよ。ようするにムギが世界を楽しめる状態であれば、軽音部は楽しい状態といっていいと思うんです。
ムギは軽音部バロメーターなのです。
 
多分ムギラーならやられたと思うベストシーンがここ!


この一連の動作、何かと言うと唯や律の「ジャンケンで何を出すか見る」のを見て真似しようとしているんですよね。

これこれ。
 
関連・今日もやられやく じゃんけんの前に腕をクロスさせて覗く行為 出来ない奴とか知らない奴いるの?
 
ムギはこれをやるのが初めてなので、見て分かるように最初一度間違えるんです。
すっごい嬉しそうでしょう! そう、嬉しいんですよ。
みんなと同じことをして、みんなと同列に活動できる。それがムギにとっての幸せなんです。

お嬢様キャラとしてのムギ。もちろん基本ギャグマンガ・アニメなので彼女の行動は時々常軌を逸しています。金銭感覚とか。まあこのへんは笑って済ませていいところだと思います。
しかし人間関係においては、この作品は彼女を「単なるお金持ちキャラ」に止めようと絶対しません。
先程のジャンケンのようなささいな行動もそうですが、ホームセンターではしゃぐ彼女の様子は間違いなくこの瞬間を最大限に楽しもう、みんなと一緒に楽しさを共有しようという彼女の行動の現れだったりします。
 
原作をきららで読んでいる方には分かると思いますが、最も関係の薄いムギと梓の交流がここで描かれているのも面白いところ。
ムギに対して、梓から話しかけるんですよね。
ムギ自身、自分で世界の変化を楽しんでいるのもありますが、軽音部は「ムギにも楽しんでもらいたい」という思いが根底にあります。
明確に描かれるのは「下級生の梓を助けてあげたい」であるのはもちろんとして。唯や律や澪に対しても同じであるのももちろんとして。それを上回るくらいの軸として「ムギに笑ってもらいたい」がカスガイのように軽音部をつなぎとめています。
梓がその輪に加わるというのは非常に象徴的なシーンです。実際原作でもあるように、梓にしたらムギって話しかけやすい先輩ではないんですよね。価値観も違うし、特に自分から積極的に話すタイプでもないし。
だからこそ、ホームセンターというある意味開けた日常、ムギにとっては非日常な空間はいいタイミングだったのでしょう。
 
ホームセンターのムギの行動は、ギャグパートを交えながら、この2話全体の柱になっているからこれまた興味深い。

ここでまずムギが、蛇口などを磨くスポンジを見つけて感動します。
その後しばらく時間をおいて、場所は自分の親が経営する楽器屋さん。

なにげにスプーン磨いてます。欲しくて買ってるんですよね彼女。自腹で。
なんでスプーン持ってるのかよくわかりませんが、ホームセンターで買ったか、そうでなければ店員さんが知り合いなので借りたか……でしょうか。
で、ほぼラストシーン。

実際に音楽室の蛇口を磨いて悦に入るシーン!
つながった!
これ連続したシーンじゃないです。もうストーリーの合間合間にちょっとずつ、さりげなく混ぜ込まれただけの、どうでもいいといえばどうでもいいシーンです。
しかしここでムギの行動の連続性が産まれることで、散漫になってしまいそうな日常描写が一つにつながります。
そして改めて「私たちは今を楽しんでいる」というテーマを思い出させます。
おおげさな!という感じもするかもしれませんが、ムギは一瞬一瞬全てを本当に、全力で楽しんでいるのです。これはまぎれもない事実。
先程のジャンケンのシーンでも、夕暮れ時の美しい光の中で描かれています。このような夕日の光が当たる時間は一瞬しかありません。その時間を自ら楽しもうと動いているんです。

このシーンなんかも面白いですね。律が無茶をして焦っているシーンです。
唯・澪・梓はマジ焦りです。特に澪の焦りは相当なもの。
ところがムギだけ目を開いています。この状況を見て「あ、私も!」なんですよ。
ネタバレではありますが、50万円のギターのことをごまかそうとするシーンです。ところがムギの持ってきているティーセットはその一つだけでも40万とかするんですよね。だからそこまで無理に焦らなくてもよかったりします。普通のお金持ちネタキャラなら。
違う、違うんだよ! ムギは「お金持ちキャラ」ではあるけど「みんなと一緒になりたいキャラ」なんですよ!
 
この「教室の中では色々な友達もいる」「でも軽音部が一番楽しい!」という一連の流れは、ムギの様子から見ることが出来ます。
もうちょっとあとでまたムギの話はしたいのですが、なんにせよ「面白いことに連れてって」だった一期の彼女から「私が楽しいことをする!」という能動的な行動に出るようになったのは大きな変化です。
 

●楽しい時には終りが来るから●

二期で自分が感じているのは、一期の時のような「これから楽しいことがいっぱいある!」を増幅させながらも「でも時間は流れて行く」という漠然とした不安です。
先程のムギのジャンケンのシーン。とても楽しいシーンです。
しかし同時に夕暮れの中という演出のため、もう二度とこの瞬間はないのも描かれます。ヴィンテージギターを持つためにみんなでジャンケンするのは、おそらくこれが最初で最後でしょう。似たようななことはするとしても。
梓以外は高校三年生。まさに卒業まで365日ありません。「一年は短いわよ」というさわ子の発言が重みを増します。
なら一瞬一瞬全てを楽しむしか無い!
くだらない日常パートを、全力で楽しむ彼女たちがまぶしいのは、多分歳をとったおっさんのノスタルジックだけではない、んじゃないかしら。
 
その中でひときわ目立っていたのはやはりこのシーンでしょう。
 
アホな日常パートが続いていた後にくるシーンなだけあって、重みが半端ではありません。他の部活動を見て、そこはかとなく寂しそうな表情をする梓です。
この梓が感じている寂しさはなんなんだろうか?
下級生がいないことか?
先輩たちがいなくなってしまうことか?
その解答はおそらく本人にも分からないでしょう。少なくとも今、梓は他の子たちと同じように全力で一日を楽しんでいる! でも、……それは永遠には続きません。
 

●梓の不安●

梓がらみでいうと、2つ印象的なシーンがありました。
一つ目はこれです。

楽器屋で見た、7人組みのガールズバンドのポスター。
それぞれが楽器屋で好き勝手やっている中、一人で梓はそのポスターを見続けていました。
澪が梓に気づいて「このくらい部員がいるといいな」と澪は言います。

しかし、梓の表情はものすごく複雑なんですよ。
笑うでも怒るでも不安がるでもなし。どう感情を表現すればいいか分からない顔。
一話では確かに「この5人で一年やっていきたい」と決意を新たにはしましたが、彼女の中に不安は残っているのです。
 
そしてもう一つ。

「ケーキを正確に八等分できるケーキカッター」の話をムギに嬉しそうにする梓。
「傘みたい!」と嬉しそう!
……ですが。残念ながら8等分する必要はありません。ないのです。
6等分(五人+さわ子)でいいのです。
ケーキを食べるのはもう日常になっているので、何気なく見つけてしゃべった話ではあると思います。
でも、無意識のうちに8等分ナイフを見ていた。
もし使うなら、8等分してはいけないはずなんです。
彼女の中のモヤモヤとしたものが、秘められたシーンの一つです。
 
あらためてこの2点を考えると、どちらも8人(7人+さわ子)なんですよね。
梓の中の理想としては、あと二人いれば……という漠然としたものがあるのかもしれません。
 
とはいえ、「5人でやっていきたい」と一話では言いました。言い切りました。不安自体はないはずでした。しかし間違いなく不安はあります。
その不安が何なのか、きっと梓にも分かってはいないのでしょう。
梓の感情は今回、唯達のアホさとムギの「楽しい!」を共有することで緩和はされますが、実は解消されていません。
 
第一話で律が校歌をちゃんと歌えなかったシーンがありました。

ここですね。一人だけ顔がかげっており、しかも歌うでも歌わないでもない微妙な顔をしていました。
今回の梓からも同じような空気が漂っています。
唯やムギはきっと、「今を全力で楽しもう!」と思っているのでしょう。そして実際、楽しいんだと思います。
律と梓は、いずれ来る「終り」に漠然とした不安を持ちながら、その中でどのくらい笑顔になれるか、必死に手探りしているような気がするのです。これは主観ですが。
だからこそ上の図のように、律が梓の変化に真っ先に気づいたのかもしれません。
似たもの同士なんでしょう。多分。空気が読めて、ムードメーカーになれる分、なんと言っていいか分からないものも多く抱え込んでしまう。「寂しい」「辛い」「不安だ」と言ったらいけない。そんな無言の悩みが漂っています。
 
じゃあ澪は?
現時点では分かりません。一話・二話では澪は「かわいい」「つっこみ」の役まわりにはなってますが、彼女の感情そのものにはあまりスポットは当たっていません。
きっと、描かれる日がくるはずです。
ただ言えるのは、律と梓のその不安を澪はもうすでに小さな行動一つ一つで嗅ぎとっているということです。
だから、楽器屋で彼女は真っ先に梓に話しかけたし、律の側に寄り添いながら茶化すのです。
 

●瞬間、切り取って●

こんな明るくて楽しい回なのに暗い話ばっかりだな!と言われそうですが、どうも一話・二話を見た限りでは「明るく楽しい時間を維持する努力」の表と裏がちゃんと両面あることを理解して作られているような感覚がしてならないのです。
実際は「楽しいね!」でたしかにいいんです。みんなが、特にムギが明るく過ごそうとしているんだから、この作品は見て「楽しい!」でいい。
しかし、やはり梓の表情と律の表情を見ていくと、それだけでは済ませられない心の中の漠然とした淀みは感じられます。
それを言葉にできるほどみんな器用ではないし、言葉にしないことで保持出来るものは存在します。
あわせて、形にしようとすることで伝わるものもあります。失敗するかもしれないけれども。

梓を見ていたメンツがこうやって顔をあわせて話しあっているのがまたいいですよね。
注目すべきは、集まっているのがムギの机なんですよね。
第一話もそうでしたが、このメンバー、クラス内ではムギを中心に集まっているようです。
ということはー、律がムギのところにいってみんなに声かけをしているか、あるいはムギが「ちょっといいかしら」と声をかけているか、どちらかです。
 
しつこいようですが、ムギが中心になっているのは重要な部分だと思います。
まだたった2話ですが、その2話の中心軸はムギなんです。そこから話が広がっていると言うか。
無論ヒロインは唯に、原動力は律になっていますが、視聴者の視点の位置はムギが一番近いと思います。
視聴者の「楽しい空間にいたい」という視点、それはムギの視点そのものです。
そして実際、居心地がいいわけですよこの空間が!

能動的に動くムギは本当に見ていて面白いです。
あと、このアングル(遠く斜めから音楽室・教室を眺める視点)今回多いですね。
他の軽音部じゃない子との関わり、少し遠く離れた位置から眺め直すような視点、などなど、ちょっと視点そのものに動きのある回でした。
この視点がムギのものだ、とまでは流石に言い切れません。これは捉える人によって変わる部分でしょう。
しかしここでシャッターを切る澪とムギの関係がいいんですよ。
 
一期で澪がカメラを持って歩いていた設定がこんなところで生きてくるとは!
今回の澪の立ち位置はこれがスタート地点かもしれません。そして3人(唯・梓・ムギ)を眺める律の表情も絶妙です。
そのカメラに向かってピースサインをするムギ
これはものすごいことのような気がする!
ムギの変化としても、個々のこの部活の視点そのものにおいても。
撮影する律と澪、撮影されるムギ・唯・梓。
これがどう作用していくかはまだ未知数ですが、少なくとも現時点での彼女たちの配置はこうなんです。それぞれが自分の位置を確認しながら、この「楽しい空間」を保持し、大切にしている。
澪のカメラはもしかしたら、その「楽しい空間」を切り取っていく沢山の記憶のカケラの断片を大切にしていく重要なアイテムになるかもしれません。
 

●さわ子の思いやり●

一点、原作と大きく違うシーンがありました。

原作だと50万のうち49万まで全部持っていっちゃうんですが、今回さわちゃんすごく大人の余裕があって「ひとつだけ好きなもの買ってもいいわよ」とまかせるんですよね。
これ冷静に考えたらすごいですよ。だって、49万のもの一つ買ってもいいわけじゃないですか。
色々嘘をついて土下座、という流れはギャグとして普通に笑えるシーンなんですが、なんだかんだで「それをしない子達だ」と分かっている余裕すら感じます。
さわちゃんの視点、第一話の台詞もそうですが、とにかくこの子たちを見守る重要な視点として働くようになっています。
ムギの「楽しもう」視点とは別の「楽しみなさい」視点というか。
これがもうね、おっさんにはたまらんのですよ。
泣くよほんと。
しかもオチがアレですしね。多分さわちゃんはそこまで見越してたんだと思います。梓のために何かするだろうなと。
やっぱりね、漠然と軽音部から不安感は漂っているんですよ。年取った人ほど分かっちゃうものが。高校生は「そんなこと無いぜ楽しいぜ!」と律のようにはしゃぐけれども。
ここで解答を与えないさわちゃん。
そう、答は自分で探してこそ。さてはて、この子たちは答に当たるものを見つけられるのでしょうか。
 
……ってのが二期のテーマなのかなー。
一期目のテーマがある意味「居場所探し」で、それぞれが、特に唯がそれを見つけて「けいおん!大好き!」と叫べたように、どこかに向かっていくんでしょうか。
 
とにかく自分はというと、割と弱虫しょんぼり寂しがり屋なので、「あの亀、唯達が卒業したら梓が一人で世話するのか……」と考えるだけで泣きそうになります。
誰か! 誰か! 誰かーーーー!
 

                                                                                                                                          • -

 
こっから小ネタ。

りっちゃん隊員、欲しいものの中にフロアタムが入っていました。
あれ?フロアタムってOPで必須だよなあ(演奏上)。

あるじゃん!
ということは「頑張って買った」か、「借り物」だということでしょうか。
フロアタムはあった方がいいと思うのよ、りっちゃん隊員。
次回題名が「ドラマー」なのでその辺の話が!……いやどうかなー。
 

そして、唯のつなぎ。
これはありだろ! これでバンドやろうよ!
POLYSICSみたいでかっこいいよ! そろえちゃおうよ!
あるいは仙台貨物……あ、それはちょっとアレか。地味に好きですが。
コメント欄にもありますが(ありがとうございます!)洋楽ならやっぱりslipknot
常時つなぎなわけではないですが、洋楽ネタ多めの「けいおん!!」だったらそっちの方がニヤっとできますね。
あと唯がドリル持ってるのを見てMR.BIG!」と思った人は自分だけじゃないはず。
ちなみにMR.BIGのドリルはマキタ製。

第一話でウインドミル奏法がいきなり出たので、こういうネタはどんどん入ってくるんじゃないかと目をギラギラさせています。
勝手な思い込みかもーでも面白ければー!……いや、ここまで色々かぶってくると、京アニの釣り針があるのは間違いなさそう。食いつきますよ!
 
もいっちょ、ヴィンテージギターとして出てきたのはギブソンのSGですね。

……というところまで分かったものの、細かい部分がさっぱり?で誰か特定してくれないかなーと思ったら早速出ていました。
今日もやられやく 『けいおん!!』第2話で特定した物や場所
Gibson 1964 SG Special Cherry Redだそうです。
すげえ……すぐでてくるもんなのね……御見事です。
適当にさらりーとぐぐってみたら
Gibson 1964 SG Special Cherry Red|デジマート
うわあ、マジで50万くらいだ。
また、こんな説も(情報に感謝!)
けいおん!!2話のギターを調べてみた。 - hatena.longfeed
Gibson SG Standard '64の可能性が高そう。
詳しくはリンク先でご確認を。
SGといえば、色々なプレイヤーに使われていますがやっぱりアンガス・ヤング。

アンガス・ヤングスタイルは、自分が梓に着せたい服ベスト1であります! ええよねー。
 
原作は基本的に「音楽がわからない人でも楽しめるような作りにする」を目標に作られていたそうですが、アニメはこういう「音楽が分かる人だとちょっと楽しいかも!」というのがさらに深まると、うれしいなーうふふー。
 

あと、かきふらい先生は本当にウゴウゴルーガ好きですね。(ここは原作そのまま)
しかと、みかん星人、テレビくん、シュールくん、おやじむし、とパロディ勢ぞろい。
で、問題のおやじむし(どせいさん?)なんですが。

原作通り澪のものでした。
ハッ!
おやじむしのマスコットって、律がカバンにつけてますよね。いつも。
で、澪がぬいぐるみを持っている……これは……なにやら予感が! 百合レーダーがうずく!
 
その他にも細かいトコロを見ていけば、律のポッケに手を入れてパタパタとか、なんで憂は親指で「めっ!」なんだよとか、唯のカバン前背負いとか、「やめてくださいこんなところで」ってことはこんなところじゃなくていいんだねあずにゃん!とかもー語りたいとこだらけですがきりがないのでここまでで。
しかし次回「ドラマー」かあ。……どうしても自分がドラムやってるのもあるし、オリジナルエピソードっぽいので気になってねれません割とマジで。
どうしよう。
毎週幸せ過ぎて、ほんとこれが終わる日がいずれくることが怖い。まだ二話なのに!
多分すっごいニコニコしてこのアニメ見ながら、梓と同じ顔を自分はしている気がします。おっさんだけど。
あー。「らき☆すた」の時もそうだったなあ……。ほんと「しろいうさぎとくろいうさぎ」みたいで、嫌になっちゃうんですが、好きすぎるものがあるとこうなっちゃうから困る。
くそう、全力で楽しんでやるんだうぉおおお!!
 
今日もやられやく 『けいおん!!』第2話脚本が花田大先生で神回だったみたいだね
今日もやられやく 『けいおん!!』小ネタ集4
やられやくさん楽しそうだなー。
クラスメイト特定は楽しみ。なんか彼女たち、使い捨てじゃなくてちゃんと「唯達のクラスメイト、友達」として出てきそうで!個人的にルーズソックスのあの子に期待!期待だよ!
 
まごプログレッシブ:Part2〜Scenes From A Memory〜 「けいおん!!」の音楽ネタに見るスタッフのレトロな遊び心が素晴らしいという話
BIG ELFの一致っぷりがすごい!なるほどーーー!
 
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