伊波さんも佐藤さんもかわいいけど、山田（仮）もかわいいよ！「WORKING!!第１０話」

友人曰く。
「WORKING!!」の三大壊れやすいもの。

壁。

山田（仮）の皿。

佐藤さんの胃。
　
まったくですね。
　
さて、１０話なんですが、まったくもって

伊波さんと

佐藤さんの
ヒロインっぷりが留まるところを知りません。
特に、伊波さんが「小鳥ちゃん」事件で小鳥遊を「好き」認識してからのブーストが半端じゃないのですが、今まさにフルスロットルまっただ中です。今まで見ていなかった人でも今から見るのありだと思うですよ。このブースト大回転っぷりは一見の価値ありです。フィーバー鳴りっぱなし。
やはり人は相手のことを「好き」だと認識した瞬間、強烈な輝きを放つ恒星になりますね。
まさに「人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった（byハチクロ）」、そんな９話と１０話。全編を通して伊波さんのラブが溢れて止まりません。
個人的に一番好きな伊波さんショットはここです。

自らの口で、小鳥遊くんの妹なずなに、小鳥遊くんの事を「好き」だ、と打ち明けるシーン。
もっとも、いつもの通り勘違いのすれ違いで会話がお互い噛み合ってないオチなんですが。
ですが！
でも大きいのですよ。すごいのですよ。この伊波さんは昨日までの伊波さんと一味ちがうのですよ。
自らの口で、はっきりと「好き」だと理解し、受け入れ、口にしたんですよ。
これはでかい。ものすごい一歩です。
色々な葛藤とか迷いとかありつつも、一歩踏み出した。自らの意思で言った。
流されていない伊波さん、愛しくないわけがない。
　
今日もやられやく『WORKING!!』第10話　もう伊波ちゃん可愛すぎて殴られたい
なずな回と思ったら伊波回だった『WORKING!!』10話まとめ:萌えオタニュース速報
　
スレでも上がってますが、伊波さんのヘアピンなにげにきちんと付け替えられているんですよね。
そのヘアピンすべて、以前小鳥遊くんがくれたものなのを考えると込み上げてくるものがありますなんだよもうかわいいなあ！
　

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で、伊波さんのかわいさについてはもう自分が語ることは何も無い状態なので、自分にとっての真ヒロインである山田（仮）が今回も当然かわいかったということを書いていこうと思います。
　

●ザ・山田（仮）変装術●

OPの最初からこれで、いろんな汁が出そうになりました。
そうか！　そういえば小鳥ちゃんのカツラって山田（仮）のでしたね。
「なぜ持っているのか」「何に使うのか」全くもって詳細不明。
うん。胡散臭さ倍増中です。
　
そんな彼女のもうひとつの変装がこちらでした。

店長。
やべえ！
この手の細さと小ささが、僕を招いている！（天国へ
普段、杏子さんが割と背が大きいキャラなので山田（仮）の小ささ、か細さがより一層強調されていて、これは非常にヤバい。
　
繰り返しますが、手ですよ手。
山田（仮）の腕ものすごく細いだけじゃなくて、手がもうなんというかヒョロヒョロじゃないか！
わあ、もう見れば見るほど、この手を自分が握りしめる感覚すら脳内に描くこと容易な絵柄すぎて、なんかこうこみ上げてくるものがあります。色々センサー反応しまくりです。
指先割と冷たいかなあとか。でも手のひらあったかいのね。指先は折れるように細いのね。
山田（仮）の手をしっかりと握り締めたら、どんな感覚なのかが脳裏に浮かび上がってきます。
そんな君の手をぼくはしっかりと握って離さない、離さないんだ。
　
まあそんな僕の妄想はどうでもいいとしても、こうなってくると山田（仮）は一体何を持っているのか気になって仕方なくなってきます。
そもそも今こちら側がみている黒髪ロングの「山田（仮）」像すらも、実はニセモノなのではないかと。ありうる。
コミックの方でも山田（仮）兄（仮）が出てうろうろしていますが、このへんの謎はとけなくてナンボな気もするので「ウサンクサイ」と楽しんでおこうと思います。

カツラとった山田（仮）もちょうかわいい。
むしろかわいい。
　
そして是非ともこのポジションに着任したい。

カツラを取る相馬さんポジション。
うああもう、相馬さんがうらやましい！！
普段割とカップリングを楽しむ側の自分なんですが、だからこそ山田（仮）・相馬コンビも大好きではあるんですが、こう、もやもやっと、もやーもやーっと相馬さんに対しては嫉妬がわきます。
相馬さんポジションはなんておいしいんだろう……山田（仮）にこんな姿勢取らせることできるんだぜ……。
というかワグナリアの中でも二番目くらいにフラットな位置なので、相馬さんの位置はほんと羨ましいです。
　

●山田（仮）ウザかわいいです！●

さて、山田（仮）のかわいらしさといえば、なんといってもウザカワなところ。
ここでいう「うざい」はむしろ褒め言葉、なのは言うまでもないところですね。例としては「咲-Saki-」の池田ァとか。
今回の山田（仮）のウザさが炸裂したのはこのシーンでしょう。

テーブルのベルを連打する山田（仮）。
仕事後にお客さんとしてメシを食って、小鳥遊を振り回して遊ぶ山田（仮）。
う、う。
ウゼエ（愛
　
もうかわいさの弾丸ですよ。
ようするに寂しがり屋で、「怒られる」というのを分かって人にちょっかいかけて、そしてしまいには本気で怒られるところまでワンセット。
山田（仮）の場合は加えて「余計なことをしたのに相手にされずスルーされる」というパターンも加わるのでさらに強力。

ようは、自分側の目線から見た場合は立ち位置の確保のうまい子なんですよね。
キャラ作りがよくできているというか。
山田（仮）は確かに、なんにも考えていないだけのところも多々ありますが、結構「山田（仮）がこれを今言ったらスルーされるか怒られる」というのを分かって、地雷を踏んで歩いている気がしてなりません。
だって、地雷踏んだら爆音で人が寄ってきて、寂しくないですものね。
　
同時に山田（仮）は案外空気読んでいるところもあると思います。
なにやら停滞しそうな時にうまーく割って入ってかき混ぜるんですよね。
いわばハンドミキサーみたいな子だと思います。実際コミックスの方もそうですが、ワグナリアの雰囲気ががらっと変わったのは山田（仮）が入ってからでした。それぞれの「誰々が好き」と言う一方通行が凝り固まってしまって煮詰まった頃に転がり込んで、一気にめちゃくちゃにかき回していった感があります、特に佐藤さんと八千代さんがらみでは。
上のカット、個人的には「ここで山田（仮）が一言言って空振りしておくべきですね」と考えて……いるような……気がする……自信ないです。多分。
本当の意味での迷惑をかけたい、という悪い子じゃないんですよね。
　
まあなんにせよ「ボケキャラ」ぞろいの「WORKING!!」にあって、ぽぷら、佐藤さん、相馬さんの次くらいにアンテナの高い子であるのは間違いなさそうです。
が、分かってるのか分かってないのか飄々としているのもまた魅力なので、このまま生暖かく見守りたいところ。
　

●そしてこの顔である●

今回のベストオブ山田（仮）は、こちら。

ばん。
茶化されてむせている佐藤さんをニヤニヤしながら見ている山田（仮）。
佐藤さんかわいい。
それを上から目線で見ている山田（仮）かわいい。
アップにしてみましょう。

どや。
この「してやったり」顔である。しかも「してやった」のは山田（仮）じゃないのに。
これでこそ山田（仮）。
　
なんかもうね。
楽しそうだよね。
山田（仮）はうさんくさい割に意外と世間知らずだったりするじゃないですか。
そんな彼女が、楽しそうに笑えるこの職場がある、ってのが一番の魅力なんですよね。
うざいことをしても許される場だからこそ、ここまで彼女はイキイキ出来る、というのを本人も分かってる。
山田（仮）が笑うとワグナリアの魅力がワンランクアップするような気がします。
　

●影の大黒柱●

で、もう一ついいなあと思ったのがこのシーン。

漫画でも名シーンだった「未来の山田（仮）は出来ます」のカット。名言すぎですよね、未来の山田（仮）。
で、なんか雰囲気違うなーと。あれ、このシーンってこんなハートフルだったっけかな？
そう、小鳥遊の視線も山田（仮）に対してすごく温かい、まさにお兄さんのような視線になっているのと同時に、ぽぷらの視線がものっすごくあったかいんですよ。
　
今回は伊波ストームで「伊波さんは！　かわいい！　よ！」という回でしたが、山田（仮）もかわいかったですが、それ以上に種島ぽぷらが非常に気遣い出来る子であるというのがピックアップされた回だったとも思うんです。
たとえばこのシーン。
　
冒頭で、かたなしくんが伊波さんの気持ちに全く気づいていないのを見てヒントを与えるシーン。
それでも気づかないかたなしくんでした。
つい忘れがちになりますが（身長的な意味で）、ぽぷらってかたなしくんのリアル先輩なんですよね。
かたなしくんは（変態ではあるものの）かなりしっかりした男だと思います。伊波さんが惚れるのもよーく分かるほどの、とてもいい男です。むしろ言うべきことをはっきり言えるかたなしくんだからこそ、伊波さんは心を許せるし、救いがもたらされるべきなのを観客側としては受け止めやすいです。やさしいだけじゃだめなのよね。
参考・「異常」だと認められる幸せ「WORKING!!第８話」その２
そんな彼を支えられるのは、このワグナリアにおいてはただ一人ぽぷらだけです。
他の人も基本良い人だらけなんだけれども、自分のことで精一杯で人をフォローする所に到達出来ないんですよね。
　
ぽぷらは他の子達にもフォローを入れていくフットワークの軽さを持っています。
たとえば伊波さん。

伊波さんの気持ちを誰よりも早く察知して、はっきりと「かたなしくんのこと好きになっちゃったんでしょ」と明確化することで、彼女の背中を押すことになります。
もしここで彼女が話しかけなかったら、下手したら伊波さんは「好き」だというのもなかった事にしかねないですから、この会話は非常に重要な場面です。
すごく純粋で、考えるより先にすぐ相手のところに行けるんですよぽぷら。
　
このシーンもいいですね。

意気込む山田（仮）を激励するぽぷら。
山田（仮）とぽぷらのコンビのシーン、アニメになってかなり増えている気がします。
山田（仮）が喜ぶ顔って、先程も書きましたがワグナリアの雰囲気がいい証拠なんですよ。それを素直に一緒に喜べるぽぷらの存在は、山田（仮）にとってかなり大きいはずです。
　
割と恋愛関係・人間関係がこじれまくっているワグナリアですが、ぽぷらの位置は極フラットです。
ここまでフラットなヒロインも珍しい。かたなしくんが好いている、という設定はあるものの、本心は……最近の漫画を読めばよくわかるかと思います。ぽぷらもそれに気づいているんじゃないかな。
改めて先程の山田（仮）がしゃしゃり出てくるシーンをもう一度。

この構図実はものすごくうまい。
というのも背の高さ的にちょうどVの字になってるんですよね。そして中心がぽぷら。
他にも八千代や佐藤・相馬、あと普通などいますが、ぽぷらは一番小さい場所、一番低い位置にいます。
かわいがってみんながマスコット扱いしているけれども、低い位置からみんなのことをよく見て、すぐに相手とコミュニケーションを取って、解決して行こうとする。
実はぽぷらの存在こそが、ワグナリアの大黒柱なんじゃないかと。
ぽぷらがいなくなったらこの店ばらばらになるかもしれない、と思うほどに。
　
「恋愛」ベースでいえばヒロイン属性はめきめき薄くなっている（というか伊波、佐藤が濃すぎてかわいすぎるのでかなわない！）んですが、全体を俯瞰して見た時に、ある意味母親的存在としていつもそばにいてくれるのがぽぷらなんじゃないかと。これは漫画版の「見切れるの前提」なぽぷら像とちょっと違いますね。
そういう意味で「（オレの中で山田（仮）が正ヒロインだけど）WORKING!!のメイン軸はあくまでもぽぷら」という見方をしていこうかなーと思った次第です。
漫画版のどんどん影が薄くなるぽぷらも面白いんですが、ちょっとアニメの今回の話でぽぷら株の重みがわかって確変中です。
ぽぷらはかわいいね。

　
あれ、なんか話途中で変わっちゃったね。
　

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突然のなずなコーナー。
個人的に腹黒ロリ好きなのでなずなは好きなキャラですが、人気の程はどうなんだろう。
とりあえず今回の登場で人気ががつーんとあが……る以上に佐藤さんと伊波さんがかわいすぎてやっぱりサブの位置についた感がありますが。
　
ものすごく鋭くて頭が良くてよく育っている小学生ですが（現段階でかたなしくんとほぼ同じくらい）、原作の頃からあった「ぽんやりした雰囲気」を増幅させたこのキャラデザは秀逸だと思うんだ。
あと声。声がなずなすぎてやばい。THE・妹という感じになってます。
なーんかすごく見ていて落ち着くキャラデザインなんですが、どこがいいのかなあと見ていて気づきました。鼻と口の愛だがなずなは特に広いのがえらくかわいいんです。他のキャラも（他作品に比べると）広いんですが、なずなはそれを強調しながら、柔らかみのある雰囲気で整えています。かたんしくんとすごく似ていながらも、ちょっと違う。かつ「ぼんやり」と「かわいい」の間を縫うような絶妙なライン。うん、これは本当にかわいい。
というか「かわいい」キャラしかいないよこの作品！！　本当にもうー。えへへ。
　
　　　