たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

山田(仮)トリガーがみんなを幸せにしますよ!「WORKING!!第11話」

●ぽぷらさん見参!!!●

いやー、よかった!
なにがよかったかって、これですよこれ。

ぽぷら先輩まじかわいいなあおい!!
 
なぜこれを絶賛したいか簡単に説明。
前回の10話では「伊波がかたなしくんのことを好きになったことを自覚した」というシーンと「杏子さんがいなくなって佐藤さんに八千代がべたべたする」というシーンがうまーくつながれていました。この作品のメインヒロイン状態の伊波さんと佐藤さん(男だけど一番ヒロイン間違いなし)を、並列して特化することで、ぽぷらの立ち位置が大黒柱になっていくという非常にテクニカルな手法。4コマ漫画をそのまま原作の順番に並べるんじゃなくてシャッフルしてるんですよ。
で、10話はぽぷらが「意外とみんなの中心になっている」というのを描くために、伊波・山田(仮)・佐藤・かたなしあたりがワイワイガヤガヤしていました。

これ10話の途中のシーン。こんな感じで「目立たないけれどもいなければいけない中心的存在」がぽぷら。
ところが、前回はその代償として、10話では順番的には間に入っていたはずの「ぽぷらがかたなし君に告白するシーン」がカットされてしまいました。
 
ここにショックを受けた人は多かったと思います。ぽぷらがめちゃくちゃかわいい、かつ重要なシーンなので、ぽぷらファン落胆。
ところが……やってくれましたよ11話。

ぽぷら、かたなしくんに告白ターイム!
(コミックス4巻収録)
飛ばされていたのは、あくまでも伊波・佐藤にスポットをあてるためで、ぽぷらの鍵になる回はきちんと逃さなかった! ありがとうアニメスタッフ!
絶妙なシャッフルバランスに拍手喝采でございます。
 
にしても、普段は相手のフォロー役だったり、いじられ役だったり、なごませ役だったりするぽぷら。
目立たないのは(つかアニメだと結構目立ってますが)ほかのみんなの大切な支えになっているからに他なりません。その証拠に、漫画でもいわれてますがぽぷらには全員優しいですしね。
そのぽぷらが。普段は自分のことよりも人を優先するぽぷら先輩が。ワガママを言った!
これは大事なことです、重要な事件です。
ちなみに告白というのは……うん、そこは書くのは無粋ってもんですね。とりあえず「競合はしなかった」とだけ。
 
このエピソードが入ることで、12話(次回)はさらにぽぷらに焦点があたる構成になっているのも、なにげにすごい。
4コマ漫画だからシャッフルしやすい、とはいえ、原作のよさを壊さずに、かつシャッフルすることで物語の一貫性を持たせようとするこの試みは見事!
しかもキャラのかわいらしさや魅力を、偏りなく全員、まんべんなく毎回押し出している。あ、伊波さんと佐藤さんは別格ですが、それはヒロインだから仕方ないとして、それでもぽぷら、山田(仮)、かたなし、八千代、杏子さん、普通と、みーんな見所がある。

ほら、もうぽぷら目立たないなんて言えないくらいかわいいよ!
こんなにワガママを通してはにかむぽぷら先輩、珍しい気がします。だだはこねるけど(ちっちゃくないよ!!)、自分の意思でわがままできるのはレア。
話の流れ的にも、一旦小鳥ちゃんエピソード、伊波さん惚れて「好き」を認識する、というクッションを挟んだ後だからこそ、ぽぷらのかわいさ純粋さが目立つというのもうまい。彼女の「告白」は超純粋な「告白」でしたしね。
個人的に好きな、今回のマイベストぽぷら先輩はこれ。

なんだかんだで先輩しているぽぷら先輩。
まあ一瞬だけで、それ以外天然なのが「らしい」のですが、それでもかたなしくん視線(上から小さい子を見下ろすアングル)でお姉さんしているカットをきちんといれてくるんだもん、ええわー。いいわー。
 

●第三の視点、山田(仮)●

さて、今回特にピックアップしたいのは山田(仮)です。
またかよ! しつけえよ! とかいわれそうですが、だって、今回の山田(仮)すごいよ!(いつもすごいよ!)
あらゆるすべての事象のトリガーが山田(仮)なんですよ!
前回は伊波・佐藤を主役に置きながらぽぷらが軸だったように、今回は山田(仮)がなにもかもの引き金になっています。
物語を動かす、かきまぜる、そんな重要な位置にいる山田(仮)をちょっと見てみます。
 
まずはぽぷらの異変に気づいた山田(仮)。
 
山田(仮)はこういうところ妙に鋭いんですよね。というか他の人達(八千代とか)がトンチンカンで鈍すぎるだけかもしれませんが。
伊波さんのこととぽぷらのことを真剣に考えて泣いてしまう山田(仮)は実はけーっこう純粋。うさんくさいしうざいけど純粋。そこがいい。根はいい子なんだよ!
山田(仮)が「山田、ふたりとも好きなのに」と言ってうるうるし、伊波さんにフォローをするシーンはなかなかやるじゃん、という感じ。

原作だとドロドロの三角関係を期待しちゃったりするんですが、アニメでは極めて純粋に2人のことを心配しているのが面白いところ。このへん山田(仮)のキャラ優遇っぷりが見て取れますし、同時に山田(仮)がどういう立場なのかがしっかりとアニメ版では捉えられている気がします。
原作にある「山田(仮)は実はワグナリアの全員のことが好きで仕方がない」というところ、ですねかわいいなあもう!
まー、ぽぷらの件は自爆で終わるのですが、伊波さんを引き連れてことがこじれないようにしようとした山田(仮)はちょっとイイ。

二人でのぞき見するの図。山田(仮)と伊波さんペアは珍しいかもしれません。

でも目をおおいながらなんだかんだでしっかり見てる山田(仮)はちゃっかりものです。
伊波さん自体がこういう事態に慣れていないため、慌てすぎてぽぷらを応援してしまうんですが、それを山田(仮)が一応は引き止める、というキャラ関係の構図もまた面白い。
内容的にはほっといてもいいようなことではあるんですが、伊波さんがかたなしくんのことを思いやるきっかけづくりにはなりました。

ここのシーンで、伊波さんがぽぷらに、男の人の嫌がることってあるんだよと諭すシーンは非常にでかい一歩。だってあの伊波さん、男大嫌いの伊波さんが、かたなしくんのことを気遣ってる!
めきめき成長する伊波さん。シーン的にはぽぷらを思いやる伊波さん、なんですが、男性のことを思いやれるというのは今までの積み重ねがあったからに他なりません。
逆に伊波さんの引き金を引いた(ぽぷらが何かするよと伝えて困惑していた)山田(仮)が傍観者の位置に回っているのも面白いところ。
実は今回、OPが山田(仮)の語りから入るため(これは後述)、ここまでのぽぷらの部分、全部山田(仮)視点=視聴者視点なんですよね。
 

●ミキサー山田(仮)●

後半、物語をかっちゃきまわして*1、伊波さんとかたなしくんの距離を縮めたのが山田(仮)になります。

まずそもそも、真剣に悩んでいる人の横で怖い話を読んでいる山田(仮)がおかしい。
これでこそ山田(仮)! 山田(仮)オブ山田(仮)!
こういう余計なことをするあたりが山田(仮)のアイデンティティでもありますな。
ところがどっこい、これがきっかけとなって伊波さんが夜家に一人でいるのが怖くなってしまうという素晴らしい展開になります。

こんな顔されたらねー。ねー。
怖がる女の子って本当にかわいいね!
これで伊波さんのことを意識しないかたなしくんは本当にミニコン(not ロリコン)なんだなあとつくづく思いますもったいないああもったいない。
WORKING!!」のよさは、超据え膳状態なのに気付いていないことだらけな部分なので、こういうキュートな顔を見てニヤニヤするのが吉といえば吉。幸せといえば幸せ。ぼくら第三者ですから!

このシーンとか、もう恋人同士にしか見えません。なずなじゃなくても疑いますわ。
かたなしくんでもこんな顔伊波さんにするんですよねえ。ペット扱いのかたなしくんですが、こういう細かいシーンを見ると実はもう色々な感情が芽生えている、はず。ただ気付いていないだけ。
それもこれも、全部山田(仮)が余計なことをしたからだと思うと、胸が熱くなりますね。
 
ところが山田(仮)の引き金引きっぱなし乱射しっぱなしは留まるところを知りません。
 
自分で読んだ怪談が怖くて一人で屋根裏で寝られなくてついてきちゃう山田(仮)かわいいちょうかわいい。
かわいいけどそれなんかおかしいだろ!というツッコミはさておき、これがまさかの引き金になって、小鳥遊家に山田(仮)と伊波さんが転がり込むんだから、もう山田(仮)、グッジョブ!としか言いようが無いじゃないですか!
 
まー、山田(仮)が引き金を引きまくって、伊波・かたなしくんライン、八千代・佐藤さんラインをうまーくかき混ぜているのが、この作品の重要なポイントの一つだと思います。
確かに山田(仮)自体かわいいですし(ここポイント)、山田(仮)が仕事せずに人に迷惑かけまくっているのが笑えるのですが、山田(仮)視点って視聴者の代弁者でもあるんですよね。
視聴者は全員の心理を知っているわけで、いわば一番みんなの気持ちに関して鋭い立場にいます。当然です。
その鋭さと、停滞をぶち壊して面白くしたいという思いを全部山田(仮)が背負ってくれる。これはでかい。
山田(仮)はそういう面で、ギャグキャラクターであると同時に、アニメにおいては視聴者そのものでもあります。
だってさー。
山田(仮)って、ワグナリアの全員が好きじゃないですか。
で。
視聴者も、ワグナリアの全員が好きになっちゃうように描かれているじゃないですか。
そういうことなんだと思うんですよ。好きだからついちょっかい出しちゃう。
加えて、いいなあーと思うのは上記のシーンでも、山田(仮)が伊波さんに「邪魔してごめんなさい!」と言えちゃうこと。
山田(仮)はぼくらのニヤニヤのトリガーを、思いっきり引いてくれるね!えへへ!
 
それでも山田(仮)自体がかわいい、というかウザかわいいのは、山田(仮)の行動が短絡的で裏表なさすぎだからでもあります。
正確に言うと「氏素性はうさんくさい」けれども「性格は裏表無さ過ぎる」というか。なんだこのかわいい生き物は。
 
ロリコン踏み絵みたいな2カットですね。おっぱいに目がいくか、山田(仮)の脚に目が行くか!
ぼくはもちろん山田(仮)です当たり前じゃないですか!(かたなしくん口調で
彼女の純粋さは、どちらかというと伊波さんやぽぷらのような「良い子」らしさではなく、「幼さ」に近いです。まさかパジャマになってじゃれつくことでこんなにもそれがピックアップされるたー思わなかった。
あと、梢姉さんとの対比で幼さがさらに強化されているというのもあるでしょうね。色々な年齢層のキャラ出てくるアニメではありますが、梢姉さんの色っぽさ、女臭さは突出しています。山田(仮)の幼さもそこに入ると突出します。
この幼さがまさか次のトリガーを引くことになろうとは……。
 
あっさり伊波さんがかたなしくんの事を好きだと梢姉さんに言ってしまう山田(仮)
考えてからしゃべるように、という相馬さんの言葉を「考えればしゃべっていい」と解釈しているあたりが山田(仮)クオリティ。
つかこれ、子供が「ナイショにしないとだめだよ!」って言っているのに「ナイショだからね!」って人に伝言しちゃうのとまるまんま同じですよね。
おかげさまでこんなことになりました。

密室で二人きりのかたなしくんと伊波さん。
すげーよこのシーン。
あの、男嫌いの伊波さんが、好きになっちゃった男の子の前で、パジャマで二人きりですよ!
そりゃ照れるわ!意識もするわ!
ところがこれが、悪化の方向ではなくいい方向に進むあたりが山田(仮)トリガーの恐ろしいところ。
崖っぷちで限界でこらえる、じゃないんですよね。山田(仮)トリガーからの連鎖(この場合は山田(仮)→梢姉さん→こんな事態)は、時に崖から飛び降りちゃった状態の勇気を与えてくれます。原作読んでいる方なら、小鳥ちゃんデート回なんかでもそのへんよくわかるんじゃないかと。

男性恐怖症が治っても、私にかまって……私としゃべってくれる?

伊波さんがこんなことを言えたのは、トリガーからの連鎖で二人きりのシチュエーションが、かたなしくんの部屋でできたからにほかなりません。
こんな特殊シチュエーションじゃなければ、伊波さん絶対こんなこと言う勇気でなかったと思うよ!
伊波さんがこんなことをわざわざ言うのは理由があります。
「小鳥遊君は、私が男性恐怖症なのを治そうとしてくれている」→「私は小鳥遊君のことが好き」→「男性恐怖症が治るまではずっと付き合ってくれる」→「男性恐怖症が治ったら私から離れて行ってしまう?」→「なら男性恐怖症のままの方がいいのか?」→「でもそれでは小鳥遊君に迷惑をかけてしまう」以下ループ。
気持ちすっごくわかりますよ。そういうのってありますよ。
あるけれども、実は答えはすごく単純。一人で悶々と考えずに人と話せば分かる事。
伊波さん、よく頑張った!よく言えた!えらい!
えらいが、ここまでの流れ(怖い話、小鳥遊家に乱入、梢姉さんにばらす)がすべて山田(仮)トリガーだったことを考えると、山田(仮)は天の采配としか思えません。
恐るべし、山田(仮)。
 

●終の日●

さて、急に話が変わります。
ここで、佐藤さんと八千代さんと、店長の話を見てみます。
というか、あと2話で終わる「WORKING!!」についても考えます。

佐藤さんは割と何度も「オレはこの店をいずれやめる」という話をしています。特に八千代さんに告白が出来て、だめだったらきっぱりやめるとまで言っています(ぼかした感じで)。まあそうじゃなくても、バイトですからいずれやめはしますわな。
ところがそれを聞いて、八千代さんは非常に困惑します。

いつまでも一緒にはいられない。それはそうなんだけども。
八千代さんの世界観は極めて狭いです。これは佐藤さんも何度も八千代さんに言っていますが、八千代さんの見ている世界は杏子さんの周辺だけ。他の広い広い世界を全く知りません。ケータイの使い方も分からない、まさにお嬢様状態。しかも地味に元いじめられっ子だったという設定がジワジワ効いてきます。
そんな八千代さんの心の中に飛び込んで、切り開いたのは佐藤さんなわけですよ。

これは過去のシーン。うっかりときめいた佐藤さんまじかわいい。
この八千代さんを見て分かるように、佐藤さんは八千代さんにとってはある意味最初の、同い年の友人なのです。
佐藤さんだって別に好き好んでやめたがっているわけじゃないですが、現実としてワグナリアが全てではないのはわかっています。
しかし八千代さんはワグナリアが全てなんです。
このギャップが、八千代さんをものすごく困惑させます。
興味深いのは、その後の杏子さん。

意外なことに、沢山の人がでたり入ったりしているのを見ていると言うのに、八千代さんが、佐藤さんがやめるのを心配しているのを見て、動揺します。
何かがのどに詰まっている感じ。そう言います。
これがなんなのか、原作でもアニメでも答えは出されません。しかし極めて重要なシーン、杏子さんが感情を顕にする類まれなシーンです。
自分を慕っていた八千代が佐藤さんに気を寄せているのが複雑なのか、はたまた今のスタッフの集団の輪が破れるのが引っかかるのか、それは杏子さんにすら分からないのです。
 
これが最終回二つ前(ニュータイプ情報によると13話が最終話、サブタイは未定)に描かれているのが興味深いというか、なんともこっちの心臓を突いてくるというか。
そうなんだよなー、ワグナリアのこの幸せな空間はずーーーーっと見ていたいと思うわけですよ。たとえばそれはみんなのことが好きで仕方ない山田(仮)視点だったり。あるいはかたなしくんの「しょうもないなあ」という視点だったりで。居心地がいいんですよ。
だけど、入れ替わる日はくる。ましてや恋愛沙汰が絡めば人間関係も変わる。変わらないものはない。
それは幸せかもしれないし、不幸かもしれない。いずれにしろ何かは変わる。
改めて杏子さんの「何かがのどに詰まっている感じ」の重みが増します。
物語的にも二期を渇望しますが、それでも一旦は区切りがくる。アニメだしね。
この「何かがのどに詰まっている感じ」はどう昇華されていくんでしょうか。
 

●山田(仮)の優雅なる生活●

そんな重い話をしつつ、山田(仮)で締めます。
ぶっちゃけこのシーンの話がしたくてこの記事書いてます!
 
山田(仮)は、ワグナリアの屋根裏で生活していますが。

広いなおい!!!!!
あ、うん、まあ、倉庫だと考えれば、広いよね。ただここまで広いイメージがなかったのでちょっとびびりました。

そして、現時点ではまじで3種類の服しかもっていない山田(仮)
(ワグナリア制服・謎の学校制服・謎の体操服(寝間着替わり)
相馬さんが5万円分服を買ってくれる日は、アニメで来るんでしょうか……。
でだ。
寝起きですよ。山田(仮)のマジプライベートですよ。一人の瞬間ですよ。
見よ、この寝起き姿を……!

なんてかわいいんだ!!!
普段から寝ぼけたような山田(仮)が、本当に寝ぼけている瞬間ですよ。
女の子の5大かわいい瞬間の一つと言っていいじゃないかな!
(好きな人の前で照れているシーン・喜んでいるシーン・寝ぼけているシーン・酔っているシーン・頑張っているシーン。自分基準で適当に選びました。)
しかも山田(仮)、サービスも完璧です。

あくびです!あくびはいりました!
山田(仮)完璧です!
パーフェクトかつセレブな一日です!
地味に他のキャラクター達、女の子としての隙がほとんどありません。伊波さんも、ぽぷらも、八千代さんも、割ときっちり真面目でしっかりしているため、だらしない部分を見せません。ちゃんと女の子しているのです。(除く店長)。
しかし、山田(仮)はその点隙だらけです。
個人的に山田(仮)のそんな、隙だらけな人生が大好きなのです。まさに素。素の塊。

杏子さんや八千代さんもそれを知っていて、お店の水で身支度するのを黙認という優しさ。杏子さんも相当ずうずうしい人ですが、こういう所妙に優しいんですよね。とても一回のお菓子で懐柔されただけとは思えない。なんだかんだで良い人です。
だからこそというか、山田(仮)も全員のことが大好きです。
掛け値なしに「みんなが好きです!」と言える山田(仮)が、正直とても愛しいです。
 
先程も、前回も書きましたが、この作品視点がものすごく入り組んでいて、人間関係も複雑極まりないんですが(単に「恋愛」でくくれない)、フラットな立場のぽぷら視点・山田(仮)視点で物語を見ていくと、ワグナリアにおけるお互いの「好き」「嫌いじゃない」のバランスが上手く保たれているのがわかるんじゃないかなあ、とぼんやり考えたりします。だからこそ二人に恋愛沙汰がないのも、納得。
まあ、山田(仮)に関しては相馬さんとの関係が気になるのですが……正直嫉妬してしまう自分がいる。
ちょっとコメントで面白いのがあったのでピックアップ。

さんた
WORKING!!の中でも、相馬山田コンビは恋愛色のない異色のコンビですよね。
だからこそ、カプ萌えというよりもやもや〜とする気持ちわかります。
私が相馬さんファンで、山田さんが抱きつくたび嫉妬心を感じていたので、逆の立場から同じことを感じてらして驚きました。
他の男女ペアに関してはむしろときめきを覚えるのに、何なのでしょうかね〜(笑)』

だよね!
さっきの杏子さんのセリフじゃないけど、「何かがのどに詰まっている感じ」でならない。まー恋愛じゃないのはわかってるんだけど、だからこそというか……。
ほんに、「WORKING!!」の人間関係は、「恋愛」とか「友情」でくくれない、微妙なバランスでなりたっとるわいのう。
 
最後に一つ。

山田(仮)の手はやたら細くて小さく描かれることが多いので、ぼくドキドキして大変なんだけどどうしよう。
山田(仮)の指先、絶対細くて冷たくて、でも手のひらは温かくて汗かいちゃうタイプだぜ……。ヒャー。
ちなみにぽぷらの手はぷにぷにですごくあったかいと思うんだ。
 
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え、ジョッキ?
梢姉さん用としか思えないんですが…。
 8巻は7月24日発売。
7巻が佐藤さんのラインも、かたなしくんのラインも大きく前進しまくっているので……続きが気になりまくりだよコノヤロー!
 
「WORKING!!」アニメ化で最も恩恵を受けているぽぷらちゃんかわいい。
山田(!?)の すごい ウザ可愛さ 「WORKING!! 第7話」
山田(仮)が登場二回目にして存在感ありすぎな件。「WORKING!!第8話」その1
「異常」だと認められる幸せ「WORKING!!第8話」その2
札幌あちらこちら、舞台探訪。「WORKING!!第8話」その3
伊波さんも佐藤さんもかわいいけど、山田(仮)もかわいいよ!「WORKING!!第10話」
 

*1:北海道弁で「めちゃくちゃにかきまぜる」こと