ひとはが呼んだ「しんちゃん」の意味を考える→改「佐藤くん」の意味を考える「みつどもえ１９７卵性」

さて、みなさん一番気になるのは松岡がまだ丸井家にいるかどうかだと思います。
１９５卵性で突然乗り込んできた松岡さん、その後さすがに帰るだろうと思ったら実は先週の時点でまだ帰っていないという衝撃の事実。
ギャグマンガだからさっくりなかった事にするのかと思ったら……とんでもない霊媒少女だよ……。
　
じゃあ今週はどうでしょう。

！？
何だプールでこの組み合わせは！？
いやいや、ただ一緒にいるだけかもしれない……。
しかし待ってくれ。ひとはが、自分から松岡と行動するというのはちょっと有り得ないんじゃないか。
ということは、これはひょっとしてまだ丸井家にいる可能性ありということです。
帰れ。
　
それにしても最近の松岡の株の上がりっぷりが半端じゃないです。自分の中で。
特にここ。

スレンダーであばらの浮いている体型！
なのにおっぱいはそこそこある上に、なだらかなおしり！
なにこれ、黙ってれば最高に美人な上にスタイルもいいとか反則じゃないの。
反則ですが、しゃべるとチャラになるのでやっぱり松岡でした。
もうしばらく丸井家にいたらさらに面白いことになりそうでたまりません。なんか今までの出番の少なさを取り戻すかのごとくの急ピッチな追い上げに私少々動揺しております。
松岡が可愛く見えるなんて……仕方ないよね……。
　

●兄さんいい加減にしろ●

とはいえ今回のトラブルメーカーは松岡ではなくて（いや松岡もトラブルメーカーだけどさ）、紛う方無き、おがちん兄でしたね。
あらゆる変態の多い作品で、これまでは作者公認で一番変なのは松岡でしたが、ぶっちゃけ最近松岡が普通に可愛いので、「一番クレイジー」という点ではおがちん兄が群を抜いてトップに躍り出まくっていると思います。
なんせこのヒトコマでもう何もかもがだいなし。

このヒトコマだけ、みつどもえを知らない人に見せたら、混乱して数秒固まる気がします。
なんだこれ。
発言もおかしいのがおがちん兄。いつもですが。
今回の名言はここですね。

妹の可愛さが事件です。

この街は平和だね。
　
にしてもおがちんも相当にクレイジーな子ですが、おがちん兄のクレイジーさはおがちんを普通にかわいらしい、恋する普通の子に見せる効果があるのが特徴。
普段はおがちんが場をかきまぜる役なんですが、おがちん兄がいるとおがちんが普通の少女に相対的になるんですよね。
（普通を強調してみました）

漫画という媒体を通してみているからニヤニヤ出来るシーンですがっていうかエロいんですが、こんなこと横でされてたらドン引きしますわ。
おい警官。俺と変われ。
……いえなんでもないです。
この明らかに楽しんでいる感じに「イラッ」ときますね。
とはいえおかげでこんなかわいいおがちんが見られるので、感謝するべきでしょうか。
オチ的には感謝したくないですが。
何度でも「お兄ちゃんなんて大嫌い！」って言われればいいのに！（それが見たいだけ
　

●ひとはの発言を考える●

ここまでは前フリです。
今回最大の問題はひとはの発言です。
まずこのコマを見てください。

あんなに嫌がっていた松岡とも一緒にいる上に、苦しんでいるおがちんを助けるべく奔走するひとは。
ものすごい成長したというか、驚くほど世話焼きが出来るいい子になっています。
おいおい、ひとはがどんどん完璧超人になっていくよ！
ここで「佐藤くん」と発言しているところに注目してください。
　
ふたばとしんちゃん（佐藤くん）は幼なじみ、イコール、みつばとひとはもしんちゃんとは幼なじみ、です。
しかしそれは今まで描かれていませんでした。
最近になってやっと「みつばとしんちゃん」の距離が描かれていましたね。
うちのいもうとがばかでさー。「みつどもえ１８７卵性」
見たところ、みつばとしんちゃんは「そこまで仲良しではないけど顔はよく見知っている」程度だということが判明。その後これを機に一気に仲良くなります。
　
ではひとははどうか？
対外的には「佐藤くん」と、特に知り合いってほどの親しさではない扱い。
しかも最近までひとはは心を開かない、誰ともしゃべらない暗ガールでした。今は積極的に人に働きかける要石のようなキャラになっています。
ほんとに、ひとはがいないとこの漫画なりたたないくらいになりましたよね。ひとはの成長＝みつどもえ、ってくらいに。
興味深いのはこのコマです。

ここです。
モノローグで「しんちゃんが」って言ってるんですよ！
あれ？？？
　
上の１８７卵性ではそんなにしんちゃんとひとはは仲よさそうではなかったのですが、そういえばひとは、基本的には話すの未だに苦手ですし、それに心の中と口から出る言葉にギャップがある子でしたね。たとえば楽しくて気づいたら鼻歌歌っちゃってたりね。
となると、モノローグと実際に口にする言葉に差異があってもなんらおかしくない。
もしかしたら単なる誤植かもしれませんが、これはもしかしたらひとはは、しんちゃんを幼なじみとして見続けていた可能性があるともとれるんですよ。
だからひとはの中ではふたば同様「しんちゃん」。でも表に出したくないから「佐藤くん」。
もしこの仮説が本当なら、ひとはの心の扉はまだまだ広がるはずです。
だって……ひとはが持ってきているこの浮き輪自体が、しんちゃんに空気入れてもらってますからね。
意外なひとは・しんちゃんラインの描写に期待したい！
　

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追記。

いつも楽しみに見させていただいています！今回のひとはの「しんちゃん」呼びですが、割と初めから「しんちゃん」でしたよ。ふたばの千葉氏への誕生日プレゼント話と、先週？のふたばの柔らかい部分探しの話でも「しんちゃん」と言っていたはずです。言うのも差し出がましいと思ったのですが、私もしんちゃん呼びは気になっていたので……すみません。みつどもえだけではなくけいおんや他のレビューも楽しみにしています。 by nao

H
『いつも拝見してます。今回も面白い話でしたね。
佐藤君とひとはが結構喋ってた９２卵性でもひとはが「しんちゃん」呼びしていますね。幼い頃は、ふたばほどでなくても、佐藤君と遊んでたのでしょうか。色々想像すると興味深いですね〜。ではこれからも楽しみにしています。』

烏賊悪魔
『やわらか足の裏回でも、ひとはは多数男子面前で「しんちゃんが思い当たるところあるらしいよ」としんちゃんをひっぱってる描写がありましたね。
でも、「うちの妹がばかでさー」回では、少なくともしんちゃん側はひとはと一緒にいると間が持たないような描写をされています。
このあたりの意識の違いがまた新たな誤解とネタが生まれていくと楽しいですね。』

　

１９６卵性より。

９２卵性より。
　
ほんとだ！　指摘有り難うございます！
これはチェック甘かったですね。申し訳ない。「佐藤くん」と「しんちゃん」の差異で少し動揺していました。
　
となると逆ですね。「なぜ『佐藤くん』と呼んだのか」を考える必要があります。
考えられるのは

・松岡とはそこまでの仲ではない（千葉氏やしんちゃんは割と仲が近い）
・おがちんが叫んでいる「佐藤くん」というルールに則った

という理由が考えられます。
あとは上記にも書いた「心の扉を開いている相手かどうか」ですかね。
　
個人的に後者を推してみます。
というのも、おがちんが追っている「佐藤くん」は「しんちゃん」じゃないわけですよ。
いわば「佐藤くん」という幻影で、ひとはの知っている「しんちゃん」ではない。
となると、この二つを使い分けるのもなんとなくしっくりきます。
ひとはの心は複雑ですな。

成田
『はじめまして。いつも楽しく拝見させてもらっています。
ひとはのモノローグでの「しんちゃん」、私も注目しました。というか声が出そうなくらい驚きました。
というのも、ひとはが周りに誰も知りあいがいないのに、心の中で「しんちゃん」と考えていたからです。
ひとはが「しんちゃん」と発言したのは複数ありますが、その時は常にそばにふたばがいるんですよね。
ひとはが「しんちゃん」と発言する時は、（しんちゃんをいじる意味も含めて）ふたばに対して言っていたのではないかと妄想しております。』

なるほど確かに！　となると

「しんちゃん」というのはふたばに対して言っている表現

という状態からのズレが生じてもいるんですね。
友人とも話していたんですが「かつて幼い頃はふたばほどじゃないけど３人＋しんちゃんで遊んでいることは多かったんじゃないか？」という気がしてなりません。で、年齢を経て３・４年生くらいでふたば以外はしんちゃんと微妙な距離間が生まれて……そしてここで再構築。
だとしたらこう、……色々妄想かきたてられますな。
　
何にしても（誤植の可能性も含めて）、ふたばがひとはのことを「ひとは」と呼ぶ時と「ひと！」と呼ぶ時で心理状態が違うように、ひとはが「しんちゃん」「佐藤くん」と呼び分けているのは何らかの理由がある可能性大じゃないかな、と期待せざるをえません。
　
なんか色々な意見もらって「ああじゃないか」「こうじゃないか」って考えるのめっちゃたのしいっスね！
　

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それにしても伊藤さんの黒さが留まるところを知らない。
一番ストーキング度が高いのは伊藤さんなんじゃないだろうか。おがちんと加藤さんは素でいい子だからなあ。
　
Made in USSR : みつどもえ197卵性妹のかわいさが事件です/お兄ちゃんもう殺しちゃうかもしれない！！
「お兄ちゃんもう殺しちゃうかもしれな！！」発言はもう免職していいと思いますおがちん兄。この毒っぷりが「みつどもえ」の面白さだなあー。
　
今日もやられやく『みつどもえ』"雌豚"発言がまさかの規制・・・
個人的には「規制をするというネタ」のような気がしてならないです。前回の乳首にチクビとかは異常に貼りこみすぎていて明らかにネタでしたし。
しかし雌豚以上にすごいワードがいっぱいあるんですが、今後どうなるんでしょう。
　
追記・関西では「雌豚」規制がなかったとの情報！！　本当だったらなんかしらんけど、最高だ、な！
追記の追記・AT-Xでも「雌豚」規制なかったとのこと！！
　さすがスタッフさん、「雌豚」がいかに大事かをかわっていらっしゃる！規制はテレビの局側判断ということなのですね。
　ふーよかったよかった。「雌豚」のないみつどもえは、クリープのない珈琲みたいだよ。
　