たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

もうすっかりお姉さんよね、うふふ「みつどもえ199卵性」

さてここしばらくずーっと丸井家に住み込んでいた松岡さん。
彼女のかわいらしさや魅力も分かってきた今日この頃ですが、いい加減もう帰った頃ですかねー。
いやーでも松岡だからいるかもしらんなー。いい加減帰ればいいのにねー、ふははー。
さて、今週はどうかなー。


……。
……あれ?
帰ってるの?
松岡、丸井家と一緒にいない。
家に帰ってるの?
なんてこった!
 
あ、いや待てよ、これっていいことじゃね?いいことだよね?
なのになんだろうこの妙な寂しさ。
娘が嫁に行ったかのような……。
しかも松岡、数珠つけてないし、吉岡と楽しそうにしてチーム杉崎に復帰してる。
いやっ! す、すごくいいことじゃないか!
なのになにこの寂しさ。
 
あかん、これはあかんですよ。
宮下の浴衣が姿があるのに、松岡に目が真っ先に行ってしまった。まずいですよ。
松岡のことなんでこんなに気になるんだろう……。
 
いやしかし待てよ、彼女は私服=家に帰っていない可能性大ですよ。
巻末の次回予告は「夏休みも残りわずか。松岡は丸井家にいるのか?」
おぉ……おぉぉ……。
帰ってないかもしれない!!!
……ん?おかしい、なんで松岡のことで一喜一憂しているんだろう僕は……。
松岡に惚れてしまったクラスの少年の気持ちが今なら分かる。やっぱりこの子すげーかわいいよ。だまってたら。
 
にしても杉崎の浴衣センスはあいかわらずフリフリひらひらですな。「マリみて」の瞳子の正統継承者といっていいでしょう。
宮下は多分浴衣の下履いてないと思います。理由? そんなものはない! 僕がそう願うからだ!
 

●迷子力の高い杉崎家●

今回は6Pバージョンのお祭り迷子回でした。
迷子になったのは。

龍太くん。
 
彼の立ち位置って重要なんですよね。
三つ子ってようするに、一応姉妹順(ひとは<ふたば<みつば)はあるものの、実質同じ歳。
だから彼女たちの成長を確認する相対的な存在がないんですよね、普段は。
そのダラダラ感がいいのですが、「みつどもえ」は群像劇でそれぞれが動きながら成長していく物語。だからこそ三つ子の成長を確認したい瞬間も出てきます。
そこで大切なのが、杉崎の弟龍太の存在です。

すっげーさりげないシーンだし、突っ込みどころとしては「ホントよく迷子になる姉弟よね!!」というみっちゃんのセリフだったりします。
まったくだよ、杉崎もプールで迷子になって泣きまくってましたしね。その時に一緒に捜しに行ったのはひとは。
杉崎はその他にも、初詣でも迷子になっていましたね。その時一緒にいたのはみっちゃん。
そして今回は丸井家一家と出会った龍太。
 
ここね、さりげなくそえられたひとはの手が、いいんだよ!
ひとはは恩着せがましくなく、さりげなく龍太に接することができる子であると同時に、スキンシップがきちんとできる子なんですよね、おそらく三つ子の中で最も。
ふたばのはスキンシップと違いますし(殴ったり蹴ったり)、みつばはなかなかスキンシップまでの距離感がある子なのですが、ひとははこういう時手を差し伸べることのできるくらいに成長しています。そういえば杉崎迷子の時も手をつないでいましたね。
 
みつばのリアクションもいいと思うんですよ。
もう何も言わずとも、龍太を助けるの前提で動いているんですよね。小学生だったら放置してもいいくらいなのに、率先して真っ先に提案するのがみつば。おいおい、いいお姉ちゃんじゃないか。
みつば自体はなんだかんだで(三つ子とは言え)長女なので、このへん真っ先に動けるスキルを身につけているんですよね。
 

●チームワーク!●


普段仲の悪いひとはとみつばが、龍太を楽しませるという目的故に結託するってのはいいネ!
このアイコンタクト最高じゃないですか。
結果がアレだけど、本当にいい顔してるよ、みっちゃん! ひと!
この二人の顔を見るだけでも、今回は満足できる回だと思います。いや大げさではなく。
 
3人の絆がそれぞれ(ふたば・ひとは、ひとは・みつば、みつば・ふたば)描かれることは多いですが、3人で力をあわせる瞬間は割と少なめ。それを引き出すには全員がお姉ちゃんにならないといけないんですが、その役にまわったのが龍太なんですよね。

ふたばすらも常識人になる龍太の存在!
ここでプリキュア風な美少女戦士を選ぶあたりが、みっちゃんらしいところですが、なんとも微笑ましいシーンじゃあないですか。
ひとはのチョイスがまたいいですよ。

ヒール(悪役)に回れるひとは!
悪役はたとえ演技でも、まわりたくないものです。それを買って出ることがきでるひとはは本当に素晴らしい。
そういえばガチレンごっこでもわりと彼女はヒール買ってでますね。
 
オチが相変わらず勘違いが勘違いを読んでいるのはみつどもえのお約束ですが、ここまで家族全員(パパも含む!!)力をあわせている回ってもしかしたら初じゃないでしょうか。
全員が「龍太を助けたい」という一本軸があるおかげで、全然ぶれずに「助ける」「喜ばせる」にギアが入ります。
非常にレアな回でした。全部龍太いてこそ、ですね。
ある意味、作品の「弟」ポジションをおさえた良い配置です。
 
にしても。

このパワーパフZで、フレッシュなプリキュア気味な女の子を「女のくせにつえー」と称する龍太少年よ。
君はまだわかってない!
女の子はなあ、女の子だから強いんだよ!
(以下、龍太に無駄な説教モード
 

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Made in USSR : みつどもえ199卵性 いつもがひどいだけよ/見た目は怖いがとても心の優しい怪獣なんだよ
後一回で200回かあ・・・感慨深い。