たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

最小の「LO」!

タイトル超シンプルにしてみました。
最小なんです。
すげーちっちゃいんです。
何がかって?
表紙を見てください。
じゃん。
LO (エルオー) 2010年 10月号 [雑誌]
問・LOの文字を探せ。
最初左上の「10」がLOに見えたんですが、違うのね。左腕の花火のそばにあるのが「LO」の文字。
つーか。
かつてここまで本の題名がちいさい雑誌があっただろうか。いやない。
小さすぎて思わず友人と「ちっさ!」と叫んでしまいました。
 
面白いのはそこだけじゃないです。
ぶっちゃけ書店に並んでいたら本の題名分からないレベルの小ささですよこれ。多分エロマンガのみならず、あらゆる雑誌の中でここまでちいさい題名は初だと思います。
なのに。
なのにですよ。
この本は「LO」だって分かるんですよ。
たかみち絵パワーすげー!
もう自分はLO信者なのでベタ褒めしますけどね。ここまで凝ったデザインの雑誌表紙は、エロマンガだけじゃなく全雑誌通じてこの雑誌くらいだと思いますよええもう。だって何の本か、初見さんにはちっとも分からないのに、でも伝わるんだもの。「少女」だって。ほんとすげえよ、すごすぎて想像の域の「雑誌」の枠をはるかにとびこえちゃったよ。
もう79冊目になるLOですが、ここにきてまたとんでもないデザインが飛び出したなあ、よくアイデア枯渇しないなあと感嘆するばかり。
もちろん奇をてらうだけじゃなく、デザインとして美しいのが見事です。
 
キャッチコピーがまたいいんですよね。

どうか神さま、私を忘れないで

意味深ですね。
神さまって誰だろう?女の子?それとも別のなにか?
私ってだれ?こっちがわ?少女?
もう深読みのしがいありすぎるコピーですが、これだけは言える。
花火をもって走りまわる少女のこの一瞬の美しさは永遠。一生忘れない。
たかみち先生が持った脳の中のカメラが切り取る少女は、ぼくらに永遠の追体験をさせてくれます。
 

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内容はもうちょっとじっくり読んでからにしたいですが、町田ひらく先生復活、バーぴぃ先生と杉浦次郎先生の中編が完結、ろーるちゃん復活と結構どえらいことになっています。
あとあわじひめじ先生の言語センスは天才すぎてもうこれからも着いて行きまくります。
27日にはNoise先生二冊目と、鶴山ミト先生初単行本でますね。今年は出まくり。

 
そしてなにより最大のニュースはにまじ先生発見大山田満月先生の単行本がついに発売の二つでしょうか。
まあ、にまじ先生の方は、体調不良気味らしいのであんまり手放しに「めでたい!」とは言いづらいですが、行方不明じゃなくてよかったです
ってか、てーか、大山田満月先生の単行本まじで!?
昔のCOMICアリスくらぶどころか、ホットミルク増刊「アリスの城」の頃のから収録されるんでしょうか。あれは出版社違うから無理かな。
ロリ漫画界の超大御所にして、一冊も単行本が出ていない伝説の作家さんなだけに、驚愕しまくりなんですが……今年のLOは「もっちゃん」の単行本化といい、半端じゃないよ、何かが起きてるとしか思えないよ!
大山田満月先生の単行本化の話で興奮出来る人は、エロマンガオタクか結構な歳の人だと思うのであんまりそれ以上踏み込みません。検索しても出てこないですしね。知らない人の方が圧倒的に多いと思います。
しかし、わからない人はとにかく伝説が本になって手にできる瞬間がくるんだくらいにおさえておいてほしいんです、まじで。エロリ幼女漫画が好きじゃなくても見ておく価値アリ。本気であり。
逆にこの喜びと感激を分かち合える人は握手してください。ガシッ。
 
そして、大山田満月作品を読んで鬱になれる日がまたくるのが楽しみでなりません。うふふ。