たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

みっちゃんマジ鬼畜雌豚。吉岡さんマジいんらん。伊藤さんマジ腹黒。「みつどもえ205卵性」


205卵性は扉絵のカラーが最高でしたね!
もうふたばはおしゃれをしたらかわいすぎてあぶないよ、危険だよ!(僕の心が)
面白いのはチーム杉崎との関係性が1枚に詰まっていたところです。
一人でこもるひとは、そこにうざいちょっかいを出しに行く宮なんとかさん
文字がおしい!脚を、脚を隠さないで!一番大事な宮下のひかがみとアキレス腱が見えないよ!
下でもしゃもしゃお菓子食べるいつものみっちゃん。
絶妙に見えないパンチラを撮ろうとしている杉崎。
……これどう見てもパンツ撮ってますよね。杉崎の写真フォルダーをちょっと公開してくれんかね。
そして無邪気にお洒落するふたばを飾る吉岡。キュートです。
オシャレとして数珠を渡そうとする松岡。間違ってます。
これだけ丸井家とチーム杉崎との人間関係が一枚に詰まっているのは見事。それでいてきちんと宮下の脚や松岡の鎖骨、ふたばや吉岡の太ももをもっちり描くフェティシズムも存在。加えて女の子らしさあふれる空間性も完璧。
いやあ、正直宮下ペロペロ(^ω^)したい自分ではありますが、ここまで完成された仲良し女の子空間を見ると、遠くから眺めていたいなあーという思いにかられます。
 

●驚異の三人四脚●

さて、運動会シーズンです。体育の日間近。
決まった競技はなぜか三人四脚。
なぜそんな特殊な競技になったのかは考えても仕方ないですが、ぶっちゃけこの構図を作りたかったからだと思います。

よりによって佐藤・みつば・おがちん。
そしてそれを見守る杉崎・宮下・吉岡。こっちは普通なのに。
 
実はこういう構図は非常に貴重。
というのもおがちんたち「佐藤が好きでしょうがない隊」と、「丸井家」と、「チーム杉崎」が全部一斉に絡むことって本当にレアなんですよね。今までも何度かあった程度。吉岡がおがちんに「好きな人いるの?」と聞きにいった時あたりです。そのくらいしかないのです。
そもそもおがちん達とチーム杉崎、そこまで仲良しでもないです。だからなおのことこのキャラ達が集合する状態は珍しいし、珍しいということは必ず事件が起きます。
チーム杉崎側の「しょうが隊」に対する視点がここで見えるのも面白いところです。宮下も杉崎も、やっぱりおがちんの異常行動には辟易しているんですね。吉岡は単に場の雰囲気に困っているだけのようです。
丸井家としょうが隊はそこまで敬遠している仲というわけでもないのですが、チーム杉崎としょうが隊は「なるべく距離をおいておこう」という雰囲気あるようです。
まあ、単純に話題や趣味があわないから、単純に無関心なだけかもしれません。が、「困ったちゃん」なのは共通認識のようです。
 

●ひさしぶりのみっちゃん●

さて、途中から一転して、みつばのサドガール設定が息を吹き返します。
一週前は! あんなに! 優しい! 子だったのに!

ピキーン(ペルソナ4のカットイン風に
作者自身ネタにしていますがみっちゃんの「サディスト」設定は忘れた頃にやってきます。
ほんと、何故に今更!という感じで。
しかし、毎回サディストなより、普段いい子だけど時々おかしくなる、というこのバランスは適切。だって、左端の壊れたみつばの顔、もうひどいじゃないですか(みつばのことは褒めてない・のりお先生のことは褒めている)
どうしようもない鬼畜雌豚だよ!
また、この後の展開がいいんですよね。正直みつばがサディスティックになる気持ち、わかっちゃうくらいに。

これはクるね。
おがちん株がグイーンと上がると同時に、普段最強なおがちんが泣き叫ぶ姿に興奮するというのは、えらいよくわかってしまうから怖い。この漫画怖い。饅頭怖い。
だいたい「久しぶり」というサディスト設定が顔を出すと、冷静に突っ込むのがひとは、というのもうまい。以前もそういえばまるっきり同じでしたな。
しっかし、普段は絶対揺るがず爆進するおがちんがこうやって泣き叫んでいるのを見ると、すごく小さく見えてゾクゾクしてしまいますね……あ、ゾクゾクしてるのはみつばだよ!ぼくじゃないよ!
うそです。ぼくもです。
この構図はエロい。さすが「みつどもえ」だぜ。
 

●今回の影のヒロイン、いんらん吉岡さん●

今回はみつば・佐藤・おがちんがメインですが、実のところ吉岡と宮下の漫才を見せるための回だったと言っても過言ではありません。
もー吉岡の暴走っぷりがすごい。
 
一個目。

おがちんが佐藤の手に顔を近づけているのを、「みつばにおがちんがキスしようとしていた」と勘違いする吉岡さん。
どうしてそうなる。

あ、でもそう見えますね。
これは仕方ない。うん。仕方ない。
千葉氏目(´−_−`)の宮下はもう「慣れているよ」という熟年夫婦っぷりです。
 
二個目。

うん。
これはちょっと考えすぎだな。
この競技がなんなのかを吉岡すでに忘れています。お脳から飛んでいます。
「はっ」じゃないよ。そして相手にもしない宮下超男前。
 
三個目。

暴走始まりました。
ってか、だからさ、矢印間違ってるから!吉岡さん!
吉岡は人の恋愛話にやたらめったらくいつく割に、本当の恋だけはなぜかアンテナが立ちません。
佐藤・おがちんのラインがハートならまだ興奮するのも分かるんですが、なぜそこが対立関係になるのか、彼女の思考パターン本当に読めませんから。
正しい「好き」だけを避けて通る吉岡の恋愛センサーマジハンパないです。ツジツマ合ってないよ。
この勘違い、今後もあとを引きそうで怖いです。饅頭怖い。
そして練習の話を持ち出す宮下。今回の宮下はずーっと細目です。
 
四個目。
ツッコミ疲れた宮下。ダヨネー。
恋愛スイッチが入って暴走すると、作中のあらゆるキャラの中で最も危険というか問題児なのが吉岡だったりします。話をこじらせる天才と言えます。まあ宮下も話をややこしくする天才ですが。
もう宮下は吉岡のこういう所長年(6年?)見続けてよーくわかってきているんでしょうね。止めても無駄だと。話を切り替えるしかないと。
この爆走吉岡、ついてけない宮下が205話の最も旨みのある部分かもしれません。ゴチになります
 

●さらに影の番長、伊藤さん●

そして最も存在感を放っていたのは伊藤さんでした。
先程のコマにもあったものを拡大ドン。

こええよ。
そもそも(みつばを挟んでいるとは言え)佐藤君と3人4脚ができる、というだけで伊藤さん的には嫉妬なんですね。
ここまであからさまに黒オーラ出してくれるとなんかもう楽しくなってきますな!

これすげー小さい部分なんですが、きっちりチャンピオン編集部が見つけてキャッチをいれていて大笑いしました。こまけーよ!
のりお先生的にも、チャンピオン編集部的にも、アニメスタッフ的にも、伊藤さんの黒い個性はそうとうお気に入りのようですね。
考えて見れば、変態松岡にしろ、サディストみつばにしろ、「実はすごくやさしくていい子」設定がちゃんとあってフォローされています。かわいいんですすごく。いい子なんですすごく。
しかし伊藤さんは、一点のよどみもなく真っ黒です。
よどみしかないです。
この徹底したヒールっぷり、確かにステキ!
ここまで来たら最後まで「いい子」な部分見せずに、ヒールに徹していただきたいものです。「明日のナージャ」のローズマリーばりに改心せずに貫き通す怖い子でいてください。
個人的には加藤さんの表情も気になりますが、おがちんの心配をしているのか、佐藤君に驚いているのか、ちょっと読み取れませんでした。両方かな?
 
Made in USSR : みつどもえ205卵性 さあやるわよ変態ども!!/一生かけて償います!!

このままではみつばはただの肉の衝立でしかないのですが、

火のない所にしか煙を立てない吉岡センサー

この方の言語センスは本当にすごすぎる。リスペクトしまくります。
それにしてもしんちゃんから見たらおがちんのスカートの中まじでやばい。
 

10巻は9月8日発売!!

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