たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「俺の嫁」と「見守っていたい彼女」いろんな愛の形 in 二次元

二次元嫁に対して、浮気してしまった時の言い訳を真剣に考えることありませんか? - さよならストレンジャー・ザン・パラダイス
あるある。
アマガミ」が大好きな僕ですが、梨穂子があまりにも好きすぎて、「梨穂子の誘いを無視して他の子に行くなんてできない!」と、何周しても梨穂子ルート以外に到達できないぼくです。
でも、梨穂子は大好きだけど、「WORKING!!」の山田はまた別の意味で大好きなわけで、「どちらも愛してる」と言えます。
あらまあ、嫁の多いこと! 浮気性!浮気性!
 
ただ、僕の場合もうちょっと事情が複雑で、悶々とすることがあるので綴ってみます。
真剣です。
 

●「好き」にも色々あってだな●

たとえば、「けいおん!」のキャラで誰が「好き?」と聞かれたら、一も二もなく田井中律さんと答えます。
律かわいいよ! 最高だよ律!

これも買いました。
ジャージってのがよくわかってるよね。彼女はこうだよね。そうそう。
で、コケティッシュなんだけどちゃんと空気も読んでいて距離感取るのがうまいというかね。
愛してます。
 
けれど「じゃあ律と付き合いたいの?」と言われたら「NO!」なんですよ。
いや、律みたいな女の子とは付き合いたいけど、律とは付き合ったらだめなんです、ぼくは律と付き合ったらいけないのです。
ぼくが好きなのは澪のことが大好きで、軽音部でニコニコしている律なので、僕がその中に入ってはいけない。
まー、「けいおん!」みたいな作品が特別なのかなあと思ったりもしましたが、あながちそうとも言い切れません。ちと古いですが「らんま1/2」のシャンプーは乱馬が好きだからかわいい、っていう前提ありきですし。
こういうカップリング脳の「好き」は一つ別次元で存在します。
関係性が好きなんだけれども、同時にキャラクターとしての深みも好き、というパターンです。
 
次に人はこう質問します。「じゃあ『けいおん!』で付き合いたいキャラいないの?」
いますよ。
純ちゃんです。
鈴木純ちゃん。彼女とは付き合いたい。デートもしたいしちゅっちゅしたい。部屋でごろごろしたい。
あと、ムラムラするのはあずにゃん
これは性欲。もうなんか言葉に出来ない。あの脚見ているだけでムラムラします。
それぞれ「好き」なんですが、律が好きというのと、純ちゃんが好き、梓が好き、全部違います。
だから例えば「律を愛してますか?」と言われたら「愛してます!」というし、「純ちゃん愛してるの?」と言われたら「愛してるよ!」と言います。
あずにゃんは愛しているというには申し訳ないくらいにムラムラが先行するので、ごめんね。
 

●「好き」の自己分析●

自己分析です。
「好きなキャラ」には幾つかのパターンがあります。
あくまでもぼくの場合です。
 
1・好みドンピシャの場合
これはキャラの造型や属性に関わるタイプの「好き」です。なので見た目から入る場合多いです。
例えばぼくはショートカットで活発な女の子が大好きなので、「プリキュア5」のりんちゃんさんが大好きです。
もちろんストーリーを追っていって彼女の深みを感じた上で更に好きにはなっていますが、見た目ありきです。
そういう意味だと、ぼくはウザカワ好きなので、ウザカワキャラ検索をした上で「キルミーベイベー」のやすなちゃんとか好きになりました。ウザカワ→やすなちゃん、の順です。
あと、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」だと田村麻奈実が好きなんですが、これはぼくが「幼馴染好き」という属性持ちで防御できないから、でもあります。ショートカットメガネだしね。
 
2・関係性に惚れ込む場合
カップリングだったり、友情だったりに惚れ込む場合です。なので作品をある程度見ないとハマらないパターンです。
上にもあげた「けいおん!」の律と澪なんかはこれです。律も澪もどっちもすっごい好きなんだけど、そこに「自分」が入らなくていいので「俺の嫁」じゃないんです。見ていられればイイ。
これ特に「マリみて」ですごい感じてまして、祥子・祐巳祐巳瞳子、聖・志摩子、聖・蓉子などなどツボ入りまくりでした。別に「百合」でくくる関係でもなんでもないんですが、その二人がいることで生まれる化学反応が好きだったのです。
個人的に勝手にツボに入ったのが、乃梨子瞳子でした。この二人がどうこうする描写はそんなにないんですが、勝手に僕の中で肥大化してしまい、乃梨子瞳子は「愛しているキャラ」殿堂入りしました。
 
3・言動がツボに入る場合
後付です。作品を見てからハマるパターン。1は作品を見る前から、です。
僕の場合は「WORKING!!」の山田葵はまさにこれでした。黒髪ロングは別に趣味でもなかったんですが、マンガで登場した途端ウザカワっぷりを発揮。あっという間にメロメロになりました。マンガで出たばっかりの頃は本当にいろんな人にうざがられていて、今みたいな人気なかったのよ。今の山田人気びっくりだよ。いいことです。
ギャップ萌えもこの中に入るかもしれません。見た目は好みじゃないけど、話したり動いているの見たら可愛くて愛しくなってしまうパターン。
たとえばソーシャルゲームの「アイドルマスターシンデレラガールズ」に神崎蘭子っていう中二病を患ったゴスロリっ子がいて、そこまで見た目好みではなかったんです。言動も最初から中二病全開で、あーネタキャラだなーと。しかし親愛度がマックスになってからの彼女のデレっぷりときたら。一気にフォーリンラブしました。そして、実はものすごくマジメでまともな子だというのが判明していきます。
ツンデレキャラなんかはここに入るかもしれません。とはいえ最近は「ツンデレ」が属性化しているので、ツンデレなら好き、という1のパターンもあるかも。
 
4・ムラムラする場合
恋愛感情とかじゃなくてもう、フェティッシュで性欲がかきたてられるキャラってあるんですよ僕の場合。
例えばさっき「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」で田村麻奈実が好きとかきましたが、ムラムラするのは桐乃の方です。もうダントツです。ムクムクです!ムクムクです!
まあアニメでも彼女の尻とか脚とかフェティッシュに意図的に描いているからなおのことではあるんですが、こればっかりはねえ……好きっていっていいのか迷います。愛している、ではないですね。萌え、という言葉でもいいのかもしれないけど「ムラムラする」が一番はまります。
最近ムラムラしたキャラは、「となりの関くん」の横井さんと、「ほんとにあった!霊媒先生」。
「となりの関くん」の横井さんに激しく劣情をいだいてしまう件 - たまごまごごはん
もう、押し倒してちゅっちゅしたいですね。
ただ、こういうのはほんと「好きなキャラ」となんか違う気がします。性欲から生まれる愛もあるけれどもー。
 
1から4はあんまりかぶらないので、実はそんなに悩みません。
まあ4は割りとかぶるかもしれませんが、「好き」カテゴリのフォルダが別々な感じです。
 
で、問題は2と3がかぶった場合です。
関係性が好きでしょうがない。
けれどそのキャラを愛してしまったので、自分とそのキャラの愛も育みたい。脳内で。
さて衝突してしまいます。どうしましょう。
 
解決策は「パラレル」にしてしまうことです。
友人と話していたのですが、たとえば「まどか☆マギカ」の杏子が大好きだったとします。
さやかと杏子の関係は非常によいものです。なのでそれはひとつの宇宙として、自分は入らない。さやか・杏子の箱庭です。
一方それはそれとして、自分と杏子が仲良く暮らす日々を夢想してもいいんじゃないかと。別次元で。
そのくらい妄想は自由なものだから。
「俺の嫁」でありつつ「○○の嫁」であることを肯定してみようか。 - たまごまごごはん
 
まーそもそも悩むなよって話ですが、こういう言い訳を準備して自分の「好き」を表明したり、小説やイラストなどの形にしたりするのは楽しいです。
形にしたいほど熱い思いだからこそ、「まあいいんじゃない?」じゃなく、なんらかの形で折り合いをつけようとしてしまう。
この感覚こそが面白いなーと自分でも思います。
そうやって折り合いをつけた結果、「嫁」が多くて苦労してしまうんだなー。
まいったなーえへへー。
まあ、順位付けはしたくないですが、「一番好きなキャラって誰なの?」と聞かれた時にぱっと言えると、ちょっといいなとは思ってます。面白いじゃん。
ぼくは山田葵ちゃん!

山田葵だいさくせん届きました。うじゃうじゃいて楽しいです。
 
微妙に蛇足ですが。
作品見始める時に「好きなキャラ」を先に作っておくと楽しみやすい、ってのはあるかもですね。
スポーツ見る時に応援するチームとりあえず決めておくのと同じで。後から変わることもあるけど、とりあえず好きなキャラがいると楽しさは増します。