ひとはさんったら意外と友達思いなんだからウフフ「みつどもえ２３１卵性」

みつどもえ２３１卵性読んだよー。
今週の宮下のコーナー。

相変わらず健康的な太ももを晒しております！晒しております！
以前も書きましたが、ショートソックスなのか、あるいは素足に靴なのか気になるところですね。どちらも好みです。
そして、個人的に興奮したのはここのシーンです。

ひとはが霊安室で寝ていた松岡を連れて帰るためにランドセルを下ろす時のひかがみ。
なんでしょうこのランドセルのおろし方のエロティックさ。つうか改めて文字にすると狂ってるシチュエーションですが。
死がある中の少女の健康美だから映えるのでしょうか。いや絶対そんな深くないですね。いいひかがみです。
　
さて、今回は以前学校の窓から転落（！）した松岡のお見舞いのシーンでした。
おで子、まさかのレギュラー入りなるか！？「みつどもえ２２９卵性」 - たまごまごごはん
やべっちとひとはは一度お見舞いに行ってますが、そのあとチーム杉崎＋ひとはで行ったんですね。
冷静に考えたらとんでもないシチュエーションなんですが、松岡なら無事なんじゃないのとふっと思ってしまうあたりが松岡たる所以というか。だって松岡だし。
でもぼく松岡大好きですよ。あの子絶対かわいいから。超美少女だから。

な！　かわいい。
まあセリフが見えないから普通の美少女に見えるってのはありますが。でもこの狂気が松岡のいいところなので。
ただ、あまりにも彼女の怪我の治りが遅い。
理由は、「病院」というシチュエーションに松岡が興奮しすぎて徘徊しているためでした。

ひとははわかっていたようですが、なんつーか、色々アウトなことさらっとやるよね、みつどもえ。大好き。
みつどもえ再開後の、宮下のツッコミも冴えをどんどん取り戻し始めています。
このコマ大好きです。激しいツッコミじゃなくて「童謡みたい」とボソッとね。やはりこの変なやりとりのテンポこそみつどもえ的だなあとしみじみします。
　
改めて、今回宮下お見舞い組を確認します。

右から杉崎、吉岡、宮下、ひとはです。
ちょっと面白い組み合わせですね。
ひとはが来ているのは二通り理由が考えられました。ひとつはやべっちに「友だちでしょ」と言われて松岡係を命ぜられていたから。
ふたつめはチーム杉崎と本質的な部分でちゃんと仲がいいのがひとはだから。
ひとつめは多分間違い無いです。というのもひとはのセリフに「ああ、今日もいないよ……」というのがあるからです。要するにひとはは松岡のお見舞いに何度も来ているんです。
自主的な部分もあると思いますが、千羽鶴は以前やべっちから作るように言われているものです。
となると、チーム杉崎は今回初お見舞いです。
まあクラスの千羽鶴とお花を持ってきた、というのは理由の一つですが、そもそも松岡自体がチーム杉崎の一員。忘れがちだけど間違いなく。
特に杉崎はそういうおせっかい焼きな部分が強い子なので、今回来ている可能性は高いです。
宮下はまー、あんまり考えてないんじゃないかなあと思うんですが、吉岡が面白いんですよ。

ほう？？
　
もうちょっと人間関係を考えなおしてみます。
杉崎と宮下は「一応」松岡の友達です。が、松岡の暴走は全く理解できません。全くです。
ひとはと松岡は、ひとはは否定していますが、比較的仲がいいです。初期のころから松岡がひっついてきているのが面倒だという部分もありますが、なんせ松岡がひとはのお布団でお泊りしているくらいです、理解はできなくても何らかの心通じた部分はありそうです。
それを立証するかのごとく、今回のひとはは松岡に対してさりげないデレを見せています。

これ意外でしたねえ。いや必然？
ひとはは松岡のお見舞いが、基本的には「イヤ」。
けれども松岡の好みを把握して、菊の花に黒い千羽鶴６６６匹と、見事に松岡を喜ばせています。
そもそもやりたがっていないはずなのです。今回も体裁として「本人の希望」といっていますが、実はひとはが自分から考えて松岡の好みにあわせたという行動を取っているのは注目すべきポイント。
杉崎達はひとはよりはるかに長いこと一緒にいたはずなのに、一番理解できていたのがひとはというのは面白い部分です。
　
となると、吉岡の「私だってさっちゃんの友達なのに……」はあながちおかしくないんですよね。
宮下の「その対抗心全然わかんないわ」のほうが確かに松岡の異常さを考えるとわかるんですが、描かれていない時間が吉岡の一言で見えてきます。
そもそも連載前のみつごがまだ忌み嫌われていた時点で、松岡はどういう立ち位置だったんだろうか？
松岡も浮いてはいたけど、やっぱりチーム杉崎の一員で、吉岡と仲良くしていたんじゃないだろうか。
吉岡は松岡に、普段宮下にはあまりできなかったドラマの話をしていたりした経緯もあるので、チーム杉崎でも特に吉岡・松岡ラインは仲良しだった可能性はあります（お互い絶対噛みあってないと思うけど）。
となると、吉岡はひとはも松岡も（宮下との仲良しさとは別ベクトルで）好きなだけに、ちょっと複雑でしょうね。
　
一方ひとはは、デレを見せたかとおもいきや。

んんんんーー？
ひとりごとですこれ。「別に学校が平和でいいけど……」のあとにどう続くんでしょうか。
これは行間を読ませる感じで、答えがありません。かなーーーりひとはは松岡に心寄せている感じ（心配している）はしますが、彼女の中でも揺れているように個人的には思えます。近づき過ぎないように、でも気になる、みたいな。

まあ、フリーダムに霊安室うろちょろされちゃあね。
また消毒用アルコール飲んで少し落ち着かせたほうがいいんじゃないでしょうか。
でもこのめちゃくちゃさ＋フキンシンさが松岡の魅力ですしおすし……。
　
みつどもえに出てくる彼女たちの仲は「友達か」「友だちじゃないか」で割り切れない部分でフラフラしているから、魅力的だと、ぼくは思うんだな。
ひとはは、これでまた友情ってどう持てばいいのかせいちょうしたんだ。
　
Made in USSR bis : みつどもえ231卵性　病院は命の現場だよ！？/そこは仏さんのベッドだよ